最初の風を見る

風もなくしんしんと雪が降ったようで、朝起きると木々の上には雪がかなりのっていました。朝ご飯を食べていると、いきなり木が揺らいで、のっていた雪がサァア~っと吹き飛ばされました。最初の風を見たと思いました。その後どんどん風が吹いてきて、木に積もっていた雪は、どんどん吹き飛ばされていきました。快晴無風状態もついに終わりを告げたようで、マイナス8度ほどでもけっこう寒く感じます。雪は降ったりやんだり、でもいつものサロベツに戻ったようで、安心するのでした。

宿主は相変わらずマイナスの物置小屋にこもって、壊れたチェーンソーを動かすのに夢中になっています。私はスノーシューサックを通販で注文しました。家の玄関前からスノーシューで行けるのですけど、道路を歩いて途中からスノーシューを利用したい時もあって、背中に背負えるようなものを買いました。届くのが楽しみです。

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2011年1月31日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

良い天気が続く

牧草地の上を散歩大雪が降ったり、火山灰が降ったり、鳥インフルエンザが発生したり、いろいろ大変な目にあっている人は多いと思うけど、そういう人たちには申し訳ないほどサロベツは快晴無風の日が続き、平和であります。

「ここは災害もなくて、住み良いところなんだよ」と亡くなった近所のおばあちゃんの声が聞こえてきそうです。いやいや、1月にしては穏やかな日が続くけど、いつ自然が牙をむいて猛吹雪に見舞われるかわからん。イベントがあって、雪が降ってほしくないな~と願っている日に限って、とんでもない天気になるかもしれんぞ~と、快晴の空と真っ白に輝く雪原を見ながら思うのであります。

しかし先の天気なんて心配していても、人の力が及ぶところではありません。今日は息子がのんた君を連れて出かけました。利尻が見えていたので、裏の丘に行ってくれれば家から望遠レンズでいい写真が撮れそうだったのに、違うところへスノーシューで歩いて行ったようでした。お坊ちゃま犬のんた君のダイエット作戦と言いながら、天気が良い日は自分たちがサロベツを楽しんでいるのでした。

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2011年1月30日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(3) |

オークションでチェーンソーを落札

チェーンソーをいじる私はネット通販でよく買い物をしますが、利用したことがないのはオークションです。現物をこの目で見れないのに、中古をネットで買うのがどうも気が進みません。ところが宿主が欲しいこだわりのチェーンソーは、もう販売中止で部品も保存期間が過ぎたもの。オークションで中古を落札しないと手に入りません。

ということで、オークションをよく利用している知り合いに頼んで、宿主こだわりのチェーンソーを落札しました。けっこうよい値になったので、これで変なのが来たらどうするんだ~?と思っていましたが、送られてきたものはかなり状態がよく、宿主はとても満足です。次に、部品取りでエンジンがかからなくなった同じ型のチェーンソーを安値で落札。部品をばらして、今まで使っていたのと組み合わせていました。

インターネットはすごいなあ、もうお店ではないと言われるものも、手に入るんだもんな~と宿主。ネット将棋だけじゃなくて、パソコンの使い道が広がりそうですね…。

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2011年1月29日 | テーマ:手作り | コメント(2) |

宿主にはもうついて行かない?!

途中で見送る(?)のんた君丘を上がる一人と一匹今日もマイナス17度まで下がって快晴無風、樹氷がきれいにつきました。昨日は私が遊びに行ったので、今日は宿主がスノーシューをはいて遊びに行くことにしました。原野は雪が柔らかいので丘へ行くことにしました。

のんた君のダイエット大作戦もかねてのことなので、のんた君はもちろん連れて行きます。ところが裏庭のところで、のんた君は座り込み、宿主を見送っていました。途中でのんた君が付いてこないのに気がついて、宿主は「何してんの~おいで!」とのんた君に呼びかけました。どうも宿主とついて行くと大変そうと、本能がのんた君を引き留めていたのかもしれません…。

結局のんた君は宿主について行きました。裏庭の丘を登っていくのが見えました。その時はまだ元気について行っていましたが、その後雪が深いところを歩いて、後半はかなりばてていたようです。やっぱりのんた君とスノーシューで出歩くのは、もうちょっと雪が固くなってからだな。のんた君、もう宿主にはついて行かないかもね。

