手すりをつけることにしました

新館と言いながらこの建物も今年で22年目です。22年前、建てるときのお客さんは10代後半から20代、せいぜい30代前半がほとんどでした。それがずっと続くような気持ちで建てたのです。ところが今では、6月のお客さんの平均年齢は60代かもしれません。昔は思いもしなかったことが、いろいろ問題となって出てきました。ということで、階段に手すりをつけることにしました。材料はホームセンターで買ってきて宿主が取り付ける予定です。

これから若い人が徐々に増えてきますけど、若い人と言っても、40歳で「お兄さん」と呼ばれるぐらいです。昔と違ってきたなあと思うのは、若い人でも「個室」を希望する人が多いことです。22年前は、個室なんて取っていなかったけど、これからの時代、個室でも使えるような部屋にしようということで、2段ベッドとそうでない部屋を作ったのでした。それだけは、良かったかなあと思います。

そういえば、各ベッドにコンセントが必要なんてことも、22年前は考えもしませんでしたよね。宿を始めて旧館時代からだと37年、宿主も白髪だらけの立派な爺さんになりました。世の中の流れに合わせながら、これからもやれるところまで宿をやっていきたいと思います。

キーワード

2014年7月16日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |

コメント

コメントは受け付けていません。



このページの先頭へ