自分の感覚が少数派になっていくのね

今日泊まりに来るお客さんが「住所を教えてください」と電話して来たので、あ~これはナビで来るつもりだな~と思いました。「ここは都会と違って番地がないので、ナビで来ると反対に迷う人が多いんですよ」と説明すると、「なるほど」とすぐに納得してくれました。

でもナビで旅行するつもりなので、地図は持っていないと言われて、びっくりしました。都会では、というか、ほとんどのところがナビだけで十分で、地図なんてもう必要ないんですね。そしてナビは通用しないという感覚は、田舎に来て体験して初めて知ることなんでしょう。

宗谷岬にいると言われたので、「ナビで天塩を設定したら、きっと海岸の106号線からくる道を指示するだろうから、そうしたら…」と説明しました。そしてお客さんは無事迷わずに宿に到着することができました。ナビは困ったもんだな!と以前は思っておりましたが、もう我々の感覚が少数派になって行くのを実感しました。どんなナビでもうちを案内してくれるようになるのは、いつになるんだろうなあ。

お客さんは黒ラブを飼っているそうで、のんた君を見て「他人、いや他犬とは思えない」と言っていました。のんた君も、久々のお客さんを大歓迎しておりました。

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2011年2月8日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(4) |



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