樹氷が付いた朝の様子を、久々「花と風景」にUPしております。

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2011年1月28日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメント(3) |

のんた君と初スノーシュー

朝焼けの利尻富士庭からサロベツ原野を見る朝起きたときは利尻がきれいに見えていて、日が昇りだしたときに写真を撮ろうとしたら、雲が沸きあがって隠れてしまいました。とっても残念!しかし利尻の周り以外は青空で風が全くないお出かけ日和、そこでのんた君とサロベツ原野のほうへ出かけてみました。

牧草地の上で悪戦苦闘の、のんた君牧草地の上を歩いている時の雪の状態は、柔らかすぎず、固すぎずちょうど良い具合でした。固いと歩きよいのですが、雪のふわふわ感が、写真を撮っていて出ないんですよね。でもサロベツ川を越えて笹薮に積もった雪の上を歩いたら、スノーシューをはいていても時折膝までもぐってしまうようになりました。調子よく歩いていたのんた君も、足が腰までもぐってしまって悪戦苦闘しています。

遠くに我が家お昼寝まだまだ歩いてみたかったけど、のんた君の体調を考えて、歩きやすい凍ったサロベツ川と牧草地の上を選んで帰ってきました。家の中は日差しが入ってぽかぽかで、のんた君はプライベートルームの陽だまりの中で爆睡しました。もちろん私も、最後の写真を撮った後、のんた君のそばでお昼寝しました。何とも平和で、幸せな時間でしたよ。

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2011年1月27日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメント(2) |

そろそろ雪原を歩けるかな

散歩に出かけるのんた君と自身のダイエットを兼ねて、最近まめに散歩に出かける宿主。海岸のほうばかり行って飽きてしまったので、今日は家の裏手の豊徳の丘へ行きました。道路を歩いて散歩に連れて行くと、裏手は、すぐ目の前に家があるのに、道はぐるりと遠回りです。で、帰りは面倒くさくなった宿主、牧草地を突っ切って帰ってきたと言っていました。まだ雪は柔らかいだろうと思っていたら、思ったよりも硬かったと言っていました。

柔らかかったらズボズボと雪に埋もれて歩きにくいけど、硬かったらわりと自由に歩けます。のんた君も雪に埋もれず元気に歩いていたというので、そろそろスノーシューをはいて遊びに行けるのかしらん。やっぱりのんた君が雪にぬかって歩くのに苦労していたら、かわいそうですからね。ダイエットにはいいかもしれないけど。

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2011年1月26日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(2) |

ビジターセンターは大事な目印だった

地区の婦人部の新年会があって出かけました。オードブルやらお菓子やら食べて、ビンゴをして景品をもらって帰りました。いろんな世間話が出たのですけど、撤去されてなくなったビジターセンターの話が出ました。みんなあの建物は大事な目印だったので、なくなって困ると言っていました。

うちも宿主が、「吹雪いて真っ白になって大変な思いをして町から帰ってくるときに、ビジターセンターの建物が見えたら原野を半分越した、と思ってちょっと安心するんだけど、ビジターセンターがなかったら今どこら辺まで進んだのか分からなくて不安だ」と言っていました。

隣の奥さんが家に遊びに来た時、同じようなことを言っていたので、やっぱり思いは同じですね~と言っていたら、今日集まった奥さんたちも同じことを言っていました。自分の家からビジターセンターが見えていたところもあって、「ビジターセンターが見えていたら街へ出かける、見えていなかったら、地吹雪で大変そうなので行かない、という目安にしていたのに、その目印がなくなって、困る」と言っていました。なくなって初めてその重要性に気が付くんですね~。

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2011年1月25日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(2) |

良い子は寝ます

娘が私のパソコンを占領している間に、こんな時間に!のんた君ももう寝ているし、私も寝ますわ。

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2011年1月24日 | テーマ:家族と | コメント(2) |

雪は平年並みかな

居間からの風景1週間前にお客さんが除雪してくれたベランダも、徐々に雪がたまってきています。あれからそんなにひどく吹雪いていないので、山にはなっておりませんが、雪だるまが置かれたことで、もしかしてこれから吹きだまりの形が変わるかもしれませんね。

