突然の別れ
昨日は、いつもと同じような平凡な一日になるはずでした。ところが、朝ごはんの後片付けを始めようとしたその時、「Y君が牛舎で重体なんだ、すぐ来て」と言う電話が入り、日常は一変してしまいました。宿主はすべてを投げ出して、隣のIさんの家にかけつけました。
救急車が走り、宿主がその後ろを車で続いて走って行くのが見えました。私はもう仕事が手に付かず、連絡が来るのをただ待っているだけでしたが、1時間後にかかってきた電話は、Y君が亡くなった悲しい知らせでした。不慮の事故でした。
隣のIさんは、宿主がここで宿を始めるにあたり、すべての面で支えてくれた恩人でした。その息子のY君は、宿主がサロベツに来たときまだハイハイをしていた赤ちゃんでした。私たちが結婚するとき、中学校の制服を着て、ちょっと渡すには大人すぎるんだけど、とテレながら、花束をくれました。Y君の結婚式には、うちの息子が、花束を渡しました。奥さんと8歳から2歳までの4人の子供を残し、34歳の若さで、Y君は逝ってしまいました。
Iさん夫妻は、旅先で息子の訃報を受け取りました。いつも牛舎の仕事など大変だから、こんな時はゆっくりしておいでと、旅行に送り出してくれたそうで、急いでこちらに帰ってくるときのIさん夫妻の気持ちを考えると、切なかったです。
夜、地区の人たちがIさんの家に集まって、私も子供たちと行きました。事情がよく分からない無邪気な子供たちの姿が、余計にみんなの涙を誘いました。旅先から帰ってきたIさん夫妻にも、若奥さんにも、何をどう言っていいかわからず、さよならも言わず突然遠いところにいってしまったY君の前に座ると、涙しかでてきませんでした。
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留守番の日は野鳥を見て楽しむ
明日出かけたい用事があったので、今日は私がお留守番で宿主が外出。歩いて宿に着くお客さんがいたし、この時期になると問い合わせの電話もあるし、もう夫婦二人で出かけることはめったにありません。
暇なときは何気にテレビをつけてみることはあるけれど、最近はテレビなんぞ見ているより、双眼鏡で庭を眺めているほうが面白いです。
アカハラは毎朝やってきて、地面をつついています。カワラヒワがタンポポの綿毛を食べているのを見ると、「除草剤がかかっているので食べたらあかんで…」と胸が痛みます。ムクドリは、すぐ目の前まで寄ってきて、捕っている虫まで見えます。
枝が揺れているので見ると、ずんぐりした鳥がいました。この間教えてもらったシメかなあと思って、図鑑を見ると、イカルのようでした。道北には少ないと言うけれど、くちばしが黄色で印象的でした。飛んだあとで図鑑を調べると言うのは、短期記憶能力を試されているようですね。
昨日は野鳥を見に来たお客さんがいて、オオジシギのディスプレイを見たとか、ツツドリの鳴き声を聞いたとか、楽しそうに話していました。わざわざ本州から、飛行機に乗って見に来るのですから、家の庭で、ツツドリもオオジシギも見れるのは、いい環境なんだろうなあ。
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2009年5月28日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
薪ストーブ談議に盛り上がる
先日地区の花見の宴会がありました。地区の人以外にも酪農関係の仕事をしている人や業者や農協関係の人も来ていて、宿主は、薪ストーブを焚きだして1年と言う、今まさに薪ストーブにはまっている人と意気投合しました。
職種が違っていても、趣味が同じなら、初めての人でもすぐに盛り上がってしまうし、炎談議や、薪集めの苦労など、話題に尽きることはありませんものね。
今年から息子の担任になった先生も、炎が見える薪ストーブを愛用して3年目だそうで、家庭訪問のときは、是非うちの薪ストーブを見たい!と言っていました。
冬が過ぎて暖かくなり、火は入れて無くても、薪ストーブのそばに、人は集まるようになっているんですねえ…。
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2009年5月27日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
「とほ旅で行こう」最終的に
「とほ旅で行こう」に事実と異なるような記述があった点、以前筆者が訂正の記事を書いてシールを配布すると言うことで話は進めると書いたのですが、いろいろあって、結局私たちが一番望んだ形、とほのHPに「とほ旅で行こうの補足説明」をUPしてもらうと言うことで、落ち着きました。訂正シールは、配布しません。
振り返ってみると、自分たちがどうして筆者に怒ったのかは、私たちが対応したこととまるで反対の対応をしたかのように書かれた事でした。私たちがすぐさま抗議したとき、自虐ネタの情けない部分を強調するために書いたことで、悪意はなかったのだと筆者は言いました。
しかしお客さん相手の商売をしている我々にとって、交通の便が悪いことを出来るだけ送迎することで補おうと努力しているのに、そのようなことを考慮せず、自虐ネタの演出のために、筆者が意図的に事実を省いて書いたのは許せませんでした。とほと言う冊子は、何のために作られているのか、筆者は理解していないように思いました。
