北海道サロベツ原野で過ごす黒ラブラドールレトリーバー
のんた君の気ままなおしゃべり

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ぼくノンタ。食いしん坊で悪戯大好きな黒ラブラドールレトリーバー(黒ラブ)です。

 ここのコーナーでは、サロベツの民宿あしたの城の看板犬として活躍(?)している中で、ぼくが思ったことや、 体験したことを紹介するよ。
 それから、ぼくは昼間、庭で自由に遊んでいることが多いんだけど、お客さんの中で犬が苦手な人がいたら、予約のときに 遠慮なく言ってね。ぼくはお客さんが到着する前に、ちゃんとぼくの小屋の中に入って待っているから!
父さんのお守り役もするボク 木陰でのんびり

 宿の看板犬&営業部長を勤めるボクは、この夏もお客さんを迎えて大忙しだったのだ。でも有能なボクは、 お客さんのお相手をするだけじゃないんだよ。宿の子供たちの“監督”もしているんだから。

 夏休みの間、兄ちゃんも姉ちゃんも、お風呂やプライベートルームの掃除、衣類の洗濯干しなど、母さんから いっぱい仕事を言いつけられるのだ。黙っていても自分から仕事を手伝ってくれればたいしたものだけど、 だいたいは朝、「あんたは風呂掃除、あんたは部屋の掃除!」と母さんが仕事を兄ちゃんたちに割り振る。 そして最後に必ずそばにいるボクに言うんだ。「のんた君は、2人の監督なんだからね。監督のお仕事が一番重要なんだよ。 2人がサボっていたら、注意してね。やり残しがあったら、ここがまだ出来ていない!と言うんですよ」

 そりゃあ、一番重要な仕事と言われるからには責任重大。プライベートルームを掃除する姉ちゃんの後について、 ボクは見て回るのだ。とっ散らかった部屋をダラダラ片付ける兄ちゃんをも、サボってマンガを読みださないか、 監視をするのだ。たまに「監督は仕事をサボって寝ていました」と兄ちゃんたちは母さんに告げ口をする。おまけに 「せっかく掃除したのに、監督自らが部屋を散らかしました」などと言うときもある。なんて奴らだ! ボクは二人の仕事ぶりを告げ口なんてしないのに。

 サロベツの夏休みはあっという間に終わって、兄ちゃんや姉ちゃんは学校へ行き、宿に来るお客さんも、 ひと段落して、ボクの監督&看板犬&営業部長と言う仕事も、落ち着いたのだ。今年は残暑が続くけど、 そのうち風が冷たくなって、静かな秋が訪れるんだろうなあ。

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