札幌や留萌、羽幌あたりは、今年はすごく雪が多いみたいですけど、サロベツは今のところ例年並みです。そんなに多いというほどではありません。でもまあ、これからは分かりません。平穏無事に冬を過ごしたいですが、吹雪くかどうかは神様のみぞ知る。

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2011年1月23日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

サロベツ湿原センター、冬は土日に開館

新しくできたサロベツ湿原センター、正式なオープンは4月28日とありますが、冬の間は土曜と日曜だけオープンしているのだそうです。同じオープンするなら、もっと宣伝すればいいのにな~と思うのですが、周りにいる地元の人は誰も知らず、先日泊まっていたお客さんが、偶然前を通りがかって知ったのでした。

宿主は今日、湿原センターに行ってみました。宿主は、前のお披露目の時に用事があっていけなかったので、今日が初めてです。さすが自分でごそごそ手作りするのが好きな宿主、中央展示用の柱が「こんな作り方でおしゃれに見える」と感心していました。息子がいたので1時間しか見れなかったけど、またゆっくりひとりでいろいろ見たいと言っていました。

宿主が家に戻ってすぐに早めにお客さんが到着。さっそく客さんにも、湿原センターを紹介しました。せっかくなんですから、土日に来るお客さんには、精出してサロベツ湿原センターを宣伝しようと思います♪

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2011年1月22日 | テーマ:観光・温泉 | コメントは受け付けていません。 |

除雪に付き合うのんた君

除雪に付き合うのんた君相変わらず降ったりやんだりのサロベツです。私道を登ってきて建物が見えてくるところが一番雪が吹きだまりやすいので、宿主が除雪をしていました。

除雪をしだすと、プライベートルームで寝ていても、必ずのんた君は宿主のそばに駆け付けます。ただ除雪している横を一緒に歩くだけなんですけど、宿主に付き合います。律儀なんだな~。

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2011年1月21日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメント(2) |

5歳で薪積みの手伝いをしていたのか

昨年からブログ以外の更新はお休みして、HPのメンテナンスをやっています。終わったところからUPしようかなと思ったのですが、いろいろややこしくなりそうなので、やはり全部終わってから一気にUPしようと思っています。で、宿の紹介部分、観光地スポット、あしたの城物語は終わり、今日は薪ストーブのページを見直していました。

かなり昔の部分は非常に懐かしく、UPした年を考えてみると、10年前です。ちょろちょろ登場する子供たちが何とも幼いです。薪を整理するのを手伝っている息子の写真もあって、その時息子は5歳、なんと保育園児ではないですか。たま~に、いいように言いくるめられて、薪を運ぶまねごとをしていたのだなあ。

今は立派な戦力になって、部屋の中に薪を積むときは、息子がいるときと宿主は決めています。私の背丈も追い越してしまったし、10年って、過ぎてしまえばあっという間なんだなあと、幼い子供たちの写真を見ながら思いました。

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2011年1月20日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |

車を修理に出す

写真を撮るために、原生花園で助手席のドアを開けたら、風であおられてバコン!とドアが開き、蝶番のところが壊れてしまいました。ドアを閉めたら今度はちゃんと開かなくなり、思った以上に重症でした。

結局、保険を使ってドアを直すことになり、四駆のワゴンも代車で借りられることになったので、今日稚内の車体屋さんにもっていきました。見たとたんに「風でやられたんでしょう?」と向こうの人は言っていました。強風吹き荒れることで有名な土地がらですから、風にあおられて壊れてしまうことがよくあるんでしょうね。

私は便乗して稚内に行き、髪を切ってお天気屋と図書館に行きました。昨年から読んでいた「真田太平記」をついに読み終わり、就寝前の読書時間に読む本を4冊借りてきました。これで吹雪でしばらく閉じ込められても、お楽しみはあるのだ…。

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2011年1月19日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(2) |

木道の撤去作業中

久しぶりに外出すると、ビジターセンターはもうなくなっていて、廃材がいっぱい並べられていました。原野のほうに重機があって人も何人かいて、どうやら木道を撤去しているようでした。

今日は風もなく青空も出て良い天気だからいいですが、吹雪模様の日は作業が大変だろうなあ、と思いました。何もこんな時にしなくても…、と一瞬思いましたが、考えてみると雪が積もっている間にしたほうが、人や重機が入っても湿原が痛まなくて済むからかなあ、と思いました。

