それはきっと…

「予約をしたいんですけど」と電話がかかってきました。「「何名でお越しですか」と聞くと、「二名です。一名ずつの部屋を二部屋お願いします」というので、これはうちに来るようなタイプのお客さんじゃないなあ、と思って、「宿の内容はHPかなんかで確認しておられますか?」と聞くと「はい、してます」と言います。

一名の個室はもう予約済みになっているので、2名で一部屋の個室しかもう空いていませんと伝えると、それならばそれでよいというので、部屋は寝るだけの設備ですよ、と宿の形態を細かに説明し、それでも良いというので、では名前を聞こうかなと思っていると、なんと「プランは、ウニ三昧でお願いします!」というではありませんか!!

ウニ三昧?!、ウニ!、ウニなんて、いったいいつ食べたのか、自分の記憶の中にもないウニ、魚介類の値段が高騰して、イカの刺身ですらもう、うちのような宿の値段では出せなくなったというのに、ウニウニウニ!

とまあそんなことで、「お客さん、きっとお客さんが見た宿のHPは、うちのではありませんよ。うちはウニなんて出してないですから。もう一度宿のHP確かめて、そちらに電話したほうがいいんじゃないですか」と言いますと、お客さんは慌てたようになって会話は終わりとなりました。

あ~ウニか~。ウニ三昧、どれくらいウニが出るのかな~。私も食べてみたいよ。

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2019年7月28日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |

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