シマリスが玄関に
宿主が玄関の掃除をしようとしたら、風除室へ入る階段のところにシマリスが来ていたそうです。え~、呼んでくれればよかったのに!と後で私は文句を言いましたが、私はちょうど風呂掃除中だったから、呼んでも大変だしなどと宿主は言い訳をしておりました。
で、宿主が呼んだのは、子供のお客さん。シマリスは子リスだったみたいで、近寄っても逃げなかったそうです。そして最後は、裏の薪置き場の方へ消えて行ったとか。
お隣さんの家にはエゾリスが来ているそうです。うちものんた君がいなくなってしまったので、この秋、クルミが実るころ、シマリスやエゾリスがやってくるかもしれませんね。
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2016年8月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ずいぶん久しぶりの雨
道央や道南では今までも雨が降っていたようですが、サロベツではずいぶん久しぶりの雨となりました。長く道内を回っているお客さんは、今までずっと天気が良かったから仕方ないな~と言った雰囲気。
まだ雨が本格的に降りだす前、キャットミントにはずいぶんたくさんのチョウチョやマルハナバチが来ていました。揺り椅子に座りながら、忙しく飛び回るチョウチョたちを見て、こちらはのんびり。今はこの雨の中、どこかの陰で雨宿りしているのかなあ。
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2016年7月27日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ニワトリの卵にそっくりな卵の正体は
昨日は野鳥写真家の叶内さんが泊まっていたので、オオタカの写真を見せると、一目で「メスだね!」と言って、メスの特徴を教えてくれました。こちらは、一生懸命図鑑と見比べて、オオタカだろうとは思っても、メスとかオスとかまでは分かりません。さすが専門家!
ということで宿主は、5月の終わりに、カラスがニワトリの卵にそっくりな卵をどこからか持ってきて、庭で食べていたことを叶内さんに言いました。いったい何の卵だったんだろう??アオサギかなと思ったけど、アオサギは青っぽいというし。私は白地に茶色の模様があったと言い、宿主は白だったと言いました。同じ時期にオシドリを見ているので、オシドリの卵かな~と盛り上がっていたところで、カメラの記録媒体にまだその卵の写真を入れてあったのを思い出し、叶内さんに見せました。
叶内さんは興味津々で写真をのぞき込み…、笑い出して言いました。「これ、ニワトリの卵だよ!」ええぇぇ!、ニワトリの卵??!! オシドリの卵はもっと丸っこい、そして茶色の模様に見えるのは、血の跡。カラスがどこかで飼っていたニワトリの卵を取ってきて、食べてたんだろう、と言いました。
この一か月半ほど、「あのニワトリの卵に似た卵は、何の鳥の卵なんだろう」とずっと言っていた宿主、正解は「ニワトリの卵」という笑撃的なオチがつきました。やっぱり専門家、何でも教えてくれるわ~!
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2016年7月5日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
オオタカがカラスを懲らしめる
お昼ご飯を食べてまったり窓の外を見ていると、カラスに追われて鳥が林の中に舞い降りてきました。「おっ、ハトがカラスにいじめられてるわ~」と私がのんきに言うと、宿主がそれを見て「ハトなんかじゃないよ、かなり大きな鳥だよ」と言って双眼鏡でのぞき、「オオタカがカラスを捕まえてる!!」と興奮して叫びました。それで急いで撮ったのがこの写真^^;
急いで撮ったので、オオタカの周りで2~3羽のカラスが必死になって仲間を助けようと、ガアガア鳴いて威嚇しているのが撮れていません。仲間によるカラスの必死の攻防で、オオタカは捕まえていたカラスを放して飛び立っていきました。捕まっていたカラスは、よろけるように草むらから芝生の上に出てきて、飛び立つことができずによろよろと移動していきましたが、最後はどうにか飛び立っていきました。
この数日、巣立ったばかりのような若いカラスに花壇をイタズラされていて、せっかく植えたばかりのジニアやマリーゴールドを折られたり、ゲラニウムの花びらを食いちぎられたりして私はカラスに怒っていたのです。このオオタカも、カラスにちょっかいをかけられて、怒って懲らしめたのかもしれません。調子に乗っていたカラス、これでおとなしくなってくれればいいけど。
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オオタカ2016年7月4日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
フクロウではなくツツドリです
6月になると、野鳥を見に来るお客さんが増えますが、野鳥のことをよく知らないお客さんも、庭にいろんな鳥が来てにぎやかに鳴いているのを聞いて、あれは何の鳥ですか~って聞いてきます。一番多いのは、フクロウが鳴いているのですか~?って聞かれるけど、あれはツツドリ。ホホ、ホホ、って、フクロウっぽい鳴き声ですよね。
