偶然の出会いも何かの縁

吹雪のため郵便物が配達されず、入学手続きの書類が土曜日に届いたので、金融機関も開いてないし、先に下宿を決めちゃおうかと、息子と北見に行ってきました。自分で決めなさいと言ってあったので、手続きの書類に入っていた住まいの冊子を見て、息子は列車の中を過ごしていました。まあ、自分で決めなさいと言っても、二食付きの下宿で金額の上限を伝えてあるし、息子の必須条件は、光回線が来ていることなので、自然としぼられてきます。

下見は3か所に絞り、大学生協の住まい斡旋でその旨を伝えて、生協が用意した案内人と無料のタクシーで、見て回りました。大家さんと話をし、部屋や食堂など見ました。それがすんだら大学の生協に戻って契約です。3か所のうちひとつは、これはいやだな、と思うのが息子も私も共通してあったので、すぐに除外。残りの二つは、どちらも良かったので、息子に決めてもらいました。

息子が決めた下宿は、こじんまりとした家庭的なところで、なんと偶然にも大家さんが同じ高校の出身の人でした。大家さんもすごくびっくりして、18年下宿をやっているけど、同じ高校の人が来るって初めてのことだということで喜んでくれました。生協で契約が決まって、もう一度その下宿に挨拶するため戻り、大家さんと話をしましたが、昔の高校の思い出話などで、花が咲きました。

息子は、保育園のころから高校まで、一クラスしかない、同じ顔ぶれの子供たちとずっと過ごしてきたので、初めて全く知らない土地、知らない人たちの中に入っていくわけですが、何も知らずに下見に行った下宿の大家さんが、同じ高校出身であったのは何かの縁、何かの巡り会わせ、親としては心強いことです。

月曜に帰ってきて、入学手続きの書類を完成させ、郵送しました。書類など息子に書いてもらいましたが、ま~大変です。でもこれから全部自分でやっていかなくてはならないので、書類や郵送や振り込みなど、とにかく一人で体験してもらおうと思います。

キーワード

2014年3月11日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(2) |

コメント

コメント

  1. naomint より:

    中学を出た娘を、ひとり旭川の下宿において帰った日のことを思い出しました。
    親も子も、切ない思いを胸に秘めて…、あの日別れた娘も去年結婚。
    時の流れというのは、早いものですね。

    息子さん、一番のお別れはのん太くん、かな。

  2. あしたの城 より:

    >naomintさん
    子供を送り出すのは、感慨深いものがありますね。私の親も送り出してくれましたから、息子は息子で、自分の居場所を見つけて欲しいと思います。のんた君には、今のうちに、べったりくっついていないさいと、言い聞かせています^^




このページの先頭へ