ライダーが選ぶ、北海道人気NO.1のツーリングロード
オロロンライン(106号線)へは、民宿あしたの城から車で5分ほどの距離です。
小樽から留萌、稚内まで至る日本海沿岸の道路をオロロンラインといいます。
その中でも天塩から稚内までの、海岸にそって一直線に伸びる道々106号線は、周囲にほとんど建物が無く、夏は野の花が咲き乱れ、ツーリング雑誌ではよく北海道人気NO.1の道に選ばれています。
風景が素晴らしいオロロンラインですが、天塩町と稚内市街の間は、ガソリンスタンドやコンビニなどはありません。自転車や徒歩で旅行している人は、食事や水分補給など事前によく検討しておいてくださいね。
またオロロンライン観光の魅力の一つに海岸から見る夕日があります。これは「夕日リスト」で紹介していますので、
是非そちらもご覧になってくださいね。
毎年安定して咲くエゾカンゾウ
霜の影響を受けやすく年によっては全滅する事もあるサロベツ原野のエゾカンゾウですが、海岸は毎年安定してエゾカンゾウが咲きます。 花が見たいというより、「エゾカンゾウが見たい」と言う人は、6月中旬から下旬の海岸での開花期を狙ってオロロンラインをドライブするのが良いかも。
6月中旬~下旬
密度的には、サロベツ原野よりもギュッ!!と咲きます。
6月中旬~下旬
海と利尻とエゾカンゾウを一緒に撮れる撮影ポイントもあります。
6月中旬~下旬
ハマナスやスカシユリ、コウゾリナなど、華やかな花が一杯咲きます。
ツーリングに人気!
花だけでなく、四季折々いろんな風景を楽しみながら通る事が出来ます。天高く青空のもと、一直線に伸びる道路に、 ついスピードを出しすぎて、覆面パトカーに捕まらないよう要注意ですよ。
7月上旬
利尻と牧草ロールも、いい被写体の一つです。
8月中旬
強い風を利用する風車が道路沿いに28基も並んでいる所があり、遠くから見ると壁のように見えます。
9月上旬
お盆を過ぎるとススキの穂が目立ってきます。
小さなオアシス コウホネ沼
コウホネ沼へは、民宿あしたの城から車で30分ほどの距離です。
オロロンラインの小さなオアシス、コウホネ沼。でも最近どんどん沼が減少していき消滅の心配がされています。沼の周りには遊歩道があり、海岸にもでられます。 エゾカンゾウやカワラナデシコなど、多くの花が咲き、ちょっとした休憩地点です。
7月中旬
抜海港が整備されて潮流が変わったせいか、道路が地下水源を分断したせいか沼消滅の心配がされています。
7月中旬
沼の名前の由来となったコウホネの花
8月下旬
コウホネ沼の南側に、エゾミソハギの大きな群落があります。