お世話になりました
昨日泊まったお客さんは、年越しは宗谷岬で、車中泊するんだそうです。宗谷岬には毎年初日の出を見に来る人がけっこういますよね。天気予報は悪くないです。明日は初日の出が拝めるかもしれません。今(5時半過ぎ)は曇りがちでお月様はぼんやり見えています。これから雲が取れてくるんでしょうか。
さて今日から営業はまたお休みして、家族だけで新年を迎えます。子供たちはのんた君と今年最後の冒険散歩に出かけ、昼ごはんに年越すぞそばをざるで山盛り食べ、晩御飯は手巻き寿司です。子供たちは、大晦日の夜は手巻きと決め込んでいるようです。ほかのご家庭はどんなごちそうを食べるんでしょうね。
ということで2014年も今日で終わりです。いろいろとお世話になりました。皆様にとって来年は今年よりも、もっともっといい年になりますように。
キーワード
千円つかみ取りを狙ってガラガラ!
年末のくじ引きガラガラを子供たちと引きに行くと宿主が言うので、買い物がてらついていきました。年末年始の営業をしていたころは、暮れは5日ぐらい買い物に出る暇もないぐらい準備に追われていましたが、営業をやめてからは、買い物に出るぐらいは余裕であります。
特等は千円つかみ取り、一等は100円玉つかみ取りです。まだ特等も一等も残っているというので、子供たちは気合十分!でも6回ガラガラした結果は残念ながら参加賞でありました。いやいやこの後の年末ジャンボも待っていますからね。そちらも楽しみにしていましょう^^
さて今日の夜のお客さんで、今年の営業は終わりです。昨日は高校生の旅人がいました。もううちの子供たちよりも年下です。そしてお母さんが若いころうちに泊まったことがあるんだとか。シニア世代が多くなってきているうちの宿ですけど、親に紹介されたジュニア世代もこれからやってくるんですねえ。
我々も年を取っていきますし、うちの子供たちが本当に独立して夏休みに手伝ってくれなくなったら、今と同じやり方では続けていけなくなるでしょうけど、流されるままに形を変えながら、転がるところまで転がっていこうかと思う今日この頃です…
キーワード
2014年12月30日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |
ちょっと暖かくて溶けかけ路面道路に注意
朝から暖かで、昼間に外の気温を見ると4度もありました。、もうプラス4度で、とっても暖かく感じてしまう寒冷地仕様人間です。でも暖かいな~と喜んでばかりもいられません。道路の雪が少し溶けて水が浮いていました。雪もあって水も浮いていて、とっても滑りやすい状態です。そして夜になって冷えると凍ってツルツル!怖いですよ~。
年末休暇に入って、道内を車で移動する方は、くれぐれも運転に気をつけてくださいね!
キーワード
2014年12月28日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
稚内便から見た利尻が良かったんだって!
今日から年末の休みに入るところも多いようですね。今日は利尻もちらほら雲間から顔をのぞかせるまあまあな天気でした。
稚内空港についてやってきたお客さんは、飛行機から利尻がとてもきれいに見えて、それだけで来たかいがあったと言っていました。吹雪で交通障害がおこるかも!なんて、うるさく言っておりますが、いつも吹雪いているわけでなく、こういう良い天気に当たれば、それはそれは夏とは比べ物にならないほど、利尻は美しく、来たかいがあったと思えるのです。
キーワード
2014年12月27日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
天気につられて外出
利尻は見えていなかったものの、青空が広がって日差しが出て、おまけに風もなくて良い天気でした。宿主が買い物に行きたいというので、たいして稚内に用事もなかったのですけど、便乗して出かけることにしました。なんか天気が良い時に家の中にいるのももったいないですから。
ところが、サロベツは良い天気だったのに、稚内は意外と雪が降っていてびっくり。岩見沢の方は吹雪で通行止めになってたりしてましたんで、同じ北海道と言っても天気は全然違いますね。
明日からお客さんの予約が入っています。天気も明日あさってはとても良いようです。娘も帰ってきますので、にぎやかになりそうです。
キーワード
2014年12月26日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
家族だけだと・・・
お客さんの予約は今週末からなので、家族だけのクリスマス、ぜんぜんクリスマスっぽいことはやらずに終わってしまいました。と言っても息子には、夏とおんなじペラペラの薄い服を着ているので、内側がフリースの暖かいズボンを買ってやり、ボリューム亭でなぜかチキンではなくカツ丼、ヒレカツ定食、焼肉定食を食べ、夜はたこ焼きパーティで久々にビールもどきを飲みました。娘が帰って来てから娘の大好きな唐揚げを作ってやりましょう。
