泣きっ面にヨトウムシ
今週の予約は一人以外キャンセルとなっておりましたが、新たに昨日から予約が入ってお客さんが来てくれています。いったんキャンセルしたものの、再予約してくれる方もあり、ありがたいことです。今日は札幌の若い学生さん4人組、久しぶりに賑やかな笑い声が響きました。
復旧率99パーセントになるまで復旧しなかったこの地区ですから、やはりまた不測の事態にならないよう節電はしたいと思っています。お客さんにも洗面所やトイレなど使った後は消してもらったり、部屋にいないときは消すなど、節電のご協力をお願いしますが、よろしくお願いします。
さてさて、停電になっても動じず、ボイラー昇天にも、25年使ったから納得できるとしていた宿主も、芝生の惨劇にはちょっとしたパニック状態です。9月の収入も激減しそうなのに、泣きっ面にハチではなくこの場合は泣きっ面にヨトウムシと言ったところですね。
昨日、殺虫剤を散布したところを見て、ヨトウムシの死骸がゴロゴロしているのを期待していたのに、まだ生きてうようよしているのを見てがっかりした宿主、また普及所に相談に行きました。すると、お昼すぎてわざわざ見に来てくれました。ここまでひどいとは思わなかったとは普及所の人たちです。詳しく特徴を見てみると、スジキリヨトウではなくアワヨトウではないかとのこと。イネ科の植物につくのだそうです。
一部だけに殺虫剤をまくより庭全体に巻いたほうが良いとのことでしたので、知り合いの酪農家に相談すると、農薬を広範囲に散布する機械を持っている人を教えてくれました。その人も知り合いだったので、殺虫剤を用意するから散布してくれないかとその人のところに頼みに行きました。「ヨトウムシが…」といいかけたとたん、「分かった分かった、撒いてやるよ!明日にでも行ってやろうか?ちょうど二番草も終わって、時間はあるよ」と言ってくれました。
本当にありがたい限りです。殺虫剤も明日か明後日には届くということで、届いたらすぐまけるように、夕方、残りの芝生を短く刈りました。いろんな人の助けを借りて対策を講じていますが、本当は今の時期、越冬のために芝生は栄養分を蓄えないといけないのだそうです。でも光合成をする緑の部分をヨトウムシに全部食べられていますので、この茶色い面積部分、果たして冬を乗り越えることができるかどうか。枯れてしまうかもしれません。そうなったらまた種まきですねえ…
ちょっといい話が続かないので気分転換に、9日に見た夕焼けの写真です。お客さんが誰もいなかったので、私一人で見に行きました。オレンジ色からローズ色に変化するまで楽しみました。昨日と今日は、雲がない日没でしたが、そのかわり星がすごかった!今日も星がきらめいております。
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コメント
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昨日掲載の、8月23日の写真の真ん中やや左に、既に異変が起きかけているようにも見えるのは気のせいでしょうか。
ともあれ、無事蘇生を願っています。
北海道は、これから冬場の電力需要ピークに近づいて行くのだろうと思いますが、これも無事乗り切れるように祈っています。どうも祈ってばかりで恐縮ですが(^^;;;
芝の食害が広がってしまったですね。大抵の毛虫やヨトウムシ類ならスミチオン1000倍でイチコロだと思いますよ。そのあと浸透性のオルトラン粒剤で長期間薬効が期待できます。しかしスミチオンは臭いが結構きついのが問題ですね。それにオルトランは結構な値段がします。まだ気温があるので、きちんと除虫できれば新芽も伸びるんじゃないですかね。
>赤壁周庵さん
実は8月23日の写真で色が違うところは芝生ではなく、タデと言う雑草が繁殖している所で、9月10日の写真で芝生の緑が残っているように見えるところは、実は芝生ではなくタデなのでした。タデが食われていないので、アワヨトウではないかと推測されております。
一般家庭は冬場の電力がピークですが、実は、うちの冬場の電力は夏よりはるかに少ない…。お客さんがいないうえに、暖房に全く電力を使っていないから…!
>ヨシキさん
そうそう、スミチオンを散布したんですよ。でも翌日もヨトウムシは動いていて宿主はがっかりしたのでした。まあ面積が面積だけに、手まきでは限界がありますしね。知り合いの農家さんが持っている、16メートル幅がある大きな機械で、6反分、全面散布する予定です。ただ殺虫剤は取り寄せになるので、物流が混乱している今、届くのに時間がかかるそうです。