夢をみさせてもらった舗装計画

18日のブログで、いい話があったから確実になったらお知らせしますと書きましたけど、残念ながら実現できずに夢で終わってしまいました。いい話とは、私道を舗装する計画でした。もともと昨年秋に土台になる砂利を入れていて、この7月に簡易舗装をかけるつもりでいました。アスファルトのくずを敷いて熱で固めるものです。でもそれは気温が高いときにやらないと効果がなくて、シーズン真っ最中にやらないといけないなあ…、と思っていたのでした。

ところが先日、違う業者の営業の人が、違うやり方で気温に関係なく、今すぐやれる方法があるというのです。値段を聞くと、我々でも出せる金額。すぐに道路の面積を正式に測ってもらって、見積もりを待っていたのでした。そして今日、業者の人が来たのですが…、工法を勘違いしていたとかで、金額はヒトケタ違っていました。交渉してどうにかなるという金額ではありませんから、すぐにあきらめました。

何の補助も出ず、すべて自腹で舗装代を出さねばならないということは、そりゃあ宿代にのせてドカンと値上げすればいいだけの話ですが、そうもいかないでしょうしねえ。大自然の中の一軒宿に惹かれてくる方には、この舗装されていない私道もその個性の一つと思って来ていただこう…。と言っても、7月に簡易舗装をかけるつもりではいるので(これは金額も分かっているし)、私道は昨年よりは良くなりますよ。

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2011年5月25日 | テーマ:暮らしの中で | コメント(4) |

コメント

コメント

  1. まるやま より:

     そうだったんですか。
     宿を営む立場としては、誰もが来やすくなることはとても重要なことですもんねえ。
     それにお手入れも大変でしょうし・・・。
     でも私はあの木のトンネルのガタガタ道を入って行って、ああ今年も来れたなあとしみじみ思う(帰りはさみしく思う)思い入れの道でもあります・・・って思うのは、私がバイクで行かないからかなあ・・・。
     次行くときはできるだけ轍を作らないようにそおっと通ってみようと思います。

  2. あしたの城 より:

    道が荒れる原因は、春の雪解け水のようです。流れる水によってわだちを深くしてしまうようですね。
    道を3軒の家が使うとなると、町が費用を出して舗装してくれる対象になるらしいですが、一軒だけだとダメなんですって。
    7月に簡易舗装をかけてみるので、それが良い状態で何年もつか分からないけど、まあやってみます。あとは宝くじだな!

  3. 赤壁周庵 より:

    あしたの城への道は昔から鬼門でして・・・
    初代の建物の前のドロドロ道で帰りにすっころんで泥だらけになってしまい、宿主氏のからかいの声を背に聞きながらもう二度と来るかバーロー!と叫び返してドロドロのまま汽車に乗ったのは私がまだおっさんではなくお兄さんと呼ばれて然るべきトシの頃でした・・・とさ。

  4. あしたの城 より:

    3日の日は、農道コースへ散歩に行こうとすると堆肥散布をしていたので、どこに行こうかと迷った挙句、3年ぶりに初代建物があったところへ行きました。

    普段の生活の中では思い出すこともあまりなくなったところです。もう丘が半分なくなって、かつての面影が亡くなってしまった場所をのんた君と歩き、ここの道はひどかったなあとか、向かいの沢に廃屋となってしまった初代の地主さんが住んでいたところを見て、今は亡くなってしまった地主さんのことを思い出したりしていました。

    とまあ散歩から帰ってしばらくすると近所の人が遊びに来て、世間話をするうちに、初代建物の時代の話が出ました(夜カーテンを開けると牛が窓からのぞきこんでお客さんがギャーと叫んだ話…地主さんの牛の管理が悪くて牛がよく脱走して民宿に来ていた)。

    近所の人との世間話でも、初代建物時代やその場所のことを話すことなんてめったにないのに、今日は偶然すごいなあと思っていたら、夜!赤壁周庵氏のこのコメント!なんかすごいなあ、偶然が重なるなんて、と言う長々としたレスでした。




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