お客さんが一番気の毒!

 どこの旅行代理店とは書きません。でもあまりにも担当者がひどすぎる。お客さんのことを、ちっとも考えてあげていない。お客さんが一番かわいそう、そう思う出来事がありました。

 旅行代理店から、お客さんをお願いしますと電話がかかってくることは、たまにあります。そのときは、必ず食事は牛乳鍋の相席になる可能性が高く、食事を取るのなら18時までに到着のこと、そして駅までの送迎の件、全館禁煙を説明します。それでお客さんはいいのか、必ず念を押して受け入れます。お客さんがそう言うのを嫌だと思うのなら、他の宿にしてもらったほうが、トラブルがなくてお互いのためなのです。

 しかし今回、担当者は「大丈夫、かまいません」と言いつつ、年配のご夫婦であるお客さんにちゃんと説明していなくて、お客さんは、送迎を頼まなくても、稚内からタクシーで簡単に来れる距離と思っていたらしいし、食事も鍋の相席になるなんて、まったく分かっていませんでした。

 偶然、お客さんが泊まりに来る前にこのことが分かって、直接お客さんには食事の件を伝え(鍋以外の料理を希望されました)、稚内からは17時過ぎに乗る列車に乗らないと、食事に間に合わないことを、伝えることが出来ました。

 しかしもしこのことが事前に分からなかったら、どうなっていたことか!のんびり稚内を観光タクシーでまわって、17時半ごろにさて、宿に行こうと思っても、稚内からは20時過ぎに豊富駅に着く列車しかない。稚内から50キロ離れた宿に、タクシーで行こうと思ったら、どれほどの料金を取られるのか!列車で20時過ぎに豊富駅に着いてタクシーを拾うとしても、その時間に豊富町に一台しかないタクシーを、予約もなく拾うことなんて出来ません。

 こちらも鍋物ですから、二人分だけ夕食を残しておくわけにいかず、とても困って「伝えてあるのに!」と怒っていたことでしょう。結局何も知らないお客さん自身が一番気の毒な状態になるところでした。あんまりなんで、どうしてきちんと伝えなかったのか、旅行代理店にクレームの電話をしました。

 担当者は稚内市内に宿が取れなくて、うちに予約を入れたのだろうけど、宿とお客さんがトラブっても、とにかく宿を確保さえできればそれでいいんだよ、と言うような担当者は、本当にひどいですね。旅行代理店の人が全てそうだとは思わないけれど。

キーワード

2009年7月9日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(2) |

コメント

コメント

  1. インド人 より:

    人は人であって、限りある命を歩んでるから人である。

    人の大切な時間(命の一部)を大切に扱わない人は良くない。

  2. あしたの城 より:

    あぁ!なんだか哲学的ですね。




このページの先頭へ