オオジシギのディスプレイにもびっくりする人は多いし、夜中にうるさく鳴いているエゾセンニュウも、あれは何の鳥ですか??って聞かれます。オオジシギのディスプレイを見たりエゾセンニュウの鳴き声を聞きにわざわざ内地からお客さんが来られるのですから、雀かなんかのように当たり前に庭で見たり聞けたりするのは贅沢な環境ですね。
野鳥目当てに来る人は、今は一番シマアオジが気になるでしょうけど、うちに泊まっているお客さんは今のところ、全員見ておられます。見た方はみんなうれしそうです。
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2016年6月11日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
スズメとカラスのバトル
大量の原木が手に入ったので、暇があれば薪割りをしている宿主。裏庭の小屋のそばでやっているんですけど、自転車小屋にはスズメが巣を作って子育ての真っ最中です。昨日、急に騒がしくなったので何事かと思ったら、やってきたカラスをスズメがすごい剣幕で追い払っていたのでした。
きっとカラスはヒナを狙いに来たのでしょうけど、スズメとカラスでは体格差がある過ぎるので、ヒナはやられたんじゃないか~と宿主は言っていました。気になって今日、自転車小屋に行くと、チーチー元気なヒナの鳴き声がしていました。
しばらく前には、カラスが何かすくって食べているので何かなと思って見たら、何の鳥の卵だか、ニワトリぐらいの大きさの、ちょっと茶のぶちが入ったような卵を割って食べていたのでした。
今はあちこちで、鳥たちが子育てをしています。弱肉強食の世界で無事に育つのか、いろんなドラマが繰り広げられているんでしょうねえ。
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2016年6月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
今年もシマアオジ来ていますよ
野鳥を見る人にとって気になるのは、今年もシマアオジがサロベツ原野に来ているかどうかでしょう。シマアオジ、ちゃんと来ていますよ。私は5月の終わりに湿原センターへ行ったとき、シマアオジが盛んに鳴いているのを聞いて、ああ今年も来てくれたんだな~と思いました。
それから2回ぐらい湿原センターに行ったけど、鳴き声はしても姿は近くで見ませんでした。昨日お泊りになったかたは、1時間に一回ぐらいの割合で、近くに来ると言っていました。私がいるのはせいぜい10分程度、やっぱり1時間ぐらいはじ~ッと待ってないと、姿までは見れないってことですかね。私には探鳥は無理だな~。
とまあこれも夕日と一緒で、ポンと行ってポンと見られることもよくあるので、(何年か前は10時とか11時過ぎとかに行っても、よくシマアオジの姿を見ていました)自然のものは運ですね~。
これから探鳥の方もボチボチ増えてきます。野鳥の写真を撮る方は、遊歩道を三脚やごついカメラで占領してしまわないように、他の観光客の方にも配慮して、撮影を楽しんでくださいね!
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シマアオジ2016年6月7日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
宿の林に来るキビタキ
今は薄明が始まるのが夜中の1時半ごろ、3時になるとかなり明るくなってくるせいか、そのころに何回も目が覚めてしまいます。年を取ったからだとまた言われるな~と思いながらまた寝ようとすると、鳥の鳴き声が聞こえてきます。こんな時間からキビタキが鳴いているわ、とか、オオジシギがバタバタやってるわ、とか。本当に鳥たちは早起きですねえ。
宿の庭に雑草のようにあるマイズルソウを撮ろうと望遠レンズをつけて私道を歩いていたら、キビタキがずいぶんよい声で鳴いていたので木立を見上げると、いましたいました、新緑の中で、キレイな黄色と黒の模様です。キビタキなんてどこにでもいるって野鳥の写真を撮る人には言われるけど、やはりこの綺麗でかわいい鳥を見ると、うれしくなってしまいますね。
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2016年5月27日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
マガンはいなくなったけど
あれだけ大群で宿の上空を飛び回っていたマガンも渡って行ったのか、数日前から全くいなくなってしまいました。朝5時前から鳴いて騒がしかったのに、静かになって少しさびしいです。と言っても、初めて来たお客さんにとっては、野鳥の鳴き声が朝からずいぶんするとは言っていましたけどね。
ツグミが群れで芝生の上をチョロチョロしていたり、アカゲラが宿をつついたり、除雪小屋をつついたりしています。宿の壁は穴をあけないでほしいな!ゴジュウカラも鳴いて、幹を登ったり下りたりしていました。マガンはいなくなったけど、これからいろんな野鳥がサロベツにやってきます。