宿主は、吹雪いて大変な時に、今までならレストハウスが見えたら、ようやく原野の中ほどまで来たと分かる目標物があったけど、これから原野に何も目標物がなくなったら、吹雪の時に嫌だなあ、と言っていました。冬にだけ「真ん中を通り過ぎたよ!」という大きな看板を立ててくれたらいいのになあ。

しばらく連泊していたお客さんも、ついに今日出発していかれました。結局利尻が見えなかったのが残念でした。また遊びにいらしてくださいね(^^)/

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2011年1月18日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(2) |

間隙をぬって除雪と薪積み

ベランダの除雪ベランダの除雪今日は、吹雪いてやんで、日が少し出て、また吹雪くという繰り返しでした。吹雪がやんだ間隙をついて、ベランダの除雪と薪積みをしました。お客さんがベランダの除雪をかってでてくれたので、お願いしました。

薪積みのんた君もお手伝い?!薪積みは息子と宿主の黄金コンビです。薪を積んでいる間に、除雪も進んでいるので作業が早いこと!横でちょろちょろするのんた君。彼もきっと何かお手伝いをしているつもりなのでしょうか…?

部屋に入ってしまったのんた君でもどさくさに紛れて、入ってはいけない居間に入り込んでしまって、叱られてしまうのんた君でした。

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2011年1月17日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |

マイナス5度でも暖かい朝!

居間の窓朝の気温はマイナス5度でした。最近ずっとマイナス10度ぐらいに下がっていたものだから、「今日の朝は暖かいですね」とお客さんが言っていました。連泊しているとお客さんの感覚も“寒冷地仕様”になってきたのかもしれません。

昼間の気温はマイナス1度ぐらいで、降る雪も湿ったべちゃべちゃの雪です。窓ガラスに当たると雪が水滴になって流れていました。風は相変わらずあったので、道々444号線に雪が入って、一車線ぐらいにしか開いてなかったそうです。日曜日なので、公共の除雪車もあんまり除雪していないようです。

午後になって近所の人が遊びに来て、のんびり世間話をしていたのですが、だんだん風雪がひどくなってきたので、「吹雪で帰れなくなったら困るから、帰ろ~」と言って、帰っていきました。明日も吹雪くのかな~。

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2011年1月16日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(2) |

吹雪が一転して今日は良い天気

吹雪霧昨日は午前中かなり吹雪いていました。ベランダに吹きだまっている雪も、建物にぶつかって渦巻く風で舞い踊り、雪庇もどんどん形が変わっていきました。(左側の写真)

連泊していたお客さんは、この吹雪の中、散歩に行かれました。地元の人はまず出歩かないので、昔は人が歩いているのを見るとびっくり仰天したらしいですが、今では「あ~、民宿のお客さんだ~」という感じで見てくれます。やっぱり雪がないところに住んでいる人には、こんな吹雪も珍しい体験ですものね。

今日は一転して風がやみ、青空になって良い天気でした。朝早くには原野に霧が出て灌木を覆い、とっても幻想的でした。右側の写真がそうです。お客さんも吹雪から一転して、こんな幻想的なサロベツ原野を堪能できたのだから、連泊しているかいがあるというものです。

一日中日差しが入ると居間は30度近くになり、薪ストーブは朝つけたきり、燃やさないでいました。全国的にはセンター試験なのに荒れた天気になると言っていましたが、皆様のところはどうだったのでしょう。サロベツは本当に平和で平穏でした。

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2011年1月15日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(4) |

近所のおばあちゃん

近所に住んでいたおばあちゃんが亡くなりました。同年代の人たちならまだ交流があるのだけど、その上の代の人たちになると、同じ地区の人でもあまり話したことがありません。そんな中で、いろいろよくしてくれたおばあちゃんでした。

やっぱり忘れられない思い出と言えば、結婚して2~3年たったころだか、一緒に雲仙普賢岳の噴火のニュースを見ていた時で、「サロベツは、こんな災害も起きないし、本当に住みやすいところだよ」とおばあちゃんが言ったことでした。