風もなく穏やかな天気ですが、これからまた寒くなるというので薪入れをしました。やはり息子がいると大助かりです。宿主は自分一人ではできない力仕事を、他にも手伝ってもらっていました。でも息子が帰って来て一番喜んでいるのは、のんた君ではないでしょうか。遊んでもらって、散歩にも連れて行ってもらっていました。
キーワード
2014年12月25日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |
大人っぽくなった
ようやく地吹雪が収まり、昨日泊りがけで遊びに来るはずだった息子の友達が5人ばかり、今日やってきました。息子以外はみんなこの春から新社会人で、もう今日は泊まることができません。うちの牛乳鍋をぜひ食べたいという子がいたので、昼過ぎにやってきた彼らは、晩御飯に牛乳鍋を食べて帰っていきました。
みんな保育園のころから知っている子たちです。なんだか社会人になって大人っぽくなったかなと思うのは、ひいき目でしょうか。うちの息子も社会に出ると、大人っぽくなるのかしらん。宿主も保育園時代は毎日送り迎えの役だったので、他の子供たちを知っています。同級生たちが今どこで何をしてるとか話を聞いてけっこう盛り上がりました。
キーワード
2014年12月23日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |
地吹雪がひどくて
今日は昨日よりもさらに地吹雪がひどくて、たまにこうして原野の方が見渡せるものの、ほとんどが真っ白で何も見えない状態でした。
本当は息子の高校時代の友達が、数名泊りがけで遊びに来る予定でしたけど、やはりこの天気では来ない方がいいとのことで、中止になりました。免許を取って1年もたたず初めての冬を運転するのです。町の中ではなくこのサロベツ原野を運転させるなんて、心配でたまりません。
窓の外の荒れ模様を見てがっかりする息子でしたが、こんな日は運転なんてしない方がいいという宿主の言葉を一番理解しているのは、ここで生まれ育った息子本人でしょう。またの機会にだね!
キーワード
2014年12月22日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |
今日も吹雪きで家の中にて過ごす
天気予報通り、今日は風が強くて荒れ模様の天気でした。のんた君と一緒に過ごすのを一番の楽しみにして帰ってきた息子は、のんた君と散歩に行くと自分から言い出しておりましたが(今までは、私が息子にのんた君を散歩に連れて行け!と言っていたのです)あまりにビュービューで遭難しそうなので、行けませんでした。のんた君は、家の周りを5分ほど出ただけで今日は終わりです。
北見での吹雪は、あまり風が強くなかったそうです。だから下宿の部屋の中にいると、大雪が降っているのに気が付かなかったのだとか。こちらはとにかく吹雪くとなると、息ができないぐらいの大風とともに雪が降りますから、家の中にいてもゴ~ゴ~と風の音がすごいです。地吹雪で、上からも横からも下からも、全方位から雪が降るという感じです。明日は久しぶりに人が来ますので、天気が落ち着いてほしいです。
キーワード
2014年12月21日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
息子が帰ってきました
冬休みになって息子が北見から帰ってきました。水曜日のような荒れた天気でなくて良かった~、と思っていたら、なんと石北線は今日も除雪が間に合わずJRが運休だったとのこと、旭川までバスに乗って、それから宗谷本線で普通列車を乗り継いで帰ってきました。サロベツは、毎年あるようないつもと同じ吹雪模様だったんですけど、やはり道東の方はひどかったんですね。
息子の下宿には内地から来た学生さんもいるので、吹雪にびっくりしていなかった?と聞くと、吹雪くというのは知っていたけど、こんな感じで雪が降るとは思っていなかったとのこと。息子は「吹雪くと学校が休みになるから、吹雪は好きなんだよな~」なんて言っていました。そんなことを言っていられるのは学生のうちだけですね。
内地から来た学生さんは、最初のころは10度で寒い寒いと言っていたそうですが、今ではプラスの気温だと「暖かい!」と言っているそうです。だいぶ体が寒冷地仕様になってきましたね。雪に埋もれて一冬過ごした後の、春を待つ気持ち、雪解けが始まった時の気持ちは格別ですよ。
キーワード
2014年12月20日 | テーマ:家族と | コメントは受け付けていません。 |
誰もが通る道??