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2016年5月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ガンの群れが宿の周りに
明日から雪が降るというまさかの天気予報ですが、今日は快晴で利尻がとてもきれいでした。写真を撮りに出かけたかったけど、地区の行事で缶拾いに宿主が出ていたので、お留守番でした。缶拾いから帰ってくると、宿主はすぐに風除室の棚のペンキを塗って乾かしていました。本当ならすぐそばにのんた君がいるはずなんだけどなあと、寂しい気持ちを抱えながら、窓に写った利尻を入れてみました。
数日前からマガンの群れが宿の南側の牧草地にいましたが、今日は北側の牧草地に移動していました。警戒心が強く何かあるとすぐに飛び立つので、大群で宿の周りを飛び交うとすごい迫力です。私はのんた君の埋葬地を手入れしていたので、マガンが飛び交うたびに手を休めて見上げていました。夕方には西側の牧草地に移動していました。利尻と撮るには逆光です。露出を利尻と牧草地に合わせた二枚を合成してみました。朝からここにいてくれたら、もっときれいに撮れたのになあ…。
日が暮れて空が少し赤くなってきたんですけど、お客さんはいなかったですし、窓からぼんやり眺めていると、突然またガンの群れが飛び立ちました。夕焼け空と利尻とシルエットになったマガンの群れが圧巻で、見とれてしまいました。カメラを取りに行く暇もなく、ほんの数十秒ぐらいの間でしたから、目に焼き付けるに限ります。今日はいっぱいガンが飛ぶ姿を見ましたけど、最後はすごかったです。
とまあそんなことで、お留守番をしていた朝のうちに「景色」でマガンの群れをUPしました。GW中もいてお客さんを楽しませてくれたらいいけど、ある日突然いなくなるので、さあ、いつまでいてくれるでしょうね。
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熊が出たんだとか
朝ご飯を食べてのんびりしていると、パトカーがやってきまして、また指名手配犯でも出たのかな~と思ったら「熊の目撃情報が出たので気をつけてください」とのこと。場所はお隣さんの私道から道道向かいの牧草地なんだとか。お隣りと言っても車で行くような隣りだし、向かいの牧草地なら、自分たちにしてはけっこう距離感はあるので、気持ち的にはそんなに騒ぎ立てるような感じではありませんでした。
しばらくすると、遠い近所の(?!)牧場主さんから電話が来て、「城さんとこの前でクマが出たんだってね」と言います。「うちじゃないで、隣やで」と言うと、町から来たFAXでは「民宿あしたの城の向かいの牧場」と書いてあった!と言っていました。おまわりさんは隣りと言っていたのに^^; 都会の家が密集している所なら、隣と言えば数歩しか離れてないでしょうけど、こちらの隣りは距離感が違うんです!!
宿主がお客さんを町まで送迎していると、宿から東へ6キロほど離れたところに車が数台止まっていて猟友会の人たちが集まっていたので宿主が聞いてみると、熊はそこからさらに東へ向かったとのことでした。買い物をしていると隣の奥さんに会って、最初の目撃者はまさにお隣さん、時間は7時前だったそうです。お客さんがいたのでちょうどその時間は、自分たちは台所にいたけど、居間にいたら、ひょっとして窓から牧草地を横切っていく熊が見えたかもなあ。
その後熊はどうなったんだか、人里に出てこないで山の中に帰っていればいいけど。
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2016年4月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
今度はキタキツネの登場
相変わらずのんびりと揺り椅子に座って原野を眺めていたら、今度はキタキツネがベランダ前を悠々と歩いていました。先日、利尻の写真を撮っていた時に裏庭を歩いていたのと同じ個体かもしれませんね。
あれから家の中に侵入してくるテンはいませんが、庭には相変わらずテンの足跡がついています。近所の人が、一匹をよそにやっても、すぐにまた別のテンがやってくるよと言っていましたけど、その通りですね。キツネもテンも、このまま家の中に入ってさえ来なければ、いくらでも庭の散歩は構わないんですけど。
しかし、昨年だったか一昨年だったか、稚内の人が、花壇のチューリップの芽を、シカに食べられて全滅したと言っていました。町のど真ん中にある道路の、中央分離帯に植えてあるチューリップだって、誰かの悪戯で花をもがれたのかと思ったら、シカが食べたせいだったんだとか。
雪が溶けて、クロッカスやチューリップ、パンジーが花開いてくるのが楽しみなんだけど、のんた君亡きいま、ちょっと心配・・・。
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思わぬ展開により…テンを放しに行きました
今朝起きるとテンは罠にはかかっておらず、侵入した形跡がなく建物の周りにも足跡はなかったので、縄張り内のどこか遠くへ行ってうちには来てないんだなあと思っておりました。朝ドラを見ていると、カタンと罠の扉が閉まった音が。それまで何の音もしていなかったので、誤作動?と思って見に行くと、なんと、テンが罠の中にいて、びっくりしました。
