本当にわが身に降りかかる
稚内の帰りに現場の横を通って、明日は我が身だなあと思ったスリップ事故、本当に次の日に自分の身に降りかかるとは、一寸先は闇だとつくづく思います。
昨日、地区の会館で婦人部のヨガ体操があり、参加した帰りのこと。いつもは自分で運転しないのだけど、さすがに近い(といって4キロ離れておりますが)ので、一人で自分が運転しておりました。前日気温が上がって溶けていたところ、昨日は急激に気温が下がっておまけに強風で粉雪が舞い滑りやすかったので、ゆっくりと走っていたのです。
でもカーブのゆるい下り坂、「あ、車が滑り出したな」と思ったら、もうブレーキもハンドルもききません。除雪でできた壁もまだ高くないので、「路肩を飛び出して、下に落ちるのかな」「川に飛び込むんじゃないからきっと大丈夫」なんて一瞬のうちにグルグルっと考えて、でも直前に車は少し戻る方向で横になり、ぎりぎり助かる?と思ったけどダメで、ポールに左側をぶっつけて路肩に突っ込んで止まりました。スピードは出ていなかったせいか、怪我はしなかったし、むち打ちにもなりませんでした。
そのあと通りがかった車の人から携帯を借りて宿主に電話して、知り合いの農家の人にトラクターで引っ張り上げてもらいました。携帯を借りた人は、酪農関係の仕事をしているのかなあと思うのだけど、どなたか分からないのです。本当に助かりました。ありがとうございました。そしてトラクターで引き上げに来てくれたR君もありがとう!
うちの車は一台しかないので、宿主は近所の人に来てもらってその車で現場まで駆けつけてくれました。ちょっとした凹凸で何をしたというわけでもないのに、突然滑り出すのはあるので、もうそれは運と言うしか仕方ないと慰めてくれました。宿主も突っ込んだりひっくり返ったり怖い目にあっているので、対向車もなく怪我もしなかったというだけで、運が良かったと何度も言ってくれました。
待っている間、車が走れなくなったら、しばらく生活はどうしようかなあと気にしてたんだけど、動くのでホッとしました。でもどっちみち3月の車検までに車を買い換えようと言っていたので、修理せずに新しい車を買うことになりそうです。冗談で月からの生還を狙うと言っていたのに自分で引導を渡してしまうとはなあ。
もしも運が悪く大型車に突っ込んでしまっていたら、怖いと思う暇もなく、「あっ」と思っただけで、人生が終わるんだなあと思いました。たまたま運よく生きているんですねえ…。
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コメント
コメント
ご無事で何よりです。
こちらの冬はそちらの冬とは比べものになりませんけど、一度、凍結した橋の上でスリップして対向車線にはみ出してしまったことがありました。出勤の時でしたが、朝6時ごろだったせいか幸い対向車が無く、事なきを得ました。そのまま何事も無く出勤できましたが、それは単なる偶然に過ぎない、と5年経った今でも思っています。そして、こういう時に人の親切が身に沁みるんですよね・・・どうかいのちだいじに・・・ドラクエじゃないけど。
大したことがなくて安心しました。
雪道の経験がない者にとっては、本当の恐ろしさがわかりません。
真冬のサロベツの厳しさを経験してみたい。
なんて独りよがりな考えはとても不謹慎なこと。
と自省しています。
厳しい自然の中で暮らしているからこそ、助け合う思いが
自然に出で来るのでしょうね。
奥様もそうですが宿主も年なので
これからも十分気を付けてください。
>赤壁周庵さん
ありがとうございます。
凍結した橋の上でスリップ、ゾッとしますねえ。私もスリップした時、下は川じゃないからって、瞬時に思いましたもん。たまたまの幸運に感謝して、日々を暮すことにいたします^^
>お世話になりました さん
困ったときはお互い様だからって必ず言ってくれるんですけど、こちらは助けてもらうばかりで、ほんとうにありがたいことです。しばらく運転したくないけれど、住んでいる以上しないわけにはいかないし。ゆっくり走ります!
お久しぶりです。
まずはご無事で何よりです。私は雪が降ったら絶邸にクルマに乗らないことにしています。勿論、雪がほとんど降らない地方だから可能なことですが、随分前ですが雪国に少し住んでいたことがあり、怖い思いを何度もしているからです。
クルマのコントロールが効かなくなったらブレーキではなくアクセルを踏め!、とその時教わりました。前に進もうとする力が加わりコントロールを取り戻す可能性があるからだと思いますが、なかなか怖くて実行できませんでしたね。
雪道での自分の運転技術を全く信用していないので、もしまた雪国に住むことになったら、冬眠するしか手はありません♪
>横浜のH.A さん
滑っているときに、アクセルはちょっと踏むのは勇気が要りますね。やり直しがきかないですもんね^^;;せいぜいポンピングブレーキしたぐらい…。
もしも町の中に住んでいたら、冬は車に乗らずに過ごすかもしれないですね~。でもさすがにここは、そういうわけにいかず!