吹雪も過ぎ去ったし、ようやく潜んでいた家からはい出したという感じで、稚内に出かけました。宝くじも買っておかなくてはね!でも一番の目的は私の病院でした。
前々から痛んでいたんですけどこの一か月余りのうちに悪化。最近痛くて寝れないので、ついに出かけたという感じです。下された診断はやっぱり凍結肩、50肩です。諸先輩方の話では、時期が来れば自然に治るというので、行かずに我慢しようかなと思ったんだけど、もう痛いんだもん。注射を打たれて、湿布と、飲み薬をもらいました。肩を温かくしてから50肩用の体操をするようにとのことです。
人生の先輩(?!)我が宿主も50肩になった時は、さんざん痛い痛いと言ってたけど、いつの間にか治っていました。だから悲観はしていないんだけど、やっぱり早く治りたいなあ。
キーワード
のんた君吹き溜まりに悪戦苦闘
朝起きると家の周りにはひざ上ぐらいまで雪が吹き溜まっていました。用を足しに行くのんた君が、首まで雪に埋まりながらラッセルしているのですけど、湿った重い雪でなかなか前に進めずもがいています。あと少しでふきっさらしの雪がほとんど積もっていないところに出るので、頑張れよ~とか言いながら見ていたら、のんた君は何度も振り返って私を見ます。
もうここでオシッコやっちゃってもいい~?なんて声が聞こえてきそうです。ダメよダメダメ、そこでやったら芝生が枯れるからね。仕方ないので、私もずぼずぼひざ上まで埋まりながら、雪を踏んで道をつけてやりました。
今回は道東の方が天気がひどかったようです。サロベツの吹雪は夜のうちに収まったようで昼からは青空も広がってきました。昨日は一日雪で暗かったので、太陽は出てなくても空が青いだけでずいぶん明るい一日だったように思いました。吹雪の後は毎度の除雪作業、もちろんのんた君も出動していました。
キーワード
2014年12月18日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |
嵐が過ぎるのをじっと待つ
朝になると風はやんでいて、湿った雪がひたすら降っていました。学校は早々と休校が決まったみたいだし、JRもバスも運休しているみたいです。今は宿をお休みしている期間なので、自分たちさえ出歩かなければいいので気楽です。こんな時でも仕事で外出しなくてはならない人たちは、大変です。事故に気を付けてもらいたいです。
午後をだいぶ過ぎてから風が出てきました。いよいよ本格的に吹雪いてきたかな~と宿主。家の中にさえいれば、暖かで安全な場所が確保されています。陰でじっと吹雪がやむのを待っている動物たちのように、自分たちもパソコンをしたりテレビを見たり本を読んだり、嵐が過ぎ去るのを待つのでした。
キーワード
2014年12月17日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
吹雪に備えて薪入れをする
里帰り中に母がコンパクトデジカメを買いたいのでついてきてと言うので、一緒に見に行きました。母は今までずっとフィルム式のカメラを愛用していたのですが、ついに壊れてしまい、デジカメデビューとなったのでした。最新式のコンデジをいじっていて、最近のやつはこんな便利な機能があるんやな~と感心していましたが、考えたら私の一眼レフだっておんなじ機能がついているのです。
と言うことで最初の一枚目は、明るさの異なるところが混在するシーンで露出を変えて3枚連続撮影し、カメラが合成するというモードを使ってみました。普通に撮れば、窓の外の雪景色が真っ白に飛んでしまいますが、それなりに写ってますかね。便利な機能はこれから使いこなしていきたいと思います^^
とまあカメラについてのんびりと書いていますが、状況としては吹雪に備えての薪入れです。数年に一度の吹雪がやってくるということで、地域によっては明日の学校は早々と休校にしてしまっているようです。地元の人に会っても話題は、これから吹雪くんだってね~、仕事は早く終わらせて家に帰らなければ~と吹雪を心配する話ばかりです。
