月の写真を撮りたいな~

それはまだ夏の暑い盛りのことでした。湿原センター遊歩道を歩いていると、カタンと音がして、足元を転がっていくものがあるではありませんか。拾い上げてみると、それは3年間、レンズにくっついて離れなかったPLフィルターだったのです。あれだけ外そうとして爪先が内出血し、宿主にも頼んで外そうとしても、外れなかったPLフィルターが自然と落ちたのです。これは神の啓示だと思いました。さあお前さん、これで夜空の写真を撮れるぞよ!と天の声がしました…。

というのは大げさな話なんですが、なぜか外れたPLフィルター、もうこりてしまって使いたいときだけゆるくはめて、普段はスカイライトフィルターにしています。PLフィルターが外れて、夕日の写真がとても撮りやすくなりました。お客さんも少なくなり、夕暮れ時も早くなってきて、いよいよ夜空の写真に挑戦しようと注文した三脚が今日届きました。レリーズはあるし、いよいよ準備は整ったのです。と言いながら昼間は相変わらず笹の根っこ取りをしています。落葉が始まるまでに何とか少しでも多く笹の根っこを取りたいし、疲れてしまって夜は早く寝てしまうし、いつ撮れるかな~。

星空もいいけど、月を撮ってみたいです。大きな月、赤い月、三日月、原野の霧を照らす月、いろいろ幻想的な月を見ているので、そういうのが撮れたらいいな~。でもさすがに、構図を決めてシャッターを切るだけ、というわけにはいかないだろうから、お見せできるような写真がいつ撮れるかは、気長にお待ちくださいね。

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2012年10月6日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(4) |



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