樺太から引き揚げてきて、終戦後ここに開拓に入って、機械力も道路事情も除雪体制も、何もかも今よりずっと悪かったろうに、それゆえいろんな苦労もあったろうに、ここは住みよいところだよ、と言っていたおばあちゃん。今でも都会での暮らしと心の奥底で比べてしまう私は、おばあちゃんのその言葉は一生忘れないと思います。

どうかおばあちゃん、安らかに。ご冥福をお祈りします。

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2011年1月14日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |

冬は運試しです

今日のお客さんは二月以上前に予約をしてくれたお客さんでした。吹雪で稚内空港に飛行機が降りれなかったらどうしようかな~と心配しておられましたが、今日の飛行機は定刻通り、ぴたりと着陸できたようでした。

確か先週末あたりは大荒れの天気で、利尻礼文行きのフェリーも稚内空港の飛行機も、全部欠航しておりましたから、数日の違いで状況はまったく変わってきます。でも当日予約をしない限り、吹雪で運行状況がどうなるかなんて分かりませんものね。

2月にマイルを使って泊まりに来ようかなというお客さんが電話をかけてきました。やっぱりそのお客さんも、「稚内空港は吹雪で欠航するかもしれないからどうしようかな~」と悩んでおりました。よく泊まりに来るお客さんで気安く話せる人だったので、私は「運試しだよ、運試し!」と言って笑っておりました。

吹雪の心配もなく送迎も夏のように確実にできるのなら、せめて公共のバスが朝と夕方の特急に合わせてあったら、もっと強気で冬のお客さんを呼べるのにと思うのですが、仕方ないです。お客さんの予約が入っているときに、神様がサイコロを振って「吹雪」なんて文字が出てきませんように、と願うだけです。私たちも冬は運試ししながら営業をしているようなもんですね…。

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2011年1月12日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |

雪がピンク色に染まるわずかな時間

日の出朝日があたった雪久しぶりに穏やかな朝で、ちょうど日が昇ってくるところを見ながら、お客さんは朝ご飯を食べることができました。とってもきれいだとお客さんは大喜びでした。

最近は冬休みで、お客さんがいないと起きだすのは7時過ぎ、日が昇ってからでしたが、今日は6時半には起きていたので、雪がほんのりピンク色に染まっている様子を写真に撮ってみました。雪がピンク色に染まるのは、日の出のわずかな時間です。

日の出の時間もこれからはどんどん早くなっていきます。無理なく起きれて、サロベツ原野がピンク色に染まるのを見ることができるのは、今の時期だけですね。(早起きができる人は、いつでもOKでしょうけど!)

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2011年1月11日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(3) |

薪ストーブの威力発揮

廊下を開ける薪ストーブの周りに集まる今日からしばらくお客さんが続くので、館内を暖めようと廊下を開けて薪ストーブを焚きました。家族だけなら家族がいるスペースだけを暖めればよいので、お客さんのスペースの廊下なんかは0度近くまで下がります。でもお客さんが来るときは、さすがにそれじゃあ気の毒なので、廊下は10度ぐらいまであげます。(客室は、ちゃんと灯油ストーブが入るので、20度以上になるので安心してください♪)

灯油代が上がって、北海道の旅館とかが暖房代、ボイラー代の経費が上がって大変とテレビでやっていました。うちももし、館内の暖房をすべて灯油で暖めていたら、経費が掛かって、もう冬は営業をやらないほうがマシ、ということになるかもしれません。

朝から薪ストーブをめいっぱい焚いて、このストーブの威力を最大限発揮しました。しばらく寒気が居座ると言っていますが、いつまで居座るんでしょうね。薪ストーブは宿主の趣味という範囲を超えて、今や生活になくてはならない必需品となっています。

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2011年1月10日 | テーマ:薪ストーブ | コメント(2) |

喫茶お天気屋に行く

図書館に本を返したり、買い物などする用事もあったので、稚内に行きました。息子を床屋に放り込んだ後、喫茶お天気屋に行きました。移転して正式にオープンしてからは、初めて訪れます。

先日は、天塩に住む知り合いから電話がかかってきて、「今稚内に来ていて、久しぶりにお天気屋に来たのに、更地になって建物がなくなっちゃってる!お天気屋はどこへ行ってしまったの?!」と言われました。もう前の店が入っていたビルは跡形もなくなっているので、知らないできた人はびっくりするでしょうね。