土曜なので役場はやっているのかなあと思って電話すると、当直らしき人がいて、係りの人が引き取りにうちまで来てくれると言います。しかし先ほども罠にかかったので引き取りに来て、という依頼が町民からあったけど、休みなので係りの人と連絡が取れず、何時になるか分からないとのこと。なので宿主が、罠ごと役場に持って行くので、役場の都合のいい時に対応してください、ということになりました。
そういう対応をしている間、テンは鳥の骨をかじり油なんかをきれいに舐めて、食べるだけ食べてから罠から逃げようとしていました。お前、殺されるんじゃないから良かったな、そう言いながら宿主が罠を車に運ぼうとすると・・・。
「持ち上げると罠の扉があきそうだ、こんな罠なんて欠陥だよ!」と宿主がぶつぶつ言っている声が聞こえました。地面に置いているからこそ、その重みで扉があかないようになっているんだろうか?だからわざわざ係りの人が取りに来るようになっているのかな?そういいながら扉を抑えて車の中に罠を入れようとすると、罠の扉が少し開いたすきをついて車の中にテンが飛び出してしまいました。
車の中に閉じ込めたものの、ここで庭に逃げ出されたら大変です。どうせ山野に放つんなら、宿主がどこかへこのまま連れて行って放とうということになりました。運転する宿主にテンが窮鼠猫をかむでもないけど襲い掛かったらどうしようと、心配しましたが、宿主は10キロ以上離れた人家のないところで無事に放してきました。
宿主が無事に帰ってきて、あんな罠の構造は欠陥だよ、と文句を言っていたところに近所の人が来たので、さっそく顛末を話して置いてあった罠を持って実演してみせると、近所の人は「あんた、そこは持つところじゃなくて扉を開けるところだよ。罠を持つところはこっちじゃないの。そんなところを持ったら開くのは当然でしょ」と言いました。そうなんです、宿主は罠を持つところ持たないで、扉を開けるところを持って運ぼうとしていたのでした。
もうみんなで大笑い、ゲラゲラ笑ってしまいました。なんで俺、こんなところを持っちゃったんだろう!なんて宿主も言っていたけど、テンを捕まえてテンパって、逃がさないように持っていかなくちゃ!という気持ちで気が付かなかったんでしょうね。今回のことで気落ちしていたけど、最後に大笑いしたので、ちょっと気持ちが晴れました。
しかしのんた君がいなくなった今、これは単なる始まりかもしれないなあ、とも思います。周りは野生動物の宝庫ですから。今日も外を見まわってみたけど、どこから侵入してくるのか分かりません。のんちゃんがいなくなって大変なんだよ、そう写真の中ののんた君に言ってみましたが、穏やかな表情のままで何も言ってくれません。ま、今までも何も答えてくれませんでしたがね。これからはボクがいなくても自分たちでちゃんとやってね、とでも思ってるんでしょうかね。
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このまま来なくなるのが一番いい
今まで書いてきたことの続きでブログなどを書いているので、自分の気持ちが伝わっていると思っていたのですが、昨日のその記事だけを読み、自分が思ってもみなかった印象を与えてしまうことがあるんだなあ、とつくづく思いました。それは自分の表現力のなさであるだろうし、分かってくれるだろうという甘えでもあると思います。
昨日の記事だけを読みに来る人のために昨日の記事にも追記を書いたんですが、誤解のないようにここでも書いておくと、テンは捕獲されても殺処分にはならず山野に放たれます。役場に持っていくという表現だけでは分かりませんよね。
テンを思いっきりたたいた時のつらさや悲しさ、激しい後悔、人によって考え方はあると思いますが、後悔するからこそ、何もなかったことにするよりも、自分は結末を報告して、同じような失敗をする人がいなくなればいいなあと思います。
今日もテンは庭先にも来ていません。このまま来なくなるのが一番いいのですけど。
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天使が悪魔に変わる時
今朝には決着がつくと思っておりましたが、ヤツは家の中に入ってきた形跡がなく、勝負は延長戦となりました。そうなんです。残念な出来事とはテンが家の中に入ってきてゴミ箱を荒らしたんです。まさかこんなことになるとは。
二日前、久しぶりにお客さんがいなくなって、晩御飯が終わってのんびりテレビを見ていたら、台所から突然何かが倒れた音、そっと覗いてみると、なんと、テンがいたのです。テンは冷凍庫の裏に隠れ、宿主は「殺す寸前ぐらいの痛い目に合わせないとだめだ!」と言って、「逃げ出さないように段ボール箱で抑えとけ!」と私に言って長い棒を取りに行きました。私が段ボールで隙間をふさいでいると、テンが低く威嚇のうなり声をあげていました。
