バイクで来るなと説得する

 いつもなら初雪は、昼間にぱらぱらっと降って積もらずに消えるとか、朝起きると積もっていても、昼までに溶けるとか、そんな感じなのでありますが、今年は1日に降った雪がずっと溶けずにあります。おまけに最高気温も0度前後で、道路はざくざくの雪がすっかり凍ってしまっています。

 そう言う状態ですので、昨日の夜、夏用タイヤのバイクで来ると言うお客さんがいたので、やめるよう強く言いました。一日で走る距離を二日に分けて走るので、何とかなるんじゃないかと思っているようですが、距離の問題じゃない、道路の状態の問題なのです。

 今は支笏湖の辺りにいるというので、「道北に来るのはやめたほうがいい、夏用タイヤのバイクで来ようなんて、自殺しに来るようなものですよ!」と説得しました。その人がスリップするだけでなくて、周りの車だって事故に巻き込む可能性があります。宿にとっては、お客さんに来てもらうほうが儲かってよいのですが、やめさせることが良心というのもでしょう。

 支笏湖あたりに雪が降っていなくて、まったく普通の路面状態なら、せっかく休みを取って、北海道にまで上陸して…、と思っているかもしれません。明日は寒気も弱まると言うので、やっぱり北上して、どこか他の宿に泊まろう、なんて思ってなければいいけどなあ。

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2009年11月3日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |



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