野鳥を見に行ってヒグマを見る…

朝早く野鳥を見に行って、朝ご飯のために帰ってきたお客さんが、ヒグマを見ちゃった~なんて軽く言うので、またまた~冗談でしょ~と思っていたら、本当にサロベツ湿原センターで見たんだとか。

今の時期はシマアオジを見るために、朝の5時ごろでも20人ぐらいが木道のところにいるのですが、ヒグマが道道444号線を横切ってやってくるのを見たんだとか。みんな鳥を見るために望遠レンズをつけたカメラとか、双眼鏡とか持ってますからね。ヒグマは人間がいるのに気が付くと、すぐに引き返したそうで、木道にいた人たちも冷静だったそうです。

砂丘林にいるとか、昨年も牧草地を横切っていたとか、情報はよく聞くのですが、ここら辺の人の生活エリアに入ってきてヒグマが何かを荒らすとか食べるとかの被害はありません。だからお互いに共存共栄しているわけです。お客さんが撮ったヒグマの写真を見せてもらいましたけど、けっこう立派な熊でした。

お客さんは肝心なシマアオジは見られなかったそうで…、でもシマアオジを見た人はたくさんいるけど、湿原センターでヒグマを見た人はまず聞きませんから、まことにレアな体験をされました。でもやっぱりシマアオジを見に来たのですから、ヒグマよりシマアオジを見るほうが良かったですよね!

キーワード

2018年6月26日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |

コメント

コメントは受け付けていません。



このページの先頭へ