とにかく本が流通されてしまった今、何らかの形で誤解のないよう事実をきちんと伝えてもらいたい、と私たちは要望しました。原文を読んで何も思わない人もいるだろうし、そんなに怒ることもないと思う人もいるだろうし、怒ると宿にとってマイナスイメージになるのでは、と思う人もいるかもしれません。けれど、事実をきちんと伝えられた状態で、あれこれ言われるのなら、あきらめもつきます。
いろんな対処案が出されました。筆者は、どれかひとつと言うより、複数の対応をしたいというようなことを言いました。訂正シールの配布も、それが一番即効性のあるものですから、と言われました。
しかし、お金がかかったり(もちろん相手負担ですが)手間をかけたり、他の案もなんだか気が進まなかったので、結局私たちが最初に望んでいた、とほのHPに「補足説明」を載せてもらうと言う形で落ち着きました。今はもうネットの力が良きにつけ悪しきにつけありますから、とほを買った全員が見ないにしても、HPに載せてくれれば、それでいいと思いました。
人は誰でも、人を傷つけるためにしたのではないのに、結果的にとても迷惑をかけてしまうことはあります。でもそのあとの謝罪と誠意こそがとても大切なのであって、こうしてとほのHPにお詫びの言葉が載った今、私たちはしっかり筆者の謝罪を受け止め、納得の上、この話は終わりにしたいと思います。もう何も言いたいことや、やって欲しいことはありません。
心配してくれた方々や、お忙しい中、いろいろ対処を考えてくださった、とほ運営委員の方々に、感謝いたします。自分たちのやるせない気持ちを「宿をやっている立場として、本当によく分かるよ」と言って聞いてくれたのは、うれしかったです…。
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2009年5月26日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
タンポポの除草とプランター作り
今日はうって変わって良い天気となりました。運動会が一日ずれていたら、良かったのにな~。
宿主はタンポポに除草剤を散布しました。芝はイネ科で、イネ科には害を与えずに、イネ科以外の雑草を枯らすという除草剤があるそうです。除草剤の入ったタンクを背負い、タンポポに狙いを定めて散布していました。
うちのタンポポは、除草剤をまかれてタンポポ地獄絵図になっておりますが、サロベツの大地に咲くタンポポの風景は、今日「花と風景」にUPしました。
私は、地区の環境整備の一環として、プランター作りに出かけました。樽型のプランター4個に、10種類ぐらいある花の苗を、好きに選んで植え、自宅で育てると言うものです。
私はベコニアばかり選んで樽に植えました。去年初めて育ててみて、意外と育てやすかったので。あとは余った苗で赤のサルビアを6株もらいました。私は青のサルビアが好きで、赤のサルビアって、今まで植えたことがなかったのだけど、こういう機会に普段植えないものを、植えてみよう。
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2009年5月25日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
震えながらの運動会
今日は中学校の運動会でした。朝はまだ雨が今にも降り出しそうな曇り空で、気温はなかなか上がらず、昼前でも11度しかありませんでした。大阪なら、真冬に運動会をやっているようなものですね。
親たちは、がっちり服を着込んで、上着も着て応援していました。子供たちは、おそろいのTシャツをクラスごとに作っていましたが、長袖体操服の上に着たりしていました。
うちの息子は長袖体操服を着ず、そのまま半そでTシャツ姿で、「早く家に帰って風呂入って温まりたい」なんて言っていました。そんなに寒いんなら、やせ我慢せずに長袖体操服着てよ~。
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明日の整地は延期
朝からしっかりと雨が降っています。水道代が高くなった今となっては、芝生にとって、適度に雨が降ってくれるのはすごくありがたい。
でも今日雨が降ったおかげで、明日窪地に土を入れる予定が、土を取る現場がぬかるんでトラックが入れなくなったとかで、1週間先に延期となりました。6月になれば手伝ってくれる酪農家の人も仕事が忙しくなってくるだろうから、来週は晴れてくれればいいなあ。
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2009年5月23日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
庭の整地をするための下準備
笹を刈って見晴らしが良くなった目の前の牧草地は、タンポポで一面黄色くなっています。宿主と同じく、酪農家にとっては雑草なので、このように黄色くなっているのは嫌なことなのだけど、景色を楽しむには、こっそり喜んでいる私です。
今度の日曜日に、花壇の裏の窪地に土を入れ、整備することになりました。昨年笹を刈ってすごく環境が良くなったので、このまま庭造りのプロジェクトを続行です。
今日は土を入れる前に、笹を刈り取って捨てました。けっこう広いスペースが、また芝庭になる予定です。原野に面した部分の木は、切りません。切り倒すと風当たりが強くなってしまうので、木が生えている部分まで笹を刈って自然と土を入れて、整地しようと思います。
写真はいっぱい撮っているのでブログ以外にも、「宿主の小物大物」シリーズでこの模様をUPします。乞うご期待!
