薪ストーブの持ち手が壊れて

矢印の先が壊れた持ち手エゾシカの角で作った持ち手
  上から薪を入れるときに持ち上げる蓋の持ち手が、壊れてしまいました。熱くないように木の持ち手があったのですが、割れてしまったのでした。「熱いから蓋をあけるときは、軍手をしないとだめだぞ」と言った宿主が、うっかり素手で触ってしまい「アヂ~ッ」と大騒ぎ。早く持ち手を作らなければ、宿主が一番やけどしそうです。

 「木で作るのがいいのかな~」と言っていたら、お客さんが「エゾシカの角で作ればいいでしょう」と言い、宿主は「おおそうだ、それいいね!」と言って、エゾシカの角を小屋から持ってきました。普通の家にはシカの角なんてないと思うけど、宿主は落ちていたシカの角を拾って物置小屋に置いていたのでした。

 そうして完成したのが、右の写真。でも完成品を見て、私とお客さんは不満でした。「どうせなら、シカの角らしく、ビュっと先がとがっていて欲しかったなあ」「せっかくのシカのインパクトが弱い!いっそシカの頭を持ち手として突き刺しておけば良かったんじゃない?」などと言いたい放題。そう、物置小屋には、これも拾ってきた角付きシカの頭ミイラが、あるのであります。

 気持ち悪いシカの頭ミイラが薪ストーブに付いていたら、お客さんが激減してしまうこと間違い無しのような気が…。「もうちょっと持ち手の先が格好良く見えるように細工はできる」などと宿主は言いますが、きっとこのままで終わりだろうな。やけどする心配もなく、薪を入れれるようになりました。

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2010年3月5日 | テーマ:薪ストーブ | コメント(2) |



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