サロベツ原生花園は、花や野鳥など見どころがいっぱい

サロベツ原生花園(サロベツ湿原センターの自然観察路)へは、民宿あしたの城から車で5分ほどの距離です。

サロベツ湿原センターが泥炭工場跡地に誕生し、それに伴ってサロベツ原生花園の自然観察路(木道)も移設されました。林あり、沼あり、泥炭採掘跡ありで、今までの原生花園よりも変化に富んだ風景です。また、シマアオジ、ツメナガセキレイなど、旧原生花園でおなじみだった野鳥たちも、こちらの自然観察路から見ることができます。

このページは観光スポットとして紹介しておりますが「サロベツの景色」には、リアルタイムで花の開花情報や風景を更新していきますので、ぜひそちらもご覧ください。サロベツ湿原センターの館内などは「サロベツ湿原センター」で紹介しています。

また「サロベツ野鳥掲示板」も設置してみましたので、野鳥の情報はこちらをご覧ください。

自然観察路の案内図

サロベツ原生花園案内図

四季の風景と代表的な花

早春(4月~5月上旬)

本州で4月といえば桜が咲いて春本番といった所ですが、サロベツ原野の春は遅いです。湿原よりも早く林の中で水芭蕉やリュウキンカが咲きだします。

サロベツ原野と利尻

5月上旬

湿原は新緑にはまだ遠く、残雪の利尻が青空に映えます。

サロベツ原野と利尻

5月上旬

雪解け水の影響で、湿原の水位は高いです。

水芭蕉

5月上旬 水芭蕉

西側の林の中で見られます。

春(5月中旬~6月上旬)

ゴールデンウィークを過ぎるとさすがに雪も降らなくなり、新緑の季節を迎え、牧草地ではタンポポが一面に咲き、山菜がおいしい季節となります。サロベツ原生花園でも、小さくて地味ながら、遅い春を告げる花が咲き始めます。

ショウジョバカマ

5月下旬 ショウジョバカマ

東側木道の南に咲いていて、けっこう花色に濃淡がある。

ハルリンドウ

5月下旬 ハルリンドウ

東側木道の南に咲いていて、朝早くは花が閉じている。

ミツガシワ

6月上旬 ミツガシワ

水位の高いところに咲いています。

初夏(6月中旬~7月中旬)

大きくて目立つ花が多く、一年で一番華やかな時期です。有名なエゾカンゾウの花は、広大な原野の中で微妙に咲く時期がずれて、 見ごろは2週間ばかり続きます。

カラマツソウ

6月下旬 カラマツソウ

エゾカンゾウとカラマツソウが一緒に咲く様子はパステル調できれいです。

エゾカンゾウ

6月中旬~7月上旬

エゾカンゾウは、他に花が咲いていても目に入らないぐらいの存在感です。

カキツバタ

7月 カキツバタ

豊富町のサロベツ原生花園に咲くあやめ類はカキツバタとノハナショウブです。

盛夏~晩夏(7月下旬~8月下旬)

盛夏に咲くのはタチギボウシ、晩夏に咲くのはサワギキョウと言った感じでしょうか。華やかなエゾカンゾウが咲き終わると、なにも咲いていないかのような印象をもたれるのですが、青紫系の花が主役となって、原野を彩ります。

タチギボウシ

7月下旬 タチギボウシ

エゾカンゾウに負けないぐらい、いっぱい咲くのだけど、色が地味なんです…。

キツリフネ

8月 キツリフネ

西側の林の中に咲いていますが、実は民宿の周りの林にも咲いています。

サワギキョウ

8月下旬 サワギキョウ

西側の林を抜けて、展望台を過ぎたところに群生しています。

秋(9月上旬~11月下旬)

観光客がいなくなった原野にただ風が吹きぬけます。黄金色に輝く葦原の中で一人たたずめば、 サロベツ原野の本当の魅力は、この寂寞とした風景にこそあるのではないかと思うのです。

ウメバチソウ

9月中旬 ウメバチソウ

9月はシーズン最後を飾る花が咲いています。

草紅葉

10月中旬 草紅葉

花は終わりですが、草紅葉が進んできます。

晩秋の原野

11月上旬

草紅葉で、サロベツ原野が黄金色に輝きます。

冬(12月上旬~3月下旬)

何もかも雪にうずもれ、色彩の無いモノトーンの世界です。天気のよい日に現れる利尻は、青空に白い稜線がくっきりと映えて、 夏よりも大きく、神々しく見えます。写真を撮ったら紹介します♪

野鳥の楽園 シマアオジなど希少な鳥に出会えるかも

観察時期は5月下旬~7月中旬

鳴き声を楽しみたいのなら5月下旬から、花と一緒に写真を撮りたいのなら、6月中旬からが良い時期かもしれません。

シマアオジ

シマアオジ

北海道でもサロベツだけでしか観察できなくなりました。

ノビタキ

ノビタキ

原生花園だけでなく、牧草地などいたるところにいます。

ツメナガセキレイ

ツメナガセキレイ

お腹の黄色が鮮やかで、見つけやすいです。

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