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2009年5月22日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
サロベツにタンポポ咲く
気温もようやく上がってきて、2~3日前からタンポポが咲き出しました。見晴らしが良くなったベランダ前からも、目の前の牧草地にタンポポが黄色く咲いているのが見えるし、宿の庭にもタンポポが咲いています。
こうして写真に撮るには、新緑の芝、もしくは牧草地に、黄色いタンポポが一面に咲いているのは、すごく絵になるのだけど、芝生を大事にしている宿主にとっては、タンポポはにくき雑草です。
私がタンポポの咲いている宿の写真を撮るのを待って、宿主は芝刈りを開始。昨年は除草剤をまかなかったけど、今年はタンポポを枯らす除草剤をまくそうです。う~ん、まあ、しゃあないなあ。
昨年に比べ、ネズミの被害が少なかった花壇は、パンジーとチューリップがこんもりと咲いています。雪の下で一冬越したからこそ、パンジーやビオラも、大きな株になっていっぱい花を咲かせています。暖かな日差しを浴びて、何の鳥が鳴いているのかなあ~?と思いながらパンジーの花ガラ摘みをするのは、とても平和な気分です。
でもまあ、旅行者の皆さんにとっては、宿の芝や花壇の花より、原生花園の開花情報が気になることでしょう。利尻は見えなかったものの、強い風も収まったので、今日は原生花園に行き、その模様を「花と風景」にUPしました。私としては、今のところは、例年並みに野の花たちは育っているような気がするのですが…。
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シマアオジが来たかな?
宿主が原生花園の前を車で運転していると、腹が黄色い鳥が前を横切って、それがシマアオジだったような気がするといっていました。知り合いの牧場主の人も、シマアオジを見た、と言っていました。
運転しながらの情報なので、確定は出来ないけれど、もうシマアオジがきても変ではない季節ですし、今年も無事、サロベツにやってきてくれたのなら、うれしいなあ、と思います。
野鳥好きなお客さんに影響されて、私も宿の庭に来る鳥を気にして見るようになりました。昨日は、お腹がダイダイ色の鳥がいて、宿主に聞くと、「アカハラ」と言う答えが返ってきました。こうして少しずつ、鳥の名前も覚えていきたいなあ、と思います。
今日の夜は中学校運動会の応援旗作りに行って、帰ってきてビールを飲んで、宿主と盛り上がる話題もあり、私にしては珍しく、遅いブログの更新です…。
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シマアオジ2009年5月20日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
水道代気にしつつ庭の整備を進める
昨日は待望の雨が降りました。水道が豊富町の管理になってわずか一ヵ月半で、昨年1年間に払った水道代の3分の一になり、茫然自失です。
この一ヵ月半は、ゴールデンウィークにお客さんがチョロっと来たものの、6月や7月、8月の人数には遠く及びません。1年を通すと、水道代は2倍になるどころか、4倍になりそう。
今までが安すぎたと言われれば、確かにそうなんですけどねえ…。もう芝生に水はやれないなあ。
と言いつつ、宿主が水をまいているのは、先日笹を刈ったところに芝生の種をまいたのでした。道路横の元からある大きな花壇裏のくぼ地に、土を入れて整地して、芝をまく計画も進んでいます。
笹を刈って、土をならして芝生にすれば、本当に今まで以上に広々とした気持ちの良い空間が出来ると思うけど、日照りのときに芝が水を欲しがっても、なかなかやれないのが、宿主にとってつらいだろうなあ。
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2009年5月19日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
