吹雪で埋まった私道や車を掘り起こす

雪山に突っ込んだわけではありません周りを除雪
これは雪山に車が突っ込んだのではありません。家が揺れるほどの暴風雪の中に丸一日と一晩車を停めてあったら、前の半分が雪で埋まってしまったのです。この写真を見ると、サロベツでは雪が上から均等に降ってくるものではないとお分かりでしょう。地形と風向きで、雪の積もり方は違ってくるのです。

40号線が開通したようなので、444号線も開通したらすぐにお帰りになりたいお客さんのために、うちの私道を朝8時半から除雪を始めました。私道の除雪はフェイスブックに載せたので、こちらでは埋まってしまった車を掘り起こすことを中心に書きますね。

上からも崩して除雪最後はトラクターで引っ張る
除雪も体験ツアーだと前向きに楽しんでくださるお客さん、まわりを掘り、上から崩してそれを除雪機で跳ね飛ばして、車を掘り起こしていきます。最後は応援に来てくれたお隣さんのトラクターで引っ張ってもらいました。

いつもは遅くても8時過ぎに除雪に来てくれるお隣さんも、うち以上に雪が積もってしまって、この大きなロータリーで雪が飛ばず、ユンボで雪を掘りながら自宅の私道を開けたので、4時間もかかったといっていました。それから急いでうちに除雪に来てくれたのでした。

宿主も自分の除雪機で3時間近くかけて車一台分の道を開けましたが、お隣さんに比べるとまだうちの私道の雪の量は少ないと言っていました。お隣さんは私道を開けてすぐに来てくれたので、自宅周りはこれから戻ってするのだそうです。本当にいつもいつもありがたいことです。宿の私道の道幅をうんと広げてくれました。

こうして昼ごろになって私道が開通し、444号線も昼過ぎに開通して、お客さんは帰っていきました。名寄までですけど、無事に着けたかな。宗谷本線は終日運休で、JRで新しく来るはずだった人は来れませんでした。でも車でお越しの新しいお客さんは来れました。連泊の除雪体験をしたお客さんは、明日肩や腕がパンパンに張るだろうなあ。

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2013年3月3日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(2) |

コメント

コメント

  1. なまら より:

    写真の様子をみると、雪のあるところと、あまりないところ、極端ですね。変化があって写真の対象としては面白そうに思いました。

  2. あしたの城 より:

    とにかくすごい風で、お隣さんどうしでも、道の方角とか周りの木の並び具合で、雪の入り方は違っていましたよ。




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