昼間は穏やかだったサロベツも、日が落ちてから風が強まってきました。明日明後日は予報通り吹雪くのかな~。
キーワード
2014年12月16日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
長岳寺
どちらかといえば京都よりも奈良が好きなので、奈良のお寺の紅葉もどこか見に行こうと思い、長岳寺へ出かけました。実家からは近鉄沿線で出かけるのが一番都合がいいのです。
近鉄線に乗って桜井駅まで車窓を眺めていると、宅地開発であちこちに家やマンションが建っていてびっくりします。昔は何もない田んぼばかりが広がっていたのに。山の辺の道を歩いても、小学生のころの思い出とはずいぶん変わってしまっているでしょう。石舞台なんてまったく違うところになってしまったし・・。とつらつら考えているうちに到着です。
一番の見ごろを少し過ぎたところぐらいでしたが、まだまだ紅葉は楽しめました。高台寺や高山寺、神護寺に比べれば人が少なくて、境内でも三脚OKでした。三脚が駄目なところって多いですもんね。私は三脚まで持っていきませんでした。のんびりのんびりすごしました。
ほかにも里帰り中は、行ったところや会った人たち、いろいろでしたが、番外編としてお送りするのは今日で最後です。明日からはサロベツブログに戻ります^^
キーワード
番外編2014年12月15日 | テーマ:観光・温泉 | コメントは受け付けていません。 |
アベノハルカス展望台
天王寺は浪人時代に1年過ごした町であるし、大学に行っていたときの乗換駅でもあるし、自分にとってはなじみのある懐かしいところです。近鉄百貨店へいたるあの歩道橋も、あのごちゃごちゃっとした路地の区画も変わってしまって、寂しさも感じてしまいますが、それはもう時代の流れですから仕方ないことですね。
父はすでに行った事があるので母と二人でアベノハルカス60階の展望台へ行ってきました。高速のエレベーターであっという間につきます。天気の良い日を選んで行ったので、眺めは最高でした。無料でいける階からの眺めと、有料の階とはやはり高度感がぜんぜん違います。
なじみのある町なので、あれが大阪城?道頓堀のドンキや!ウメダの丸ビルやね、とかいろんなところを探しながら1時間以上二人で眺めていました。もしもこれが東京スカイツリーの展望台だったら、ふ~ん、という感じで眺めて終わりだったかもしれません。
お昼ご飯を食べて、さあそろそろ帰ろうかなあというとき、「ヘリポートツアーもうじき出発します」という声が聞こえました。知らなかったのですけど、プラス500円で屋上にいけるということです。暖かで快晴の日でしたし、もう次になかなか来ないでしょうから、行ってみることにしました。
スタッフ5~6人がついて、20人ばかりの一団が、非常階段を2階分ぐらい上がって屋上のヘリポートがあるところに行きました。上からモノを落としたら大変なので、フェンスがあって行けないところとか決まりごととか厳しかったけど、ガラス張りの中ではなく、外気を感じる開放感がなんともいえない気持ちよさでした。
スタッフの人に説明してもらって、個人ではわからなかった伊丹空港、飛行機が駐機している様子もわかったし、ハリーポッターの城、関空に至る橋も見えました。滞在時間は30分ほどでしたけど、寒くもなく暑くもなく、お天気も良かったので思った以上に良かったです。
いつも見上げている建物がはるか下に見えるのは面白かったし、アベノハルカスに行ってから、電車に乗っていても、あ、これはハルカスから見えていたビルだよなあ、なんて思って眺めるのも、地元民ならではの楽しさでした。
さて次回は里帰りシリーズ最終回、奈良の長岳寺です。
キーワード
番外編神護寺
大荒れになるといわれながら、意外と穏やかなサロベツ、雪景色を眺めながら今日は11月に高山寺のあと神護寺に行ったときの様子を書きます^^