ワインを置くことにしました
長らく宿主の好みで、アルコール類はビールしか販売してきませんでしたが、お客さんの勧めで、ワインも試しに置いてみることにしました。信頼のおける神戸のワイン専門店Vin du 268 さんから、ワインを4種類、送ってもらいました。
ワインは、「サンタアリシア メルロー」(赤)2200円、「パヌール ピノ・ノワール リザーヴ・オーク・エイジド」(赤)2800円、「レ・ジャメル ソーヴィニョン・ブラン V.d.Pドック」(白)2800円、「ヴィラ・マリア シャルドネ プライベートビン」(白)3000円で、販売します。
コンビにでは500円ぐらいからの安価なワインが売られているし、それを持込で宿で飲んでもらってもいいけれど、あしたの城で置くことにしたのは、お客さんとワインショップ店長が自信を持ってお勧めするという値段の割りに非常に品質良く美味しいものです。
ワインは一本売りで、グラス売りは出来ないし、果たしてどれだけ出るかな~?という気はするけれど、何でも試しにやってみるのはいいことだと思うので、とりあえず3本ずつ12本仕入れました。売れなかったら、私が飲んじゃえば良いだけの話なので!
そんなことで、ベランダで風景を見ながら飲むもよし、夕食のときに、または夕食のあとに、みんなと割り勘して飲むもよし。ワイン屋さんに、どんどん追加注文できれば良いけど。
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今日も寒いなあ
風が強く今日も寒い一日でした。箱入り娘(花の苗)たちは庭に出さず、寒さに強いのは風除室で、弱いのは出窓におりました。
こうして大事に大事に育てても、一度庭に植えてしまえば、どんなに季節はずれの寒さがやってきても、大風が吹いても、サロベツのこの大地で、生き抜いてもらわなくてはなりません。
そうそうそれは、このワタクシが、サロベツの地で踏ん張っているように…(^_^;)
と言いつつ、自分は朝から薪ストーブを焚いた暖かい部屋でぬくぬくとしております。いろいろしなければならないことがあるのだけど、新型インフルエンザだとか、民主党の代表選だとか、ニュースをダラダラ見ていました。
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2009年5月16日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
風の冷たい晴れた一日
昨夜気温が0.7度まで下がったところまで見て寝ました。そのあと何度まで下がったのかなあ。今日も風は冷たかったけど、昨日よりは気温が上がりました。
結局雨は降らず、宿主は芝生に水をまきたそうでしたが、日曜日にはまた雨が降ると言うし、気温が低いうちは肥料焼けもしないということで、今日は芝生に水遣りは我慢です。
ヘルパーOBが遊びに来てくれたので、宿主は野菜の苗を買いに行きがてら、ヘルパーOBと稚内に出かけました。私は留守番で、午前中花壇に堆肥を入れて耕しておりました。
風は冷たくとも、動いていればけっこう暑くなって、日差しを浴びて、気持ちの良い労働でした。ここのところ、ゴジュウカラの鳴き声が聞こえなくなって、ちょっと寂しいです。スズメと巣穴の争奪戦をして負けてしまったのかしらん。
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2009年5月15日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
雨を待つ…
真夏日になったかと思えば雪が降ったり、最近北海道各地では、気温の上がり下がりが激しいようですが、サロベツは平均して13~4度の気温が続いておりました。
でも今日は!めっちゃめちゃ寒い。昼間の気温は7度足らずで、いつもは昼間、外に出している我が家の箱入り娘(花の苗)たちは、外には出しませんでした。山間部では雪が降ると言う予報も出ているだけに、まだサロベツは、これでも暖かいのかしらん…?