宿主が棒で渾身の力を込めてたたいて、私は泣きそうな思い、テンは宿主の隙をついて飛び出し、ボイラーの配管を垂直に登っていつの間にか空けた配管周りの小さな天井穴に入っていきました。すぐには入りきれないので、その間、宿主は思いっきり棒でたたいていましたが、テンは屋根裏に上がって逃げていきました。「もうこれに懲りて、入ってこなければいいけどなあ。もう鮭のアラとかやるのはやめる」と宿主が言いました。そして穴をとりあえずガムテープでふさぎました。どこから屋根裏に入ってくるのか、分かりません。
しかし、朝起きてみると、穴がさらに大きく空いて、ゴミ箱からごみが散乱して、前日以上の荒らされ方になっていました。どうやら野菜類は興味がないらしく、チーズパーティで食べたチーズの残骸がついた包装をあさっていたようでした。
ここら辺はアライグマの被害が多くて、役場から罠の貸し出しがあり、捕獲したら役場に持っていけばいいと聞いていたので、役場に電話してみると、テンも同じようにしてくれるとのこと、さっそく宿主は罠を借りに行き、昨晩設置してみたのですが、昨夜は家の中に入ってきた形跡はなく捕獲はできませんでした。
今まではのんた君がいて、野生動物には盛大に吠えていましたし、だから家の中には入ってこなかったんでしょう。もともと、野鳥やリスの餌付けはしたくないと言っていた宿主なのに、なんでテンにアラをやる気になったのか、やはりのんた君がいなくなって、どうしようもなく淋しかった気持ちがこんな結果を招いたのかもしれません。だから野生動物にむやみに餌付けなんかしないほうがいいんだよ、というのは正論でしょうけど、私以上にテンの姿に夢中になっていた宿主の気持ちを思うとなんとも切ないです。
家の中にさえ入ってこなければ、いい関係でいたのに、と思うのは人間の勝手な言い分、テンにもかわいそうなことをしました。あれだけかわいかったのに悪魔の顔に見えるようになった、と言った宿主。もう二度と野生動物にエサをあげたりしないと思います。罠はしばらく置いたままにしておきます。
**追記**
ブログは今まで書いた内容の続きで書いているので、今までこのブログを読んだことがない人がこの記事だけを読むと誤解されるかもしれませんし、説明不足の面もあるかもしれないので、追記しておきます。
まずは、テンは捕獲しても殺処分になりません。役場に持っていくと、役場の人が山野に放してくれます。たとえ罠だけ借りてあとは自分たちでどうにか処分しろと言われたら、天塩ぐらいで放せばいいか、オホーツク海側まで連れて行った方がいいのか二人で相談していました。役場で放してくれると聞いたので、役場に任せようと思っています。
テンは昔から宿の周辺に来ていました。なのでわざわざエサをやっておびき寄せたわけではありません。今までラブラドールレトリバーを飼っていたので建物近くには寄ってきませんでした。しかしラブが急に死んでしまって、食べていたものを不用意に野生動物にやろうと思ってしまったのがきっかけです。
家族同様にかわいがっていたラブが死んでしまって気落ちしていた我々にとって、愛らしいテンは暗闇の中でともった小さな灯りのようなものでした。まさか穴をあけて家の中に入ってくるとは思いもよらないことでした。
テンをたたくという行為が残酷だと思われると思いますが、家の中にさえ入ってこなければ、共存できると思っていました。一度怖い思いをしてそれで家の中に入ってこなくなれば、それが一番良いと思いました。しかし効果はありませんでした。たたくという行為はつらいことであり、自分たちがエサを置いてしまったばかりにこうなったんだなあと後悔しました。
外から入ってくる穴をふさごうと、テンの足跡をたどってみましたが、どこから入ってくるのか分かりません。雪もありますし、小さな穴からでも入ってくるというので、雪が溶けないと分からないかもしれません。天井部分の穴だけ塞いでも、外の穴をふさがなかったら効果がないでしょうから、今回は捕獲することにしました。
ラブがいなくなったので、野生動物が家の中に侵入してくるのは、遅かれ早かれ起こったかもしれません。しかしそれを早めてしまったのは自分たちの行為のせいだろうと思います。淋しい気持ちを埋めるために人間が自分勝手なことをして苦い結末になって、後悔していることをこのブログで書きたかったですし、書いたつもりでした。
そしてこういう結末になったことをきちんと報告することで、同じような状況になった人が、自分たちと同じ間違いを起こさないようにしてもらえればなあと願います。
**追記の追記**
テンを捕獲して放しに行った顛末は「思わぬ展開により…」に書いてあります。
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地吹雪がひどかったです
朝起きるとベランダには新しいテンの足跡がありました。お客さんもテンが現れるのを楽しみにしていたんですが、今日は地吹雪がひどかったせいか、昼間はテンが現れず、足跡もすっかり消えてしまいました。それで写真は昨日撮ったものをUPしました。昨日はもうバシャバシャ写真を撮りましたから^^
とにかく風が強くて居間から原野を見ていても地吹雪がひどかったです。連泊のお客さんは雪煙をあげて走るバスの写真を撮りに行ったり、天気が収まった時に裏の丘へスノーシューで出かけたりしていました。
宿主は朝から夕方の送迎を心配しておりましたけど、何とか今日は迎えに行けました。明日は稚内便でお客さんが来られますから、明日は風が止んで無事に飛行機が降りられますように!
