除雪の話

 風がやんだ分、マイナス5度の気温でも今日は暖かく感じられました。雪は深々と降り積もって、朝7時前ぐらいに、隣のIさんがロータリーをトラクターに付けて、除雪しに来てくれました。

 この場所に移ってから除雪は隣のIさんが好意でしてくれていて、ここ数年は息子のY君がしてくれていました。でも忙しいときにわざわざ来てくれるのはY君に気の毒なので、宿主はできるだけ自分で除雪しようとしておりました。

 5月にY君が亡くなって、宿主は「これを機に自立して、自分の除雪機で除雪をするから」と言ったのですが、Iさんは、「自分の家だって除雪しないといけないんだし、ついでにしてやるから気にするな!」と言ってくれていたのでした。

 じぶんちの小さな除雪機でやると2時間、トラクターですると10分ほどです。どっぷり降ってしまった日なんて大変で、そんな日にトラクターのロータリーで勇ましく雪を跳ね飛ばしながら来てくれると、本当に助かるし、子供たちはズボズボ雪に埋まりながらスクールバスに乗りに行かなくてすみます。

 昼前の列車に乗るお客さんを送りに行く前に、自分の除雪機で除雪しようと思っていた宿主は、しみじみと、本当にありがたくて、申し訳ないなあ、と言っていました。

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2009年12月17日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |



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