天気予報では雨が降るとのことだったので、昨日宿主は芝生に肥料をまきました。雨が降れば、芝生に非常に良くきくのだけど、今日は雨がぱらっと降っただけで、お湿り程度にもなりません。「水をまく」と宿主が言うので、「明日まで待って雨が降らなければにして」と私は言いました。
芝生の面積は広大、水道代はこの4月から2倍!私も宿主と同じく「雨降れ~」と切に願っております。果たして今日、これから本格的に降ってくれるかなあ。
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2009年5月14日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
そばにいるだけでいいのだ
ふと気がつくと、一生懸命笹の根っ子取りをしている宿主の横で、のんた君が寝ております。それが日差しの中で、ごろんと横になって長々と、気持ちよく寝てるんです。
これは写真を撮らないと!と思って急いでデジカメを取りに家へ帰り、戻ってくると、のんた君はもう起き上がっていて、「寝て!さっきみたいに寝て!」と心の中で叫んでも、もう寝てはくれなかったのでした。
「あ~のんたも、手伝ってくれたらなあ!」なんて宿主は言うのですが、のんた君は、芸をしなくても、手伝いをしなくても、ただそばにいてくれるだけでいいのです。たとえ一生懸命宿主が働いている横で寝ていたって、かまわないのよ。
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2009年5月13日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |
庭仕事をする
去年作った花壇は取り除いて芝生の種をまき、家のすぐ前に花壇を作る予定でしたが、家のすぐ前に花壇を作ると言っても、芝生をはがすのに宿主は抵抗があったようで(もちろんはがした芝生は、再生利用するのですが)結局、家の前には花壇を作らないことにしました。
昨年作った花壇、景色を分断してしまうような気がするのは、花壇ブロックが違和感を与えているからではないかな、と言うことで、花壇ブロックを取り除き、今年は花を植えてみることにしました。
それでも花のために景色を分断しているように見えるのなら、来年は本当に花壇をやめて、芝生を植えてみようと思います。一度芝生を植えてしまうと、はがして花壇、と言うのは、なかなかやりにくいので、とりあえず1年様子を見ようと思います。
東側の笹も刈って、芝生を植えることにしました。今まで笹の部分はあきらめていたような感じでしたが、昨年思い切って笹を刈って芝生を植えると、すごく広く感じるし、思ったよりも笹の侵食に悩まなくていいようなので。ま、こんな感じで、少しずつ進歩しているつもりのあしたの城の庭です。
夜は、PTAの集まりで中学校へ行きました。昼間肉体労働をしたので、疲れて眠かったです…。
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2009年5月12日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
ビニールハウスを建てる
今日は出かける用事があって、2週間ぶりに(!)家の敷地から出ました。私道入り口を通るのも2週間ぶり!小さな湿地には、ミズバショウとリュウキンカが華やかに咲いておりました。
ヤマザクラなんかも咲いていて、木々は新緑が出始めているところもあります。車で走っていると、ビニールハウスを建てている人や、畑をおこしている人もいて、のどかな風景が広がっていました。
夕方家に帰ってくると、我が家もビニールハウスが建っておりました。留守番をしていた宿主が、建てたのでした。手間隙を考えると、野菜は買ったほうが安いけれど、無農薬で新鮮な野菜は、安心して美味しく食べれるものね。
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窓にぶつかったのかな
出窓においてある苗を庭に出そうとしたら、出窓の下にゴジュウカラがじっとしているのに気がつきました。まばたきしているので、死んではいないようです。窓にぶつかって、脳震盪を起こしているのかもしれません。
のんた君はわりと近くにいて、くつろいでおりましたが、ゴジュウカラにはまだ気がついていませんでした。気がついてくわえでもしたら大変なので、のんた君を風除室に閉じ込めて、宿主に「ゴジュウカラが落ちてる」と言うと、宿主が飛んできました。
宿主は中学生の頃ハトを飼っていたそうで、すぐさまゴジュウカラを手に乗せて、ちょっと嬉しそうにしていました。私はつつかれそうで、手は出せなかったな~。
のんた君やカラスにつつかれないように、木の幹に乗せました。しばらくして見に行くと、いませんでした。地面に落ちてもいなかったので、元気になって飛んで行ったのならいいけどな。
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2009年5月10日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