お昼ごはんは栂ノ尾バス停横の食堂で食べました。いっぱいだったのでテーブルはほかの一人と相席となったのですが、顔を合わせるとあらっ、とお互いにっこり。京都駅のバス停で待っているとき、「このバスは高山寺に行きますか?」と私に尋ねた女性でした。
注文したものが出てくるまで、これは職業病なのか「どちらからお越しですか?」と尋ねてしまいました。富山から来たんだそうです。息子さんが京都の大学に入ったので、息子が京都にいるうちにと、春と秋の2回、一週間ばかり泊まりに来てあちこち観光しているのだそうです。我が息子には沖縄の大学に行け!とそそのかしていましたが、実現していたら私も宿主も毎年沖縄へ遊びに行っていたにちがいありません^^;
さて、高山寺のあとは神護寺に行きました。最初は計画に入れていなかったのですが、バス代を往復で買うよりフリー切符にしたほうが安くて、それならここまで来たんだから神護寺も行こうと思ったのでした。
高尾のバス停からいったん谷底まで階段を降りて行き、川を渡ったら今度は延々と階段を上って山の上へ上がって行きます。途中、お休みどころがあっちこっちにあって私を誘惑するのですが、お楽しみは帰りに残しておくことにして、がんばって階段を上って行きました。
紅葉は、散ってしまっている木もあったけど、高山寺より神護寺のほうが見ごろの木が多かったです。人も多かったですが、2年前の東福寺の紅葉を見に行ったときの大混雑振りが記憶にあるので、それに比べれば落ち着いたものでした。
帰りに茶屋で休憩、冷やしあめを飲みました。何年ぶりに飲んだでしょうか。ライトアップの時間までいようかなあなんて思ったりもしましたが、疲れたのでそのままおとなしく帰りました。いや、そのままというより、わざわざ始発の栂ノ尾まで戻って、臨時バスに座って帰りました。フリーパスの恩恵をちゃんと受けなくちゃ・・・。
次回は母と出かけたアベノハルカス60階展望台とヘリポートツアーです。
キーワード
番外編2014年12月12日 | テーマ:観光・温泉 | コメントは受け付けていません。 |
高山寺
実は秋ごろから写真にシミのようなものが写って気になっていたので(目立ったものはソフトで消していました)今回里帰りの荷物の中にカメラも入れていて、大阪のサポートセンターでセンサークリーニングをしてもらいました。そこで高山寺にはピカピカになった自分のカメラをもって出かけてみました。
京都からバスに乗りました。臨時バスが出ましたので座っていけました。窓から外を眺めていると、バスは混雑する幹線道路から路地の方へ…(?)路地と思ったのですけど、そこも立派な幹線道路だったようで、大型バスが行きかいます。
うわっ、建物のひさしにぶつかるんちゃうか、電柱にぶつかる、駐車してる車にこするんちゃうか、などとハラハラドキドキ、しかしバスはどこにもぶつからずに走っていきます。いつも、前も後ろも、行きかう車すらめったにない広い道路ばかり運転しているので、こんな京都の混雑した細い道をすいすい運転していく運転手さんに尊敬の念すら抱いていると終点の栂ノ尾に着きました。
そこそこ観光客はいるけど混雑と言うほどでもない山の中のお寺でした。今でも京都中心部から遠く離れた感があって山深いところなんですから、昔はもっと隔絶された感があったんだろうなあと思います。こういうところであの鳥獣戯画が大事にされてきたというのが、背景が分かって感慨深いものがありますね。
寒いだろうと思ってマフラーもしていたったけどポカポカしていて、石水院の縁側に座るととても気持ち良かったです。高台寺に行った時、縁側に座ってお庭を見るのもいいけど、座敷に下がってみると、額縁に入ったような、襖絵のような感じで見えます、と言う説明を聞いていたので、ここでも座敷の奥に座ってしばらくいました。写真を撮っていて、人がいないのもいいけど、人がいるのもまたいいなあ、と思いました。
次回はバスのフリー切符を買ったので高山寺の後に行った高雄の神護寺です。
キーワード
番外編2014年12月11日 | テーマ:観光・温泉 | コメントは受け付けていません。 |
鳥獣戯画展と高台寺
