動物はひいてしまう覚悟で…
シカに当たった話を聞いたときは、まだ体調が回復途中だったので話を聞いているだけだったけど、元気になって改めて車を見てみると、バンパーがひび割れています。ちょいとへこんだ程度だったのかなあと思っていただけに、けっこう衝撃は大きかったのねと思いました。
お昼すぎて知り合いが来てうだうだと世間話をしている中で、動物にぶつかりそうになったときは、という話が出ました。無理によけようとするな、ひいても仕方ないと思え、ということでした。相手が動物でなく人間なら話は全く別ですが、我々にとっては、人間が急に飛び出してくるより動物が急に飛び出してくる方が、はるかに確率が高そうです。
私も昔、タヌキをよけきれずにひいたことがありました。家も何もない無人の原野や海岸線を走ることが多いので、突然飛び出してくるのはシカやキツネ、タヌキ、ウサギです!都会でひきがちな犬や猫は見ないですね。奴らは交通ルールや車道の横断の仕方なんぞをちゃんと教わらないので、運転しているこちらは本当にびっくりします。
今回宿主の場合は、二車線にわたって5~6頭のシカが群れていたそうで、どちらにも避けられず、シカをひいてもいい覚悟でゆっくりブレーキを踏みながら、まっすぐ突っ込んだと言っていました。昼間だったら早くから分かっていたかもしれませんが、夜で雪が降っていたら分かりづらいですもんね。私だったら急ブレーキ踏んじゃうかな。冷静な判断ができるかな~。
旅行者の皆さんも、運転には気をつけてくださいね。人なんかいそうにないところが、危ないんですよ!
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仰る通りですね。
飛び出す、引いてしまう全て生き物の中で何故か人間が一番高等生物。相手が世界に一匹しか居ないロンサムで有っても…
高等生物は勝手ですね。自己中心的で。
自分も過去、大阪城の周回道路で逃げないハトを引いてしまったことがありますが、あらゆる生き物に対して気をつけなければいけないですね。
と言いつつ、昨年隣国の結構高級な酒店でハトを食べでしまいました。
>キサブローさん
高等動物が自己中心的というより、やっぱり自分の命が一番ということかな??
だれでも対象が動物であっても、思わず避けようとして急ブレーキを踏んで無理に止まろうとしたり、急ハンドルを切って避けようとするんですが、特に冬道の場合、それでスリップして、対向車線に飛び出してぶつかったり、路肩に落ちたりと、大事故を引き起こして、自分の命を危険にさらしたり、揚句は周りの人たちをも事故に巻き込んだりもしてしまう、その危険性を考えたら、非情なようでも動物を助けようとしないで、ひいてしまう覚悟で大事故を回避しなさい、ということだと受け止めています。
もちろん余裕があるときは、スピードを落としてゆっくりとまって回避すればいいんですけど、本当に突然の時、とっさの判断の場合の話ですよね。
ひいた後は本当に後味が悪くて、しょんぼりとしてしまいますが、それで仕方ないんだよ、ということなのかな。これから冬のシーズンに観光で来て車を運転する人もいるかと思うけど、参考になればと思います。