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2016年2月17日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
テンがベランダから顔を出す
朝は風が止んで日も差していたのに、その後再び吹雪きだして、晴れ間が出たり吹雪いたり天気は不安定でした。
昼ごはんのあとに揺り椅子に座ってぼんやり原野を眺めていると、ひょろっとベランダのところからテンが顔を出してビックリ。すぐ近くにいるので顔の表情なんかもよく見えます。写真を撮りたかったけど、テンは動きがすばやくて、ピョンピョンと跳ねて林の方へ去っていきました。のんた君にあげていた鮭のほぐし身を宿主が「テンにやる」と言って捨てていたので、さっそくテンがやってきたようです。
のんた君はたんぱく質が足りない、と言われて、生肉をやったりもしていましたけど、知り合いから、のんた君に食べさせて、と言って冷凍庫にかなり眠っていた鮭をくれたりとかして、茹でて骨を取って(過保護でした)ほぐしたものを何日分かに分けて冷凍していました。人が食べるにはなんだかもうパサパサなので、テンにやったのでした。
夕方にもう一度外をのぞくと、これだけはっきり残っていたテンの足跡は、雪できれいに消えていました。テンはちゃんと雪の中から鮭のほぐし身を掘りだしてありつけたんでしょうか。
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2016年2月15日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
毎日やってくるのはテン
雪が降ると、家の周りにウサギの足跡がいっぱいつくのですが、今年は見ません。その代りにテンの足跡がいっぱいです。どうやらこのテンのおかげでウサギがやってこないのかもしれませんね。
ほぼ毎日のようにベランダにも足跡がついています。娘が窓際に座っていて、ふと振り返って外を見ると、テンが窓ガラス一枚隔ててすぐそばにいて、部屋をのぞき込んでいたそうです。娘はびっくり!なかなか人間は気が付かないけど、テンは毎日ベランダにやってきて、部屋の中をチェックしているのかもしれませんね。
この写真は9日に撮りました。土を盛んに掘って顏を突っ込んでいましたが、何か獲物を隠してあったのかな。
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2016年1月11日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
回復の空にハクチョウの列
飛んでいるときに鳥たちは「ファイト」「ファイト」とでも声を掛け合って飛んでいるんでしょうか。ガアガアととてもやかましく声が聞こえてきたので外を見ると、たぶん白鳥だと思うんだけど、鳥たちが長い列になって南の空へ飛んでいきました。
久しぶりに利尻もきれいに見えて、頂上は白くなっていました。初冠雪は9月30日だったらしいですけど、長らく天気が悪くて見えませんでしたもんね。その後利尻の頂上付近には雲がまいてしまいましたが、お天気自体はポカポカとよく晴れて、先日の暴風が嘘みたいでした。
でも現実は、荒れに荒れた花壇、庭の落ち葉、散乱した小枝、などなど、庭の片づけに半日使いました。
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2015年10月5日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
カッコウかな?
お昼ご飯を食べていると、正面の林の木の枝に何やら鳥が。宿主は猛禽類かな、ハイタカかな、ツミかな、と言いながら熱心に双眼鏡でのぞいておりましたが、くちばしがまっすぐなので猛禽類じゃないな、ということになり、結局カッコウかツツドリかなあ、ということになりました。
写真は窓ガラス越しに105ミリしかないので撮っていますのでぼんやりであります。こういう時にやっぱり望遠レンズが欲しくなりますね~。
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2015年7月31日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
エゾセンニュウも鳴きだす
雨でできた水たまりのあとに、芝生のタネが1センチぐらいの厚さでかたまっていて、ということは、流れ出てしまったところもあるわけで、裏庭の発芽も楽しみのような不安なような。そんなことで夕方、ぼんやりと裏庭を眺めていると、エゾセンニュウの鳴き声がこだましていました。シマアオジの次は、オオジシギがいなくなるとか、エゾセンニュウがいなくなるとか言われているけど、今年も宿の庭に、オオジシギもエゾセンニュウも来てくれたので、安心しました。
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2015年6月7日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
コラ!君たち!!いいかげんにしなさい!!!