新しいお店でコーヒーを飲んで、店内にも地元のお馴染みさんたちがいて、まったり話をしていると、なぜか最初からここの店であったような感じです。いや~、引っ越し直後の足の踏み場もないような状態から、よくぞ昨年のうちに開店までこぎつけましたね~。

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2011年1月9日 | テーマ:観光・温泉 | コメント(2) |

薪の消費量も多いです

薪を使い切る薪を積む見晴らしの良い大自然の中の一軒宿という環境は、旅人には喜ばれますが、それだけ風当たりも強く、大風が吹けば気温以上に寒く凍りやすくなります。特にこの2~3日、寒気団は来ているわ、強風吹き荒れるわで、水道管の凍結にも気をつけなくてはなりません。北西の風がもろに吹き付ける一階のトイレや洗面所は、特に注意が必要です。

昨夜は寝る前に、廊下の扉を全部あけて、薪ストーブの暖気が洗面所のほうへも行くようにしました。居間の温度は急降下ですが、おかげで水道管が凍結しないで済みました。ここ数日、薪ストーブはMAXに焚かれているので、薪の消費量も多いです。今朝は部屋に積み上げていた薪、きれいさっぱり使い切りました。

昼までに宿主は、部屋の中に薪を運び入れました。これだけの量でも、寒ければ10日ばかりで使い切るでしょう。風さえ吹かなければ、気温が低くてもたいして寒くはないのですが。こういう時ばかりは見晴らしが悪くても、周りが建物や木々に取り囲まれていて、風を防いでくれるところがいいですねえ。

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2011年1月8日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |

地吹雪で寒い!

吹き溜まり風紋昨夜のんた君が晩御飯を食べて、トイレのために外に出たのですが、2~3分で早くも「家に入れてちょうだい」と合図します。えらい早いな~と思って扉を開けてやると、背中に積もった雪で黒ラブが白ラブになっていました。こんな吹雪じゃ早く家の中に帰りたいよね。

朝早くに隣のIさんがトラクターで除雪に来てくれて、子供たちを部活や勉強会に送っていけました。でも途中の道々444号線は地吹雪で運転が大変だったようです。早く学校が始まってスクールバスが運行してほしいと宿主がぼやいていました。

地吹雪が収まった合間に、ベランダの窓を開けて写真を撮ってみました。吹き溜まって山になっていく様子や風で雪に模様ができていく様子は、柔らかな曲線を描いて美しいのですがね~。生活している身としては、風でとても寒くなって、のんきに美しいなんて言ってられません。今日は水道が凍結してしまわないか、我が家では厳戒態勢なのです。

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2011年1月7日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

吹雪いているこちらとは、まるで別世界

学校はまだ冬休みだけれど、娘は部活、息子は中学校で勉強会(緊張感のない名ばかり受験生です)があるということで、学校へそれぞれ送っていかなければなりません。道北の日本海側は吹雪くということで、朝もちょっと雪が降っていました。もしもひどくなってくるようだったら、早めに迎えに行くかもしれないから、と言って子供たちを送っていきました。

幸いこちらのほうはそんなに荒れませんでした。昼のニュースを見ていると、留萌や羽幌あたりまでが、かなり雪が降っているようです。ビュービュー吹き荒れる雪の中をみんな首を縮めて寒そうに歩いています。そんなローカルニュースが終わるといきなり画面が変わり、「ふるさと一番」が始まりました。テレビを見ていた宿主が「暖かそうだな~、いったいここはどこなんだろう」と言いました。

中継場所は、関東だったような(ちょっとうろ覚え)。もう太陽の光の量が違うし、番組に出ていた子供たちの服は冬の服装だけど、なんだかこちらの春のような雰囲気です。吹雪の中継があまりにも寒々としていたので、同じ日本でも別世界のように感じてしまいました。

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2011年1月6日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |

ケアシノスリかな?

