夏の天の川とさそり座

さそり座と天の川夜明け前本当は昨夜9時ごろに、月に照らされた景色と星空を撮るつもりでいたのですが、いざ撮ろうとしたら雲がすごく出てきて、結局35ミリで遠景にピントを合わせたまま(利尻方面を撮ろうとしてたので)やめて玄関にそのまま機材を置きっぱなしにしていました。

夜半過ぎに晴れるという天気予報を見たせいか、目覚ましがなくても4時に目が開いて、外を見ると…、おお、雲がきれいさっぱり消え去っているではないですか。これはそのまま機材が玄関に置きっぱなしになっているし撮らなくちゃ、ということで布団を抜け出しました。今はもう4時過ぎに薄明が始まるので、防寒着を着てスノーシューをはいて歩き出すと、見た目はそんなに変化がなくても写真で撮ると、どんどん空の色が変わってきてしまいます。

夏は裏の家の敷地との境界線に笹があるのでその向こうには行けませんが、冬は笹が雪の下なので、どんどん家から下がっていけます。夏は下がれないので普段は20ミリとかよく使っていますが、今回はぐんと下がって35ミリで撮ってみました。なんだかさそり座と天の川が迫力あって、超広角でないのもいいかもなあ!と思いました。

しばらく撮って、最初は行く気がなかった裏の丘まで遠征することにしました。まだ暗いのですけど、目が慣れてくると懐中電灯なしで雪明りの中歩けます(何度も歩いている所でもありますし)丘に登るまで、10分もかかりません。でも空はかなり明るくなっていました。最初から丘に登るつもりで早めに来ていたら、もっと違う写真が撮れていたかもと思うと、ちょっと残念です。写真はぜひともクリックして大きくして見てくださいね!

これからどんどん暖かくなって雪が溶けるという予報ですので、雪があるうちに写真を撮るのも、あと何回機会がありますかねえ。月明かり、雪明りでの北天グルグルも撮ってみたいんですけどね。

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2016年3月15日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(4) |



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