7月
11
昔懐かしい人の消息を知る
予約フォームから4連泊で予約を入れていた60代のお客さん、うちに来てから「妹がここへ行けって勧めてくれて、予約とかすべてして代わりにくれたんだけど、一体どんな条件で予約が入っているんだろうか?」と言ってきたのでびっくり。う~ん、普通の旅館と違うんだぞぉここは、4連泊もできるのかなあ…、と思っておりました。
次の日になってお客さんとしゃべっているうちに、その妹さんというのは、宿主がここの宿を始める前、トシカの宿でヘルパーをしていた時代、先代オーナーKさんを通じて知り合った女性で、かれこれ30年以上も音信不通状態の人、というのがわかりました。
実はこの春に宿主がトシカに遊びに行って、今の2代目オーナーのアネゴとしゃべっているとき、昔の話になって、アネゴもその女性をよく知っているけど、やはり音信不通状態だったので、あの人はどうしているのかね~、なんて話をしてたんだそうです。宿主はもうびっくりして、○○ちゃん、生きていたんだな~!とすごくうれしげでした。
夜には妹さんに電話して、30年ぶりに話をしていました。さっぱりさばさばした雰囲気は、変わってないなあと宿主は言っていました。お客さんは無事(?!)4連泊して、今日出発していきました。宿主は「生きていればこんなこともあるんだなあ」なんて、ちょっと大げさですけど、感慨深げでした。
昨日撮ったサロベツ湿原センターの花の写真、UPしています。
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>「生きていればこんなこともあるんだなあ」
わかるわかるその気持!、と言える歳にぼくもなってきたみたい(^_^)
若いころに親しくしていた人の消息が、思いがけずして30年たった今、分かるって、それなりの年にならないと分からない感動かもしれませんね。