スウェーデン語が堪能なお客さんがいたとはね
ホームステイしているフィンランド人O君を連れて、ご家族が泊りに来ました。O君は息子と一つ違いの高校生とは思えないぐらい、とっても大人びて見えます。でもやることは…、やはり高校生のあどけなさです。日本に来て10か月の間に、最初は全く日本語ができなかったのが、もう今では普通に会話しています。若いって、吸収力が早いんですね。
母国語のほかに、日本語、そしてスウェーデン語、英語の4か国語ができる!というので、すご~い!!となったのですが、たまたま泊まっていたもう一組のお客さんが、外大の出身、そして一人はスウェーデン語専攻でおまけにスウェーデンに留学までしていたというので、じゃあ二人でスウェーデン語で話をして!ということになりました。お客さんがスウェーデン語で話しかけると、O君はしばらく沈黙した後、「内容はわかるんだけど、もう言葉が出てこない」と日本語で答えました。
もうみんな大笑いで、じゃあ英語で話して!というと、O君は「英語は少しだけ」とまた日本語で答えて、じゃあ結局話せるのは、日本語だけかい!!と大騒ぎです。まさか語学が堪能な人と泊まり合わせるなんて、思ってもみなかったでしょうね。
ワイワイおちょくられてはいたけど、日本に来て日本語ばかりの中で一生懸命日本語を覚えていたら、スウェーデン語も英語もとっさに出てこなくなるのは仕方ないことだと思います。きっと環境が変われば、すぐにまたしゃべれるようになるんでしょうね。北海道弁のほかに関西弁も、しゃべられないけど言ってることは分かる、という我が家の子供たちとはレベルが違います。笑顔がチャーミングだったO君は7月にフィンランドに帰るそうですが、それまで北海道の暮らしを楽しんでください(^O^)
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2012年6月3日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |