15年前の娘の気持ちがよく分かる

 2~3日前に、舌の横に口内炎のようなものができて、そのうち治るだろうと思っていたら、日を追うごとに痛くなってきます。舌の横というと、舌癌ができやすい場所とか言って、ちょっとビビりますが、先日左側の歯の治療をして、右ばかりで噛んでいたので、それが原因かなあ、という気がします。普段は全く気にならないのに、いったん痛くなりだすと、モノを飲み込むのにいかに舌を使っているかが分かります。ご飯を食べるも一苦労です。

 こんな時に思い出すのは、15年前、娘がまだ2歳になったばかりのころです。息子がおなかの中にいたのですけど、切迫早産防止のため3か月以上入院していて、娘は宿主と二人だけでいました。それまで病気らしい病気をしたことがなかったのに、保育園から次々と病気をもらってきて、宿主を困らせました。極めつけは、「手足口病」でした。

 口の中にできものができて、痛いのですけど、おなかはすくのでご飯は食べたい、でも食べると痛い、ということで、わんわん泣きながらご飯を食べていたとのことでした。小さい子は、泣くしか表現できないですからね。宿主は困ってしまって、育児ノイローゼになる母親の気持ちがわかった、と言っていました。

 ああ、私もわんわん泣きながら食べたいところですが、私が泣いたところで誰も相手にしてくれないので、普段の倍以上の時間かけて、もそもそと食べることにします…。

キーワード

2010年10月5日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(5) |



このページの先頭へ