懐かしの味はお刺身…

家に帰ってきて何が食べたいんだろう、唐揚げかな?と思っていたら、娘は「刺身が食べたい」と言っていました。寮ではお肉ばっかり、おまけに揚げ物がとても多いそうです。手間を考えたら、なんとなくわかるような気がします。うちではお客さんによく刺身を出すついでに、家族でも毎日のように刺身を食べていますから、それが日常だったのが、家を出たらそれがとても懐かしく感じられるそうです。

保育園から高校までずっと同じ友達関係の中で育ってきたのが、家を出て、この町を出て、札幌で多種多様な人と会って、娘はいろいろと思うところがあるようです。海外に行って初めて日本の長所短所を感じるようなものですかね。

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2012年8月9日 | テーマ:家族と | コメント(3) |

コメント

コメント

  1. なまら より:

    少人数の教育環境で育った子供たち。一番の問題は競争心がないということを、最初の嫁さん?から聞いたことがあります。それが突然、喧騒の都会で人に揉まれ、徐々に外の世界を知っていく。人として必要なことではあるでしょうが、でもどこかにふるさとを思う素朴な一面を残しておいて欲しい。あのTV「北の国から」ではありませんが、人間最後には必ず帰って行く所があると思うのです。

  2. キサブロー より:

    学食や寮食、社員食堂では集団食中毒を恐れて刺身はもちろん、自分の勤め先では生野菜では無く、茹で野菜です。
    確かに集団生活を出て最初に食べたいのは、自分も『お刺身』かも?

  3. あしたの城 より:

    >なまらさん
    町を出てわずか4か月目の娘には、まだ故郷を思うには早いかもしれません。これから就職して、結婚して、それからもしかして老齢に差し掛かったころに、サロベツを思うのかもしれません。うちの宿主が、今頃になって故郷長崎を懐かしむように…。

    >キサブローさん
    刺身だけでなく、生野菜が出ないと言うのも、特に内地の夏の気温を考えたら、そうかもしれないですねえ。
    私もかつて切迫早産予防のために3か月ばかり入院生活を送ったことがありますが、その時は退院したら「辛いカレー」が食べたい、と思いました。病院食のカレーは、全く辛くないんですもん!




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