停電二日目の話

停電中に活躍した電話この1週間はキャンセルでほとんど予約が無くなってしまったので、今日のお昼に予約が二件入ってうれしかったな~。電力会社はぎりぎりの運用なので、突発的な停電があるかもとか、計画停電あるかもとか聞きますので、停電になった時は普段とは同じサービスできませんが、どうか納得の上お越しくださいませ。

そういうことで、今日は停電二日目の話です。

朝起きると復旧していないかな~なんて甘い期待は、現実のものにはなりませんでした。キャンプ道具を持ってきているお客さんは、とりあえず南下するとのこと。連泊したお客さん二人は、偶然夜の苫小牧発のフェリーが同じで、ガソリンスタンドがどこでやっているのか、スマホで調べながら出発していきました。信号が止まっているとか、都市間バスは安全が確保できないから運休とかラジオで言っていますし、無事に走行できているのかな~と思っておりましたので、無事に苫小牧についたとコメント入れていただいて、安心しました。

当日、予約していたお客さんで車の方たちはキャンセルの電話があり、JRのお客さんもJRは全く動いていないので当然キャンセル、誰もいなくなりました。キャンセル料を…、と泣ける話をしていただいた方もいましたが、もらいませんでした。

豊富町の支援センターでWi-Fiが使えるというので、9時ごろに行きました。充電とかするためにずいぶん多くの人が来ているだろうなあと思っていたら、ほとんど人がいないではありませんか。??と思ったら、なんと豊富町は線路の東側が早朝に復旧したとのこと。西側はいつになるか目途が立っていないと言われました。やっぱり自分たちが住んでいる人口が少ない地域は優先順位が低いのですね。光回線だってまだ来ていない地区なんですもの!

Wi-Fi接続でいろいろ投稿したり各種メッセージを見た後、早めに帰りました。かかってくる電話も気になりましたんで。電話は黒電話と書いておりますが、昔懐かしい黒電話でなくて、写真のような黒電話の機能しかない電話です。これだけが停電の時に使えると聞いていたので、買って置いていました。かつて宿主は、お客さんも使えるように、お金を入れて使うピンク電話を使っていて、もともと昔懐かしい黒電話は持っていなかったのです。

9割がキャンセル、1割が問い合わせで、いつ復旧するか分からない状態でしたから、17時の夕食や、停電ですから当然夜は真っ暗、それに納得していただいた方でないとお受けできません。どんどん各地で復旧してましたから、わざわざ復旧していない所に予約する方はいませんでした。

そうこうしているうちに夕方になると、電話はかけられるのに、受けることができなくなりました。鳴っても電話に出ると話ができないのです。そのうち、鳴りもしなくなりました。固定電話もつながりにくくなっているとラジオで言うので、これなんだな~と思いました。もうお客さんもいませんし、早くに夕食を食べたあと、二人で支援センターに行き、二回目の投稿をした後、豊富温泉に行きました。

温泉は普段よりは混んでいるのかな~って程度で、まっすぐに帰っても寝るだけなので、また支援センターによって20時半ごろまでテレビを見ていました。のんびり充電してテレビを見ているのは自分たちだけでした。昨夜は200人ぐらいの人が充電やテレビを見たりするために訪れたそうです。札幌テレビ塔のライトアップや時刻の電光掲示板は消していると言っていて、それは当たり前やろう!!電力が足りなくて復旧していない所もあるんだから!と思いました。

メインの火力発電所復旧までにかなり時間がかかりそうと言っていたので、自分たちのところはまだまだ2~3日かかるのかもしれないなあと諦めて、さっさと寝ていたら、夜の11時過ぎにいきなり世界が明るくなりました!もう小躍りしましたよ。電話もつながるようになりました。99パーセントが復旧したということで、その段階で自分たちのところも復旧したんだなあと思いましたが、残りの1パーセントの方々が、気の毒でなりませんでした。

