2回着陸をやり直して…

40年前に見た一面に咲くエゾカンゾウの風景が忘れられず、今年で4回目、サロベツにお越しになったお客さん。実は40年前のエゾカンゾウは野火でサロベツ原野が広範囲に焼け、その影響でその後5年ばかり特別に咲いた状態だったらしいです。

今年で3回連続のお越しになりましたが、確かにその時の様子を思い出させるように咲いていると言っていました。残念ながら一面にすべてと言うわけにはいきませんが、旧原生花園のあたりがすごい密度で咲いていますもんね。お客さん、とても喜んでいました。

そのお客さん、今日のお昼に稚内につく飛行機でお越しになったのですが、2回着陸をやり直したそうです。タッチアンドゴーのように、車輪を接触させるとまでは行かなかったようですが、かなり降下した後、急上昇をすること2回、そしてしばらく天気待ちで上空を旋回した後、3回目にようやく着陸したのだとか。機内では拍手が沸き起こったらしいですよ。基本的に飛行機がダメな私なら、もういいから、旭川でも札幌でも、大阪にでも引き返して!と泣いていたかもしれませんね。

明日の天気予報はどうやら曇り空のようです。せっかく飛行機が引き返さずに降りれたので、このいっぱい咲いているエゾカンゾウ、明日はめいっぱい楽しんでもらいたいです。

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2011年7月4日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(3) |



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