好敵手現る!

 宿の最年少宿泊記録(生後一ヶ月)をお持ちのお嬢さんが、2年ぶりに家族で泊まりに来てくれました。毎年のように会っていたけど、2年ぶりだとお互い相手の子供が、大きくなったなあ!と感心するのでした。

 さて、小学校2年生になったそのお嬢さん、お母さんとベランダで将棋を指し、暇があると将棋入門の本を一生懸命見ています。なんでも4月に赴任してきた先生が、将棋クラブを立ち上げ、お嬢さんも月2回の将棋教室に通いだしたとのことでした。将棋大好きの宿主がほっておくわけがありません。さっそく6枚オチで将棋を始めました。

 最初は舐めていた宿主ですが、彼女は定石通り、きれいな手を打ってきます。彼女が打つたびに「えっ」「えっ?」「え~っ!!!」とのけぞる宿主。そして、なんと、穴熊囲いをしたので、6枚オチで戦っている宿主は「俺、こんなの勝てないよ~!!」と真っ青。しかし将棋を始めてまだ4ヶ月、その後の戦い方がよく分からないようで、結局は宿主が勝ち、面目を保つことが出来ました。

 今回は、「やはりまだまだ、俺のほうが何十年もしているんだから!」なんて言っておりますが、相手は頭の柔らかな何でも吸収するお年頃、暇さえあれば一手詰めの問題を眺めているのですから、次に会った時は勝負の行方は分かりません。宿主もぼやぼやしていられないぞ!お嬢さんに負けないように、将棋を勉強しておかないとね!

キーワード

2009年8月15日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(3) |

コメント

コメント

  1. 赤壁周庵 より:

    おおっ!それは凄い!!
    「出雲の稲妻」里見香奈倉敷藤花(高校生にしてもうタイトルホルダー)の再来かも知れません。(^^;;;
    えーと、ところで・・・以下揚げ足取りのようで気が引けるんですが・・・「手を打つ」とありますけど、打つのは囲碁であって将棋は指すものだと思いますが・・・
    半年ほど前、NHKの「100年インタビュー」という番組で、天下の羽生名人を相手に、インタビュアーの、結構な年輩のアナウンサーがさかんに「将棋を打つ」を連発するのでうんざりしたことがありました。それ以来、どうも気になっているもので・・・(くだんのインタビュー番組はDVDにもなっているそうですが)

    えー、話を元に戻しまして、将来、その子が棋士もしくは女流棋士になってタイトルを取った日には、宿主どのも自慢できるってもんじゃないでしょうか・・・

  2. あしたの城 より:

    そうですね!確かに、将棋は「指す」でした。失礼しました(*^_^*)
    私の母は、囲碁をやるので、「打つ」話を盛んにしてくれます。しかし、私自身は将棋も囲碁もやらないので、打つ指すが意識の中で曖昧でした。これから気をつけます(^o^)丿

  3. 赤壁周庵 より:

    生意気なことを書いてすんません。
    性分ですのでお赦し下さい。m(_ _)m




このページの先頭へ