停電中、知り合いから脂が乗った鮭をもらって、すぐにさばいて南蛮漬けや醤油漬けにしました。生野菜は畑のもの、キュウリやトマト、葉物野菜がたっぷりあります。じゃがいももひと箱の買い置き、米もたっぷり、肉もたっぷり、どうしても牛乳鍋と言われない限り食料には困りません。普段から買い物が不便なところなので、買い置きはしているのです。災害には強いプロパンガスで調理はできるし、野中の一軒家なので、ラジオで情報を聞かない限り都会でのパニックの様子が分からず、普段通りののんびりした風景です。

携帯はガラケー、Wi-Fi接続のタブレットしかもっていないと、ネットに繋げられなくて、それが課題だなあと思いました。でもかえってデマとか見ることもなく不安になる様な、不確かな情報に振り回されることもありませんでした。単純で電池を食わない携帯ラジオを持っていて良かった。断水じゃなかったのが一番良かったかも。停電より断水の方が、生活には大変だったかもしれません。

こうして停電中の頑張りは、終わりました。でもみなさん、停電騒動で気を取られている間に、実はとんでもないことが起こっていました。それは芝生です!いったい芝生がどうした?続きは明日に書きますね。

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2018年9月9日 | テーマ:民宿での出来事 | コメント(4) |

コメント

コメント

  1. はいかい より:

     ニュースでは、地震の被害がなかった道北や道東の市町村まで避難所を開設していると伝えていて、意外に思っていたのですがTVが見られたりネット接続ができると聞いて納得しました。情報も重要なライフラインですものね。
     黒電話、やはりそうですよね。ダイヤルをジーコ、ジーコ回すものは、モジュラージャックが合いませんから役に立ちません。城さんとこや我が家にあるシンプルな電話は今でも売られていると思います。
     浜厚真にある苫小牧東港は幸い無事でしたね。空席情報を見たら、地震当日と翌日の苫小牧や小樽発の本州行の便の旅客は見事に満席。クルマやバイクは余裕あり、また逆方向北海道行きは旅客も車両も余裕ありでした。飛行機に乗る予定だった人がフェリーに流れたようです。
     昨日のコメントには、楽しそう、なんて書きましたが、反省しています。大切な人を亡くしたり、家を失った人が読むことを想定していませんでした。ごめんなさい。

  2. あしたの城 より:

    >はいかいさん
    それぞれ受けた被害の大きさは違うし、状況もよく分からない中で、大停電を、不安だ、不便だ、不運だと思うより、気持ちを切り替えて大停電だからこそ体験できる楽しみを見つけ出すのが一番だと私は思いました。だから楽しそうに過ごせて、すごく良かったと思います。
    いろんな状況の人に応じていろんな感想がある、昨日のコメントは、うちの宿の状況に対するコメント、というふうに私は受け取っています。

  3. 赤壁周庵 より:

    うちでも以前は写真のような(と言っても受話器の下に番号キーが隠れているようなシロモノでしたが)通話機能のみの電話機を使っていましたが、壊れて今は普通の電話機を使っています。落ち着いたらまた同じような電話機を調達しに行こうと思っています。

    ちょっと話がずれますが・・・
    電話回線網が2025年を目処にIP回線に移行するようで、移行後も局給電は維持される、ということですが、大丈夫なのかなあ、と総務省のサイトを時々見に行ったりしています。まだ先の話ではありますが、何かプレス発表があるたびに詐欺が横行するようなので(勤めていた頃、会社宛に詐欺電話もどきがかかってきたこともあります)、田舎の老母にそのつど電話して、そういうヘンな勧誘は相手にしないように、と言っています。

  4. あしたの城 より:

    >赤壁周庵さん
    何か災害があっても絶対大丈夫、なんてことはもう通用しない世の中ですから、黒電話タイプ、持っていた方が安心ですね。
    でも結局は、これも二日目の夕方には調子が悪くなって使えなくなってしまいましたから、長引くときにはダメなんですかねえ。電気が戻ると、黒電話タイプも復活しましたが…。とりあえずお役御免となって片付けました。また取りだすことが無いように…!


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