底抜けにびっくりした
夏のシーズンの間は、昼間は出来るだけ電話番のために家にいる私ですが、もう当日予約も先の予約の電話も入らなくなった今は、糸の切れたタコ状態。今日は、ずいぶん前から行きたいと思っていた、海岸から入るコースで原始砂丘林へ行きました。
入り口は、9月に調査に訪れた人たちから聞いていました。のんた君が機嫌よく歩けるのは3時間ぐらいなので、1時間半ぐらい歩いたら、海岸入り口まで戻ろうと思っていました。私にしては、北の奥地の原始砂丘林、用心しての出発となりましたが、今までで一番人の気配がした原始砂丘林でした。
背丈の低いミズナラの風衝林を歩くのは初めてだったので、ミズナラのトンネルのようなところを通り抜けるとき、葉っぱがもっとおおい茂ったときに来たかったなあと思いました。砂丘林に入ってすぐの長沼は、とても感動的でした。普段、道々106号線をビュンビュン飛ばして稚内へ行きますが、そのすぐ横に、こんなにきれいな長沼があるなんて、どれほどの人が知っていると言うのでしょうか。
しかし今回びっくりしたのは、人でした。今まで、砂丘林に入っても人に会わなかったのですが、今回、ついに会ってしまいました。5人ほどのグループの方でした。向こうは向こうで、のんた君が喜んで走りよったときに、一瞬「熊か?!」と思ったそうですから、向こうもかなりびっくりしたかも。
また、まったくノー天気に歩いていたら、いきなりバッシャッと音がして、光り輝いたときは、心底びっくりしました。赤外線か何かで自動でシャッターが下りるカメラが、木に取り付けられていたのです。その後、そういったカメラは、3台ぐらい見ました。カメラを見て、そういえば、カメラが備え付けられていると聞いていたなあ、と思いました。
のんた君とだけで原始砂丘林に入りますので、どれだけ長くいても、1時までには砂丘林から帰るようにしております。今日は、9月に沼の底の土を取って調査すると言っていた人たちが、調査したのはここかなあ…、と思う沼まで行って、そこでおにぎりを食べて、引き返しました。
途中、クマゲラが開けた大きな食痕も見て、クマゲラの実物も見てみたいなあ!と思いました。この模様は、3日連続!「花と風景」にUPしました。
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原始砂丘林2009年10月26日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |