のんた君精根尽き果てる
霜が降りて原野は霧で白く光り、とても寒かったけど、澄み切った快晴の朝でした。こんな快晴の日は、早々あるもんじゃありません。そこで突然原始砂丘林へ入り、海岸まで出てみようと決心しました。留守番はまだ必要、なんてついこの前ブログに書いたような気がしますが、2時に帰ると留守電をかけて、おにぎりとお茶、熊よけの鈴ももって行きました。
昨年は時期が遅かったので木々の紅葉は終わっていましたが、今は、赤や黄色にツタや葉っぱが紅葉して、林の中を歩いてもとてもカラフルでした。そのかわり、湿原の紅葉はまだで、やはり砂丘林の中は、暖かいんだと思いました。
いろいろあったのですが、それは「景色」にそのうちUPするとして…。とにかく今回は、未知の世界、海岸まで行く事が最大の目的でした。のんた君が熊の気配を感じて嫌がればすぐに帰ろうと思ったけど、のんた君はまったく嫌がる気配もなくどんどん歩きます。あともう少しで海岸へ出るのではないか、と思うところまで行ったのですが、2時間以上歩いて、12時になってしまいました。
あと10分歩けば確実に海岸に出ると分かれば、行く所でしたけど、分からないし、なんとなくのんた君の様子がだんだん疲れてきている感じでしたので、すぱっと決断して、引き返すことにしました。それまでは、元気に歩いていたのんた君、どんどん足取りが重くなってきたので、休憩をマメにとってやることにしました。
最初の休憩では、座っていましたが、次は伏せの状態になり、その次は、手足を横に投げ出して、横になったきり、動こうとしません。そのときは、道々444号線にでるまであと20分ほどでした。このまますぐに帰れば、2時に間に合ったのですけど、なんだか可哀想になって、2時に遅れてもいいやと思い、しばらく寝かせました。
やっとのことで、原始砂丘林を抜けて道々444号線にでたら、のんた君は足がもうヨロヨロになってしまって、もつれたと思ったら、倒れこんで動かなくなりました。車はひっきりなしに通る道端で、仕方なく私も座り込んでどうしたものかと途方にくれました。しかし、30キロの体を背負って歩くわけには行きません。いつもなら15分もあれば家に帰れるところを、休みながらゆっくり歩いて1時間かけて帰り、ついたのは3時過ぎでした。
原始砂丘林の道がどこまで繋がっているのか体験したいし、今日はまた新しくきれいな沼を見て感動したんですけど、のんた君の体力がもたないのなら、終着点まで行くのは、あきらめるしかないなと思いました。のんた君がいてこその、原始砂丘林です。のんた君はトラウマになって、しばらくは私と散歩してくれなくなるかもなあ。