サロベツ湿原センターは、利尻礼文サロベツ国立公園の新しい情報拠点です
サロベツ湿原センターセンターへは、民宿あしたの城から車で5分ほどの距離です。
2011年にオープンしたサロベツ湿原センターは、「自然と人の共生」がテーマです。サロベツ湿原の自然、地質、開拓の歴史などの展示に加え、自然再生への取り組みの状況など、様々な情報の発信をしています。利尻礼文サロベツ国立公園の玄関口として、ぜひ訪れたいところです。
湿原センターから続く自然観察路の様子、案内図は、「サロベツ原生花園」で紹介していますので、そちらも見てくださいね。
開館時間
(5月、8月~10月) 9:00~17:00 無休
(6月~7月) 8:30~17:30 無休
(11月~4月) 10:00~16:00 月曜休館
◎自然観察路は、サロベツ湿原センターの開館時間に関係なく、いつでも入れます。
入館料 無料
サロベツ湿原センターの展示
2010年まで利用されていたビジターセンターから東に1.5キロ離れた林の中の、泥炭採掘工場跡地に建てられました。道路入り口の看板は地味なので、通り過ぎないように注意ですよ。
建物外観
正面入り口の向かって右側が展示、多目的エリアで、左側が事務室に倉庫です。
エントランス
入り口すぐの床にはサロベツの航空地図、そして正面には開花情報が展示しています。
展示エリア
吹き抜けの広々とした空間に、おしゃれな展示エリアがあります。
泥炭産業館
サロベツ湿原センターの向かって左側に独立して建っているのは泥炭産業館です。泥炭採掘の歴史、作業の流れを展示しています。
泥炭産業館
同じデザインで建てられた外観。
泥炭製品ができるまで
土壌改良材など、泥炭製品ができるまでの工程を紹介。
機械類
泥炭製品を作るのに使用されていた機械。
自然再生への取り組み
開拓や泥炭採掘などの影響により、地下水位の低下や乾燥化、地盤沈下が問題になっているサロベツ湿原。センターから自然探勝路へ出るスペースで、自然再生への取り組みをしています。
もとは泥炭採掘工場跡地
もとは工場の跡地なので元来の植生は消えている場所
自然再生への取り組み
沼を作り、自然に植物が育つのを待つ。
取り組みは現在も進行中
自然とガマが生えてきている。今後に乞うご期待。