光のカーテン

光のカーテン 厚い雲に覆われて、薄暗い一日でした。宿主は作業小屋にこもり、お客さんは調査に出かけていますから、昼間の居間は、私のものなんであります。

 薪ストーブの前でゴロゴロ怠惰な時間を楽しんで、原野と空と眺めていると、厚い雲の隙間から日差しが光のカーテンのように原野にさしていました。なんだか光のカーテンを開けて、巨人が顔を覗かせそうな、ちょっと神秘的な感じでした。

 都会のビルばかりの中では、巨人も妖精も存在しにくいでしょうが、サロベツにはまだまだそう言う不思議な世界が存在していそうです。

キーワード

2009年12月2日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

コメント

コメントは受け付けていません。



このページの先頭へ