天気も良くなく、休館中にて取り立てて何もせず過ごしていると、ブログに書くことが何もないので、サロベツの民宿ブログではありますが、ここで里帰り中に行ったところを何日かに分けてUPしようと思います^^ 今回は両親と3人で行った「国宝鳥獣戯画と高山寺」、そのあと自由行動になって(?!)見に行った高台寺のライトアップです。
昼前に京都博物館に着くと、建物に入るまでに2時間待ち、入ってからも有名なウサギやカエルたちが遊ぶ場面は30分待ちと言うことで、普段ひと気がないサロベツに住んでいる身としてはアッと驚く混み具合なのですが、平日だったので日曜祭日よりははるかに待ち時間が少なかったのだそうです。
そこまでして並んでウサギたちの前に行くと、「立ち止まらないでください」「前の人と間隔を開けないでください」と言われて、1分ほどで通過せざるを得ませんでした。ちょっと悲しかった。でも原画は、修理したてと言うことで思った以上にきれいで古さを感じませんでした。そのほかの展示物は、ゆっくり時間をかけて見て楽しめました。
せっかく京都まで来たからと、高台寺に行って、夜のライトアップを見て帰ることにしました。母が、夜のライトアップは昼とは違った感じになって、それもすごくいいよ!と勧めてくれたからです。博物館からバスに乗ると、地元の人から日本人、外国人の観光客で大混雑でした。紅葉時のライトアップと言うのは初めて見たんですけど、臥龍池にライトアップされた紅葉が写っているのを覗き込むと、なんだかまた違う次元の世界があるようでした。
一応スマホで撮っては見たんですが、まともに写らず^^; 高台寺でまともに写っているのはこの竹林の中に置かれている傘ぐらいでした。京都博物館もすごい人だったけど、高台寺も6時ごろで結構な人でした。京都は秋が一番人出が多いんでしょうね。次回はこの機会にと高山寺に行った時の模様です。
キーワード
番外編2014年12月10日 | テーマ:観光・温泉 | コメントは受け付けていません。 |
利尻が見えたので海岸へ
昨日は用事があって出かけました。久しぶりに敷地内から外に出たという感じで、ここのところずっと引きこもり生活を満喫しています。
今日は、朝起きたときは灰色の雲の中にあった利尻が、11時ごろに気が付くと、きれいに見えていました。いつもの通り客室の窓から写真を撮ってそれで終わりにしようかと思ったんだけど、なんだか冬の利尻がきれいに見えているときぐらいは出かけよう!と思って海岸に行ってみました。
雪は降り始めですから、まだ稚咲内の駐車場に余裕で止められたので、そのままいつも夕日ツアーに行っているところへ出てみました。みんなで歩くけもの道のような道は、それこそ動物の足跡がついていました。
風が冷たくて冷たくて、気温(多分マイナス3度ぐらい)以上に寒く感じます。もともと夏でも夕日ツアーのときは寒かったですけどね。着込んでは行ったけど、カメラを持つ手には手袋をしていなかったので、早々にして引き返しました。
昼ご飯を食べた後に外を見てみると、もう利尻は見えていませんでした。つかの間の利尻だったみたいです。
キーワード
冬の利尻2014年12月9日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
一日があっという間に終わってしまう
今は1年で一番昼間が短い時期です。本なんか読んでいると、2時過ぎで日差しが弱くなってきたのを感じるし、3時を過ぎるともう夕方、日没は3時50分だから4時を過ぎるとどんどん暗くなってきます。大阪では5時ごろまではまだ夕暮れ時と言うか明るさが残っていたので、日の短さをひしひしと感じます。
早く暗くなるので、何か忙しくしていて一日があっという間に終わるんじゃなくて、特に何もしていないのに、一日があっという間に終わる感じです。24時間は変わらないのにね^^
キーワード
2014年12月7日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
物置小屋の外壁が変身!
