つかの間の輝き

一瞬の利尻朝ご飯の支度がひと段落して、なにげに利尻を見ると、ちょうど頂上付近が雲間から出ていて、それが日差しを受けて白く輝いていました。二日ほど前に見た利尻よりも雪の部分がかなり多くなっていました。昨日は一日雨でしたから、山の上ではずいぶん積もったんでしょうね。

ちょっと迷ったんですけど、天気も安定していないし、利尻が見えているのは今だけかもと思って、カメラを取りに行き、庭に出ました。たったそれだけの時間で、利尻に当たっていた日差しはなくなって、さっきの光輝いていた様子とはまるで違っていました。写真は撮ってみましたけど、二か所ばかりピンポイントで白く輝いているだけですね。(ちなみに手前の丘部分が黒くつぶれていたので、ソフトで丘部分だけ少し明るくしてみました)

すぐに利尻は雲に隠れてしまいました。お客さんも、白く輝く利尻を見た人から見ていない人までいて、本当にわずかな間だけでした。ずっと天気はぐずついています。こんな天気が続くから、たまに見える、そして白く輝きを増していく利尻がうれしく心に響くのかも。

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2016年10月10日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

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