今でもどこからか、やってきそうな気はするのだが

1年ぶりに宅配便の配達担当に戻った人が荷物を持ってやってきました。「あれ…ワンちゃんは?」と聞かれたので、「この1月に死にました」と言うと、「人懐こい可愛い犬だったのにねえ」と残念がってくれました。風除室に、犬用のお椀も身づくろい用のセットもなかったので、あれ…?!と思ったそうです。

先日来たお客さんが、飼っていたラブラドールは、12歳と10か月まで生きたと言っていました。ちょうどのんた君より1年長生きしたということになります。最後は介護が必要になったんだとか。

のんた君がまだ生きていた今年の初め、だんだん年を取って反射神経も鈍くなってきているので、この夏は庭で放し飼いにするのはやめようと言っていました。駐車場に出迎えに行って誤ってお客さんなり宅配の人なり、車でのんた君を轢いてしまうかもしれないと思ったからです。

のんた君が生きていたら、今頃は介護が必要になってきていたんだろうか。それとも、秋の入れ替えで花壇をほじくり返している横に、いつものようにいてくれたんだろうか。具合が悪くなる直前まで普通に生活していたのんた君、全く我々の手を煩わせることはありませんでした。潔すぎるよなあと、今でもやっぱりのんた君のことを思い出すのでした。

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2016年10月11日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメント(4) |



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