いきなり窓を開けて「コラ!君たち!!いいかげんにしなさい!!!」と宿主がどなった相手は、アオジ!!??芝生のタネをまく前は、庭先にやってくる野鳥をほほえましく眺めていたのに、今はもう、芝生のタネを食べまくる害鳥と化しています彡(-_-;)彡
一番多くやってくるのはアオジ、それに混じってニュウナイスズメ、カワラヒワ、キジバトも今日参戦しました。双眼鏡で眺めていると、くちばしをパクパクさせて盛んに食べています。
最初宿主に「いっぱいアオジが来て食べてるで」と言った時は「いっぱい撒いてんだから、大丈夫だわ」と言っていたのに、、だんだんやってくるアオジが増えてくるにつれて、平常心でいられなくなったようです。「のんた君に番をさせようか。役に立たないだろうな~」と思案顔。
「君たち、ちょっとは遠慮しなさい、遠慮を!!」とも怒鳴っていましたが、アオジたちは遠慮という謙虚な気持ちは持ち合わせていないようです・・・。
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芝生の庭を作る2015年5月21日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
野鳥が庭に
庭は黒土がむき出しになっているので、しばらくはお客さんに不自由させてしまうのですが、喜んでいるモノたちもいます。それは野鳥たち!虫とか捕まえやすくなるのか、けっこうたくさんやってきて、地面をちょんちょんつついて歩いています。
アオジが一番多いように思うけど、カワラヒワやカシラダカもいます。オオジシギは相変わらず林の上をシュババと飛んでいるし、アカゲラもやってきて、カラ類が駐車場そばの木の洞に巣を作って子育てをしています。
珍鳥を追う人にはありふれた鳥たちで興味がないかもしれないけど、今の時期は鳥たちで庭がにぎやかです。
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2015年5月17日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
気分転換にマガンの大群を眺める
一昨日やってきたマガンの大群、一日中目の前にいるのではなくて、出没したりどこかへ飛んで行ったりです。落ち着いて静かにしているなあ、と思ったら、次の瞬間には、一気に全部が飛び立って、けたたましく鳴きながら右へ行ったり左へ行ったり。じ~ッと見ているわけにはいかないので、作業をしていて気分転換したくなったら、居間から双眼鏡でのぞいておりました。
なんか珍しい鳥でも混ざってないかしらん、と思うのだけど、そんなに大きな倍率じゃないので、大きな個体と小さな個体でなんか種類が違うんだろうな~と思う程度で、何がなんだかさっぱり^^ とりあえずくちばしが黄色いのがマガン、としかわかりません。
双眼鏡でのぞいたときにいたら、いるいる!と思ってうれしいし、いなかったら、な~んだおらん!って感じ。いずれはまた旅立ってしまうだろうし、全くいなくなったら淋しいだろうな。
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2015年4月21日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
マガンの群れが目の前の牧草地に
時折明け方に、ガアガア鳥の鳴き声がしていたので、渡り鳥が宿の上空を飛んで行ってるんだろうな~と思っておりました。朝起きて、ご飯もすんでのんびりしていた7時半ごろ、一際ガアガアと鳴き声がしたので思わず窓の方へ行ってみると、な~んと目の前の牧草地にマガンの群れが千羽以上飛び交っていました。
渡り鳥がやってくる場所はだいたい決まっていて、落合や下沼のあたりの牧草地にマガンやヒシクイの群れがいるのです。それが目の前の牧草地にやってくるなんて、宿主も私も初めて見ました。さっそく望遠鏡や双眼鏡を出してきて、居間から眺めていました。なんか家の中から観察できるって、めっちゃ贅沢です。
マガンたちは、しばらくすると東側の牧草地に移り、気が付くといなくなっておりましたが、午後にもまたやってきて、飛び回っておりました。ヒッチコックもビックリの数ですが、あの恐怖映画と違って人を避けているようですから、まだ安心して見ていられます。
夕方にはまたいなくなりました。ねぐらの場所は決めてるんでしょうか。今日は豊徳に遠足にでも来たのかな。旅行者は喜んでみるけど、牧場の人たちは新芽を食べられて嫌だろうな。
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2015年4月19日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
フクロウの鳴き声?!
