7月
25
今年もヒナは育ちませんでした
17日に生まれたアカエリカイツブリのヒナは19日に死んでしまい、20日に最後のヒナが生まれたと聞きました。しかしその後見に行ったお客さんは、ヒナには会えていません。気になったので今朝、行ってきました。
巣のそばには、放棄した卵らしきものが一個あります。親鳥たちは沖合を泳いでいました。双眼鏡でのぞいても、ヒナらしきものはいません。結局今年もヒナは、生まれて2~3日で死んでしまったようでした。ヒナをはっきり見れた人は、18日に訪れた人たちだけじゃないでしょうか。なかなか自然って残酷ですね。そして木道を占拠していたカメラマンたちも、だれ一人いませんでした。
つい先週まで大勢の人でにぎわっていた木道に、ポツンと一人立っていると、ここが本当に同じ場所かと思います。アカエリカイツブリの夫婦は、淡々と泳いでいましたが、もう誰も見ていません。ヤマドリゼンマイの茂みの中でオオジュリンが子育てしているようで、青虫をくわえていました。タチギボウシはいっぱい花芽を伸ばしてきています。こうして自然はめぐっていくのでした。
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アカエリカイツブリ2011年7月25日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |