« 2008年07月30日 | メイン | 2008年08月01日 »

2008年07月31日 ( 曇り のち 雨 )

お客さんお客さんにいろいろ教わる

 今日は7月の終わりと言うのに、ご夫婦が一組だけのお客さんです。宿としてはちょっと淋しい。でもそのご夫婦、駐車場の林を一生懸命覗き込んでいたので、「野鳥ですか?」と尋ねると、「カタツムリを見ていたんです」との答えに、なにやら普通の人ではない(?!)気配。聞くと今から40年も前に、サロベツの調査によく来ていたのだとか。

 植生や、野鳥、野生動物にも詳しい方でしたが、今やはり気になるのは熊の事。原始砂丘林にも調査に入ったと言っていたので、いろいろ聞いてみました。原始砂丘林に熊が生息していてもまったく不思議じゃないし、オスはあちこち移動するけど、メスは住み着いたらその場所を離れないとか言っていました。

 自分達が見た糞は、熊のだろうか?とか、黒い毛がついた穴を見たんだけど、入り口が狭かったので熊のじゃないような気がしたけど、と言うと、頭が入れば、体全部が入るもんだから、穴の入り口は小さいんだ、とか教えてくれました。

 秋になれば、原始砂丘林の遊歩道を、海岸に出るまで行ってみたい、大昔の地図で調べるて、おそらく今まで入った所までの距離を倍歩けば、海岸に出るだろうと予想しているんだけど、どうも実際に熊を見たというお客さんが出れば、気持ちは萎えています。

 鈴を鳴らしながらとか、ラジオをかけながらとか、とにかく自分の存在を熊に知らしめて、歩けばいいのだ、実際熊がいる所への調査は、私もそうしていましたよ、と、お客さんは言っていました。またやはり、犬は勘がいいので、犬が教えてくれるかも、と言っていました。

 ああ、しかしなあ、原始砂丘林のあの奥に、大小様々な沼が点在する別世界が広がっているのは分かるんだけど、びくつきながら行っても楽しめないし。やっぱり今年の秋は、原始砂丘林に行かないで、おとなしくしていようかなあ…。