遭難事故について思うこと

 今日も朝から雨模様でした。山口のほうでは豪雨による死者行方不明者も出ているのですから、「今日も雨だ~夕日ツアーもいけない~」ぐらいでは、まったく平和なことでありますね。

 今日来たお客さんは、トムラウシで遭難事故があったとき、ちょうど山に登っていたと言っていました。植物の調査で入っていたので、登山路からそれて調査をしていたら、捜索活動をしていたヘリコプターが勘違いしてぐっと近くまで下りてきて、あわてて違うと合図したといっていました。

 遭難事故があったときは、自分が経験した夏山の中でも、特に悪天候だったとお客さんは言っていました。私も学生時代から結婚するまで登山をしていて、このトムラウシも行ったことがあるので、この事故については気にして新聞を読んだりしています。

 北アルプスや南アルプスなど山が好きで、結婚するまで本当にあちこちの山に行きました。私は体力がないほうで、自分でも自覚していましたので、けして無理な行程は組みませんでしたし、悪天候のときは山小屋やテントで停滞して、歩いたりしませんでした。

 旅行会社の山岳ツアーは、ガイドがいるから安心と思って参加するのだろうけど、服装も力量もばらばらで、初めて会う人たちで行くツアーって、本当に危ういなあ、と思いました。服装は自己責任だと思いますが、ガイドの判断ミスというのもかなり大きそうですね。

 私はもう体力的に登山は出来ないと思います。せいぜい原始砂丘林の中を、のんびり歩くぐらいだな。

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2009年7月23日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |

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