夜に庭でフクロウが鳴いているのに気が付きました。宿主によると2~3日前から鳴きだしたんじゃないかと言っています。真夜中だけじゃなくて、夜の7時ごろとか8時ごろとか、比較的早い時間でも鳴いています。
毎年というわけでもないけど、4月によくフクロウがやってきて鳴きます。なんという種類なんだろう?しんと静まり返った時に聞こえてくると、なんだかうれしくなります。
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2015年4月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
ナマでウサギを見てみたいな~
猛吹雪と言うほどのこともなく嵐は過ぎて、久しぶりに太陽の光を見ると、ぐんとその日差しは力強くなったような気がしました。ふわっと降った雪が、溶けてきたなかった雪面をきれいにしていました。溶けないうちに写真を撮ろうと外に出たら、ウサギの足跡がついていました。
このウサギは、直角にきれいに曲がっています。ウサギは途中で気が変わったんでしょうか。夜にウサギがぴょんぴょん跳ねている様子を、一度ナマで見てみたいです。以前に偶然、台所からもそもそ白い塊が動いているのを見て、きっとあれはウサギだ!と思ったのが一回だけでした。
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2015年3月13日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
キタキツネがベランダ前に
お昼ご飯を食べてゆっくりしていたら、カウンターのところにいた宿主が「そ~ッと、そ~ッと来てみな!」と言うので何事かなと思って近寄っていくと、ベランダのところにキタキツネが来ているのが見えました。最近、夜のうちにユキウサギの足跡がいっぱいついているので、キタキツネもユキウサギの足跡につられてやってきたのかもしれません。
ちょうどカメラを居間に置いてあったので、パチリと写真を撮りました。人慣れしているのか、ベランダからこちらをのぞき込もうとしたり、キタキツネものんびりしています。宿主が出かける用事があったので、玄関の外に出て、ようやく逃げていきました。
それにしてもその時のんた君は何をしていたのか?のんた君は風除室で日向ぼっこをしていました。気が付いてワンワン吠えたりしませんでした。ん~、だいぶ年を取ってきて、気配を感じる能力が落ちてきたのでしょうか。それでもその後、のんた君が庭に出てワンワン吠えていたところを見ると、しばらくキタキツネは庭をうろうろしていたのかもしれません。
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キタキツネ2015年2月26日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
シロハヤブサを見ました
サロベツに帰って来てから、パソコンの調子が悪かったり風邪をひいたりして活動が滞っておりましたが、ようやく今日からすべてにおいて全快です。と言うことで、やることはいっぱい!
朝からパソコンの前に座ってごそごそしていたら、出かけていた宿主が「シロハヤブサを見たから、写真を撮りに行かないか」と声をかけてくれました。今ではHP更新にとても協力的な宿主、ネタになりそうなことはすぐに協力してくれます^^
まだいるかな~と言いながら車で出かけると、いました、いました!矢印の標識に止まっています。あれが木の枝だったら絵になるのにね、と宿主は言いましたが、そんな贅沢は言いますまい。昨年末からシロハヤブサがサロベツに来ていることは話題になっていて、先日も出かけるときに見たのですが、その時はカメラを持っていませんでした。
私たちのほかに、2台の車が止まっていて観察しています。外に出て写真を撮ろうとして逃げられたら怒られそうなので、車の中から窓ガラス越しに撮りました。そのうち獲物を見つけたのか急降下して飛び立っていきました。
証拠写真程度の写真を撮りましたが、こうなると望遠レンズも欲しくなってきますね~。望遠レンズも必要経費ですね~!
そうそう、ネットからの予約、問い合わせもできるようになりました♪
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シロハヤブサ丹頂鶴が海岸に
お盆の賑わいもひと段落したので、いろいろお手伝いしてくれた子供たちとご苦労さん会で稚内の「む蔵」にお昼ご飯を食べに行きました。宿主は電話番です。お父さんは仲間外れ?なんて思わないで下さいよ。今まで2週間ばかりは私が電話番で家にずっといたのですから、交代です。
お天気屋により、稚内図書館により、西條デパートにもよって、我が家お決まりのコースを回った後、これまたお決まりコースでオロロンラインを通って帰って来ていたら、丹頂鶴が海岸の牧草地にいるのを見つけて、思わず車を止めました。
サロベツに来ている丹頂鶴は餌付けしていなくて、まったく野生のままですから、夏は湿原の奥深くにいてなかなか見ることができません。秋になると人里近くに来て、デントコーンを刈り取った後の落ち穂を拾って食べたりしています。
持っているのはスマホだけですから、スマホで撮った写真です。なんか証拠写真程度です^^ 隣りを車やバイクがどんどん通り過ぎて誰も止まりませんでした。牧草地に丹頂鶴がいるなんて、誰も気が付かなかったんでしょうねえ。偶然見つけて得した気分でした。
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花火をやって大騒ぎ
お客さんが花火をやっていました。夏ですね~。写真を撮らせてもらっているとき、ワーワー大騒ぎしているのでその時は分からなかったのですが、花火を一つもらってやってみて分かりました。花火に向かってコガネムシが飛び込んでくるのです。それが自分にもあたってしまって大騒ぎ。花火を持っていないと虫は寄ってこないので、みんなが騒いでいる意味が分からなかったのでした。
実は今年は虫がとても少ないのです。昨年は蚊がとても多かったけど、今年は蚊がほとんどいなくて楽です。それでも最近は蒸し暑くなって、ぶんぶん飛び回る虫が増えては来ました。虫が苦手な人は、虫よけなどの対策を忘れないでくださいね。
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2014年8月2日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |