はらりはらりと雪が落ちてきたと思ったら

ほんの2.5キロしか離れていない106号線は吹雪で通行止めとなっていたのに、サロベツは穏やかでありましたが、朝起きると、木々には雪がみっしりとついていました。風がなく、しんしんと雪が降ったようです。なかなか風情があったので、もうちょっと明るくなったら写真を撮ろうと思いつつ、薪ストーブの前でだらだら風景を眺めておりました。

やがて、はらり、はらり、という感じで木々から雪が落ちました。そのうち、木々のあちらこちらで、ぱらぱらと雪が落ちました。それが見る見るうちに伝染していって、どんどん雪が落ちてきました。あら、風が吹いてきたのだな、と思ったとたん、もうざわざわざわ~っという感じで雪が吹かれて落ちていきます。

あっ、写真を撮るのなら今のうちに、と思ってカメラを撮りに行って、戻ってきたら、もう木立には雪はないのです。雪がはらりはらりと落ちだして、5分もたたないうちに、風景は一変してしまいました。結局写真を撮り損ねてしまいました。

今日も道央では大雪で、札幌行きのバスもJRも運休になっていました。でもサロベツはそんなに天気はひどくなく、ちょっと風がある程度でした。

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2013年2月21日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(2) |

コメント

コメント

  1. なまら より:

    石狩地方北部では、大雪で鉄道がかなりダメージを受けたというニュースが流れて来ました。テレビで見た映像も、駅構内の線路がなったく見えないくらいの状態で、これはまずいな、と感じた次第です。北海道は広いですから、場所によりかなり降雪量に差が出るのは当然だとも思いますが、局地的にゲリラ豪雪に襲われるのはたまったもんではないでしょうね。けれど今日のサロベツは平穏だったようで、何よりでしたね。こちらでは毎日寒い寒いとブツブツ言っておりますが、2月ももうあと一週間。3月になればどこからともなく春の気配が忍び寄ってくると思います。毎年繰り返される季節の移ろい。そんな中で人々が暮らしている。そんな姿にはいつも感動させられます。そして厳しい冬があってこそ光の春が訪れる。すでにぼくの目には木々が芽生える光景が浮かんでいます。みなさん春はもうやって来ます。

  2. あしたの城 より:

    先日、旭川支局のアナウンサーが、「あと1週間ちょっとで3月になりますね」と言ってましたけど、万感こもってましたよ^ ^ 3月になると、いよいよ春がくるって気がしますもんね。この時期になると、あともう少しだな、と思います(^-^)/




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