サロベツ原野方面ケアシノスリ朝はマイナス15度まで下がったのだけど、風がないので家の中ではそんなに寒いという感じではありません。まぶしいような青空に誘われて、ベランダの窓を開けて、写真を撮りました。ウサギが通った後をのんた君が歩いております。

そのうち、右側の木のてっぺんになんか鳥がとまっているのを見つけました。逆光なので、見た目には黒くてよく分かりません。とりあえず写真を撮ってみました。2階の窓から撮ってみようかなと思って、2階に移動したときにはもういませんでした。パソコンのモニターに映して、野鳥図鑑をめくってみました。ケアシノスリなのかなあと思うのですけど、どうなのでしょう。

サロベツもこんな良い天気ばかりだといいのですが、明日は吹雪くそうです。

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2011年1月5日 | テーマ:野鳥や動物 | コメント(2) |

コギャルに囲まれていたかったのんた君

のんた君娘の友達が3人遊びに来ました。中学校の時からの仲良しグループですが、高校は旭川で下宿をしていたり、稚内に通ったりで、普段はそんなに会っておしゃべりができません。今日は泊りがけで、おもいっきりおしゃべりをするんだとか。

恥ずかしがって早々に家から逃げ出した宿主に比べ、のんた君は娘の友達と遊びたくて、娘の部屋に入りたがります。扉の隙間から果敢に突入すること3回、しかしそのたびに部屋の外に追い出されていました。ちょっとすねてるのんた君。ガールズトークにおっさん犬は邪魔なんですよ。

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2011年1月4日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |

夜のうちに雪が降る

夜の間にずいぶん雪が降ったようで、隣のIさんがトラクターにロータリーをつけて、朝早くから除雪しに来てくれました。年明け早々から、本当にありがとうございます。

今年は普段そんなに雪が降らないところで大雪が降ったようで、ニュースで除雪している様子を見て「そんな家庭用のような除雪機で除雪していたら、そりゃ時間かかるよな~」と宿主が言っていました。Uターンラッシュも今日がピークだそうですが、出かけていた人たちは、平穏無事に戻れたのでしょうか。

我が家の初めての家族だけのお正月、子供たちは「らしくない」と言っていました。どこも連れて行ってやれず、ほったらかしの年末年始なのに、お客さんが来てワーワーやっているほうが、「らしい」そうです。さて来年はどうしたものかね。。。

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2011年1月3日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |

出かける所は、やっぱり稚内

初詣に行く二人と一匹日曜祭日関係なくクラブ活動がある娘は、この6日間の正月休みは一日中自由になれる貴重な時間です。年内に終わらないのではと思われていた自分の部屋の大掃除を、昨年のうちに奇跡的に終わらせ、今日は娘たっての願いで稚内に行きました。娘はずっといろいろデパートで買い物をしたかったのです。

普通なら母娘で仲良くショッピング、というところですが、実は私は買い物に付き合うのが苦手なので、いつものように稚内で家族は解散、娘はデパート、宿主はホームセンター、私と息子は二人で映画「トロン:レガシー」を見ました。映画ももっといろいろ選べたらなあ、と思うけど、贅沢は言いますまい。3Dは家のテレビは対応していないので、映画館で見なくちゃね。

のんた君は今日はお留守番でした。昨日は恒例の豊徳神社へ、子供たちと初詣に行っていました。犬用のおせちはさすがに用意していませんが、犬用ささみのおやつはとっても喜んでくれて、大興奮でした!

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2011年1月2日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |

ウサギが年始のご挨拶に

ウサギの足跡皆様、明けましておめでとうございます。内地のほうが大雪で大変なようですが、皆様のところではどうでしょう。サロベツはわりと穏やかに年が明けました。

この冬はウサギの足跡が家の周りにつかないなあ、と思っていたら、元日の朝、ばっちりベランダ前についていました。そういえば今年はウサギ年だった、ウサギ年になって初めての日に、年始のあいさつに来てくれたのかなと思うと、おかしくなりました。

居間のカレンダーと同じ写真を使っているブログの1月カレンダーは、利尻の朝焼けです。利尻と言えば夕日なんですが、冬は天気の良い日、雪が朝日に照らされて、バラ色に輝く時があります。利尻も夕日だとシルエットになりますが、朝日だと真っ白な山肌がバラ色に輝いてきれいです。

そんなことで、ウサギのように元気に跳躍できますように、利尻の朝焼けのように、バラ色に光り輝く一年になりますように、という願いを、一年の始まりの日に込めたいと思います。今年もよろしくお願いします。そして気ままなブログに、お付き合いくださいませ。

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2011年1月1日 | テーマ:野鳥や動物 | コメント(6) |



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