ベニマシコが庭先に

 ついにゴールデンウィークのお客さんもゼロになりました。宿主は稚内にギョーザの材料などを大量に買いに行き、私は家でお留守番をしていました。雨が降ったりやんだりで、誰もいない静かな居間の出窓のところに陣取って、外の景色を眺めておりました。つい最近まで賑やかだったので、ひときわ静けさが強調されるようです。でもこの静けさは、嫌いではありません。

 木々はまだ葉っぱが出ていないので、野鳥の様子がよく見えます。双眼鏡でのぞくと、シメが群れで来て、庭に下りて何やらついばんでおりました。そのなかで、ひときわ赤っぽいのがいました。これはシメではないなあ、ベニマシコかしらん??と図鑑で確認。自信がないのでありますが、マダラ赤みたいな感じで、まさしく図鑑に載っているベニマシコみたいでした。お客さんたちがよく口にする野鳥の名前、それをひとつずつ確かめられるのは、嬉しいな。

 今年の予約状況を見ていると、野鳥ブームは、ブームとして去ったのかしらん??と言う感じです。数年前に「シマアオジが絶滅の危機」と雑誌に載って、見たい人はこの数年にわっと押し寄せて、ひと段落したのかもしれません。去っていくのがブームなのね、と思う今日この頃。そんな人間界の思惑とは別に、今年もシマアオジは無事やってくるかな。

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2010年5月7日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |

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