通行止め寸前に行く

 稚内に用事があったので出かけました。いつも海岸から行っていて、稚内方面から車が来ているし、そうひどく吹雪いていないだろうと宿主は言っておりましたが、海岸を10キロも進まないうちにどんどん視界が悪くなって、路肩をあらわすポールの、ひとつ前も見えない有様。

 後ろからサイレンが聞こえてきて、救急車が追い越していきました。吹雪で事故があったのかな、道路がふさがっていないかな、と言いながら、救急車の赤色灯を頼りについていこうとしましたが、救急車が速くて、すぐに置いてきぼりになりました。救急車はレーダーかなんか付いていて、こんな視界の悪い中でも走れるのかしらん?

 海岸最大の難所は、ユックルのあたりで、そこで事故車がありました。でも宿主は、すぐ横にひっくり返っている車を見る余裕もなく、必死になって運転していました。二人で、前を向いたり横を向いたりで、道が右や左にカーブしているのに気を使いながら、いつのまにか道路中央に出ていなように走りました。

 ユックルを過ぎてしばらく行くと、吹雪はましになって、視界もよくなりました。稚内で用事をすませているうちに、空は明るくなって雪もそう降っていなかったのですが、海岸は懲りたので40号線から帰ることにしました。

 帰りに車のラジオをつけると、稚内ー天塩線は、吹雪のため通行止めになっていました。海岸は今でも吹雪いているんだろうか。我々が通ったときは、通行止めになる寸前だったのかな。40号線、そしてバイパスはまったく吹雪いていなくて楽に帰れました。でも気をつけないと、事故車も明日はわが身と言う感じ…。

キーワード


2010年2月12日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(2) |

コメント

コメント

  1. 北野 大地 より:

    いやぁ、吹雪は懲りました‥雪道をナメてました。
    でも車がひっくり返ってるなんて話を聞くと、ケガもなく笑顔で宿にたどり着けたので良かったと思いましたよ。いい教訓になりました!
    ホント、他人事ではないですね。どんなに急いでても、安全運転ですね!

  2. あしたの城 より:

    吹雪は怖いですよ~。自分が気をつけていても、相手が突っ込んでくるときもありますからね~。
    雪融けの頃も、道が凍ってスリップしやすいので、あと2ヶ月、私たちも、旅行者の皆さんも、安全運転に気をつけなくてはならないですね♪




このページの先頭へ