11月10日のブログで、その華やかすぎる(?!)色彩を嘆いていた建築中の物置小屋、私の留守中に大変身、周りの小屋や宿と同じ色になっていました。私が言うことには無視していた宿主も、他の人に言われると考え直したようで、宿の外壁と同じペンキで表側を塗ったようです。私としてもほっとしました^^;
中は乗用芝刈り機以外はほとんど何も入っていないので、広々しています。来年の春になれば、手押しの芝刈り機や農作業用、花用の道具などをまとめて入れるそうです。整理用の棚とか台とか作るのに、まだしばらくは宿主も楽しめそうですね。
キーワード
乗用芝刈り機の車庫ここ掘れワンワン…
ハサミを使おうとしたらいつもの場所にありません。宿主に聞くと、そういえば除雪機小屋を駐車場で組み立てたとき、シートを切るのに使ってそのままかも…とのこと。工具箱とか風除室とか、置きそうな場所を探してみたけど、ありません。ひょっとして地面に置いてそのまま雪の中かな~と宿主。
のんた君も出動して捜索犬よろしくそばをチョロチョロしておりましたが、もちろんチョロチョロしているだけで、捜索の何の役にも立っていません。宿主はダメでもともとと、シャベルを雪の中に突き立てていくと、カチン!と音がしました。やっぱり除雪機小屋そばの地面で、雪に埋もれておりました。
雪が溶けて春になってハサミが出てきても、使い物にならないのは仕方ないこと、それよりも除雪していてハサミに当てて、除雪機が傷んでしまうのが宿主の心配でした。
のんた君が「ここ掘れワンワン」と言ってくれたら捜索も楽だったのにね~。ま、そんなこと言わなくても、のんた君はそばにいてくれるだけでいいのです。
キーワード
2014年12月5日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |
さよなら、おっちゃん
サロベツに帰ってきました。実家のある大阪は連日20度近い気温でしたので、この氷点下の気温に体が慣れるまで、2~3日かかりそうです。
大阪ではのんびりのびのび過ごしていましたが、今回はちょっとさびしいお別れをしてきました。大阪に帰るたび連絡して会いに行っていたお客さんが亡くなっていました。プライベートな友達に会ってしゃべったり飲んだり毎回しておりますが、宿のお客さん関係で必ず会うのは、おっちゃん1人だけでした。
20年ぐらい前から毎年のように野鳥の写真を撮りに来ていたおっちゃん。持病を抱えていたので朝の撮影に出かけると昼間は静かに宿で寝ていたのですが、将棋がとても強くて、宿主は6枚落ちでおっちゃんと対局しても全然勝てませんでした。おっちゃんにしてみれば宿主と将棋をしてもつまらなかったでしょうけど、暇つぶしによく相手してくれていたのでした。
持病が悪化して10年前からは旅行に来れなくなりました。そのうち、年賀状の挨拶もやめるとハガキが来たので、10日ばかりして、体調が悪いの~?と電話してみれば、心配して電話してくれたんは、あんただけやとすごく喜んでくれました。なので、もうじき里帰りで大阪に帰るから、帰ったらおっちゃんの顔を見に行くよ~と約束しました。それから8年ばかり、大阪に帰ると必ず連絡して遊びに行き、半日おしゃべりしていたのでした。
独身であったおっちゃんは、一人暮らしをしていても、介護サービスや家事をやってくれる人が毎日来てくれるようになっていて、〇曜日に来てくれる人はとっても気立てのいい女の人で、財産目当てでもええからわしの嫁はんになってくれと頼んでるんやけど、うんと言わんねん、などと言って笑っていました。病気の話などもよく聞かされていて、いつ発作が起こってあの世に行くか分からん、とよく言っていましたが、そんなことばかり言う人ほど長生きするんやで。また来年来るから、元気でいてや、と言って毎回別れておりました。
今回大阪に帰ってからおっちゃんに電話すると、この番号はもう使われていない、用のある人はこちらの番号へ、と連絡先がアナウンスされていました。いやな予感がしながらも施設に入ったのかなと連絡してみると親戚の人につながって、10月末に亡くなりましたと伝えられました。介護サービスの人が訪れると、すでに亡くなっていたのだそうです。交友関係が全く分からないので、こうして連絡が来る人に伝えているのだとか。
一瞬線香の一本でも…と思ったのですが、生きてる間に毎年会いに行ってたんやから、それが一番やったんや。これでおっちゃん、お別れしよう、と思いました。この世からはおらんようになったけど、民宿あしたの城では、伝説の将棋の先生として生き続けているから。そしてあの世から、あ~正面からクマが襲い掛かって来てるのに、横向いて鉄砲撃っとる、なんて笑って宿主のへぼ将棋を眺めといてちょうだい。さよなら、おっちゃん。安らかに。