開通前と後の道道444号線

444号線除雪前444号線除雪後
先日の吹雪が嘘のように、まぶしい青空になっています。初めて北海道に来た人には、毎日こんな猛吹雪に見舞われているんじゃないかと勘違いされるところでしたが、こんな風のないよい天気もあるんだよと言うことで、今日帰りの飛行機に乗っていただければ・・・と思います。まだまだ連泊される方たちは、これから遅れを取り戻して遊ばないといけないですね。

さて最初の写真は、昨日、まだ444号線が開いていなくて通行止めのときです。次の写真は、今朝撮った写真です。どれだすごい吹雪だったか、分かると思います。今日のお昼に久々テレビを見たら、吹雪で亡くなった人が何人もいたと言うことで、お悔やみ申し上げます。

サロベツも、無理をすればいつも死と隣り合わせです。我々は、分かっているのでけして無理をしないのです。雪が降らないところに住む人は、どうしても帰りたいから送っていって欲しいのにダメなんてひどいとか、迎えに来てくれないなんて冷たいとか、分からないから思うかもしれませんけど、それは本当に無理なのです。

今回、全国ニュースで放送されているようなので、改めてその危険性を理解してくれたかもしれませんが、やはり猛吹雪のときは、どこへも行かず家にいることなのです。

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2013年3月4日 | テーマ:サロベツの風景 | コメント(4) |

コメント

コメント

  1. ひぐま より:

    3月2,3日は超荒れ模様の天気予報だったのに、
    9名も死亡されて本当に残念です。

    でも、車での暴風雪時の事故の場合を考えると、
    きつい事を言いますが、皆さん分不相応、実力過信。

    携帯で救助要請?
    これで命が助かるでは、お粗末です。

    運転だけが、車を動かす最低限の能力ではありません。
    乗せた人の命を預かる覚悟はしなければなりません。

    冬季装備、WhiteOut時の対処法etc。
    タイヤ交換も出来ないのに、何人もの命を預かる。
    そして、直ぐに出掛けてしまう。
    やりきれません。

    3,4度書いて、消しましたが、書いてしまいました。

  2. なまら より:

    今回被害にあった人は「ああまた吹雪だな」程度の判断で出かけたのでしょう。慣れっこになっていたのが最大の惨事につながってしまった、という感じがしてなりません。それと天候の変化が比較的急であったことも要注意点です。隣家まで数百メートルという、内地では考えられないことも北海道特有の事故の要因だと考えられますね。気象データはその他の自然現象よりはかなり正確だと思うので、これらの情報を十分活かしていくこと、これが重要だと思います。

  3. なまら より:

    ところで左側の写真ですが、道路の積雪量は平均して5~60センチくらいでしょうか。ふわふわの雪で天候さえ良かったら、4駆でラッセルして進めるでしょうかね。今頃の雪は少し重いので無理かな?

  4. あしたの城 より:

    同じ北海道に住んでいる人でも、町に住んでいる人や田舎に住んでいる人、吹雪きやすいところに住んでいる人で、備えや考え方が違ってきますよね。亡くなった方が道東に集中しているということは、普段ここまで急速に天気が悪化する地域ではなくて、経験が乏しかったのだろうと思います。

    想像以上に急速に天気が悪化して猛吹雪になることは、サロベツではよくあることで、家に帰るのをあきらめて町に泊まることは、ちょくちょくあります。やはり何度も怖い目にあって、経験して、無理をしないという生き延びる術を覚えていくんでしょうね。正直に言って、明日はわが身だと思うのです。

    ちなみに、4駆でラッセルして・・・と言う話ですが、普通の車は無理ですねえ。お隣さんのような大きなトラクターにロータリーをつけたものなら、近所の人が片道4時間かけて行ったという話は聞いたことがあります。




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