撮影は2月の半ば、打ち合わせも入れると4日間もかけたんだよ
ボクのコーナー「黒ラブのんた君の部屋」は、ふつう昔のものは保存しないのだけど、 フジテレビのめざましテレビ「きょうのわんこスペシャル」に出演したんで、母さんが記念に保存版を作ってくれることになったんだ。 ボクの名前にはちゃんと「野太」という漢字があって、野に太く生きる、という意味がこめられていたの、知っていた? 2011年3月4日に放送された「きょうのわんこスペシャル」撮影の様子をピックアップしてボクが紹介するね♪
スタッフの方と顔合わせ
2月の半ば、東京からテレビ局の取材スタッフが5人、あいさつに来たんだ。ボクの日常を撮影したいんだとか。 芸もしないイベントもない、こんな平凡なボクと日常で構わないのか、父さんと母さんは心配したらしいけど、 広い私有地で繋がれずに自由にしているわんこ、というだけでいいんだって!明日から始まる撮影の打ち合わせをしたよ。
姉ちゃんや兄ちゃんたちと裏の丘へ行く
撮影初日の日曜日は、兄ちゃんや姉ちゃんと、いつも行ってる裏の丘へ行ってきたよ。お隣さんの家の牧草地なんだけど、広大な土地を持つ近所の人たち、 いつもボクたちを自由に歩かせてくれているんだ。父さんや母さんはついて行かず、家からこっそり双眼鏡で「うまくやっているかな~?」と見ていたらしい。 この写真も家から望遠レンズで撮ったんだって。左端に兄ちゃんと姉ちゃんとボクがいるよ。
ボクの大好きな除雪の撮影
普段の生活でいいと言うので、父さんが除雪をしているところも撮ったよ。ボクは父さんが除雪しているのを一緒について歩くのが大好きなんだ。 リードをつけなかったら、どこかへ行ってしまわないのか、スタッフの人は気にしていたけど、ボクは普段からリードをせずに一緒にいるので、何の問題もないよ。
3日目になるとスタッフさんとすっかり仲良し
撮影最終日になると、ボクはもうスタッフさんとすっかり仲良し。いつもお客さんと一緒に遊んでいるから、だいたい人見知りもしないんだけどね。 最初のころは心配してのぞいていた母さんも、もうほったらかし。ボクだけでスタッフさんにくっついて撮影に応じていたのだ。
撮影に協力してくれたお客さんと
撮影に協力してくれたお客さんは、19歳の時に初めて泊まって以来25年間も来てくれている人だよ。「泊まる日に撮影があるんだけど、テレビに出ることになってもいいかな?」と母さんが聞くと、お客さんはびっくり!でも「いい経験になりそうだから!」と気持ちよくOKしてくれたんだ。協力してくれてどうもありがと!!
利尻山もきれいに見えて最高の天気
お客さんと原野方面に出かけた最終日は、一冬に何度もないような快晴の日。スタッフの人たちも「何回か道北に来ているけど、こんなに利尻山がきれいに見えたのは初めて!」と言っていたよ。ボクの日ごろの行いがいいからだね♪エヘン!
カメラマンさんは重いカメラをもって大変そうだった
スノーシューをはいて10キロ以上のカメラを持っているカメラマンさんは、はぁはぁ言っていたよ。毎日朝の6時から寒さに耐えながら撮影していた皆さん、北海道に来て初めて「暑い!」と思った撮影だったんだって!カメラをもって転んだスタッフさんも!あわててカメラの様子を確かめていたけど、大丈夫で良かったね♪
きょうのわんこスタッフの皆さんに感謝!
ということで、天気が悪かった時のために予備日もあったけど、撮影は3日間で無事終了したよ。「きょうのわんこ」は17年間同じスタッフの人たちが撮影しているんだって!犬の撮影に慣れたプロ中のプロに撮ってもらってボクはうれしかったな。おやつのジャーキーもありがとう。またいつか、会えたらいいなあ!