のんた君よりも宿主のほうがトラウマに?!

お散歩中の、のんた君板に加工中
側溝から引き揚げて家に連れて帰った時は、情緒不安定な動きを見せていたのんた君ですが、すっかり元気になりました。リードを見せても、ばててしまった農道に連れて行っても、動じることなくいつもの通り、過ごしています。それに引き換え宿主のほうが、すっかり変わってしまいました。宿主のほうがトラウマになってしまったみたいですね。今回元気になって散歩に行こうとすると、「長く歩かせるな」「無理させるな」「携帯を持って行け」「同じ農道を、歩かせるなんて可哀想じゃないか?」「リードを見せたら嫌がらないか?」とうるさいこと。

かつて私も砂丘林の中でバテさしたことがあるので(その事件はこちら)、私がのんた君と出かけるときは、絶対に無理をさせません。いつもは私が散歩をさせるので、土の上なら2時間以上歩けても、舗装道路は1時間ぐらいと知っておりました。宿主が過保護だとか甘すぎるとか、犬のくせに人間よりも歩けないのか、おれが鍛えてやる、なんて言っても、私は散歩時間の目安は守っていたのです。でも宿主は、いつもの農道散歩コースを、かなり長い別バージョンで歩いてしまったのですね。

いろんな方からメールや電話をいただきまして、宿主は、もしものことがあったら家族崩壊、離婚の危機やったなあ、と笑われたそうです。息子の自由な発想はのんた君を救いましたけど、宿主をも救ったんですね。あれから宿主は、私以上にのんた君をちやほやして、いつものドッグフードにとっておきの犬用缶詰を自ら開けてのんた君にやっていました。「そんな贅沢をさせたら、ドッグフードを食べんようになるで~」と言ったら、「のんた君の大好きな、犬用の鮭そぼろを作ってやれ」とか言い出すしまつ。

のんた君はケロリとして、自分がつながれていた農道ポール脇を歩いていますが、宿主はきっと、しばらくそこを歩けないと思います(^.^)

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2012年10月26日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメント(5) |



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