花壇の整地をする
このブログソフトで、lightbox2を組み込むときは、うまくいかなくて、何日か悩んだのだけど、自分でhtmlで書いている「黒ラブのんた君の部屋」には、昨日簡単に組み込めたので、今日の午前中は、トップページの小さな写真が大きく表示されるように、してみました。
そんなことより、ライブカメラはどうなったんだ?と思っている人は、きっといると思うけど、lightbox2よりはるかにややこしそうなので、もうちょっと、と言うか、かなり時間を下さいね(^_^;) 自分で理解してやらないと、何かトラブルがあったとき、対処できないので…。
午後からは、庭と駐車場の境目に作ってある花壇の整地をしました。そこは除雪の関係で、花壇ブロックを入れていないので、最初の写真のように、すぐに芝が進入してきます。
2番目の写真のように、進入した芝を取り除いて、耕して、しばらく置いておきます。サロベツは5月下旬まで、霜が降りるかもしれないので、耕したまましばらく置いておきます。取り除いた芝は、枯れた部分に移植します。
箸より重いものを持ったことがないので(25キロのキスリングは背負って山に行ったことがあるが)今日の労働は、疲れた!すごく美味しい、とっておきの白ワインを飲んで、今は酔っ払って、気持ち良くヘロヘロです♪
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2009年5月9日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
ゴジュウカラとクマゲラとタンチョウ
二日前は咲いていなかった水仙がどんどん咲き出して、花壇は春の色であふれています。花を見ていたら、すぐそばの林の中からゴジュウカラが盛んに鳴いているのが聞こえて、見ると、木のウロから顔をのぞかせていました。
持っていたデジカメで撮ってみたら…、後ろの木にピントがあっていて、ボケボケ!こんな写真をブログに載せることはないんだけど、最近はゴジュウカラがやたらと人懐っこく可愛いくて気になるので、記念に載せてみました。
昨日は最後のアイヌネギ採りに宿主が出かけました。そこでクマゲラが繁殖のときに鳴く「キョーン」と言う声を聞いたそうです。旧館の時は宿の前の林にクマゲラが来ていたそうです。こちらに移ってきてからは、クマゲラをまったく見なかったので、声だけでも聞けて、うれしかったんだとか。
そして最近、宿主はタンチョウがいるのを見て、お客さんもタンチョウが飛んでいるのを見ました。今年もサロベツに、タンチョウがやってきたのですね。私も見てみたいけど、最近家の敷地から、まったく出てないな~。
今日、のんた君の部屋をUPしました。このブログのように、lightboxで写真を大きく出来るようにしてみました。のんた君は顔が真っ黒なので(暗闇の中では、歯だけが白く光るのだけど)、写真が大きければ、少しは顔の表情が分かるかしらん…。
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2009年5月8日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
「とほ旅で行こう」に書かれなかったこと
本当に悩むところで、言いたいことは記者に直接言ったし、記者は全面的に認めて書き直すと言っているし、訂正の記事を見るまでは、あれこれ書くのをやめようと思っていました。そう言うふうに3日のブログにも書きました。
でも、訂正文がいつ出るか分からないし、「何に対して私たちが怒ったのか」きちんと伝えないと、今以上にいろいろと、「何に対して怒ったのか」誤解されてしまうのも、嫌です。黙っていると認めたことになってしまいます。なので記者を批判するために書くのではなく、誤解されないよう、書かれなかったことを伝えようと思います。
事前に記者から、宿の休館日が取材予定期間にないか、問い合わせがあったとき、私は「豊富駅に着く時間を伝えてくれたら、駅まで迎えに行きます」と言いました。すると記者は「公共の交通機関を使った旅というのにこだわりたいので、自分で宿まで行きます」と言いました。
羽幌方面から来ると言っていましたので、私は、「バスを乗り継いで来るのなら、冬季でバスの便は少ないし、くれぐれもよく時刻表を見て調べてこないと、宿に着けなくなるので、気をつけてくださいね」と言いました。
取材日が決まって正式な予約がきたとき、宿主が電話を取りました。私が「公共の交通機関を使った旅にこだわりたいんだって」と伝えていたので、宿主も「くれぐれもバスの時刻表を調べて、来てください」と伝えました。
当日、歩いている途中の記者が、宿に電話をかけてきたとき、記者は「本当にバスってないんですね」と言いました。あれほど時刻に気をつけてと言っていたのに…と内心あきれた宿主は「ちゃんと調べなかったのかい?」と言いました。そして、“公共の交通機関にこだわった旅”であると思っている宿主は、「とほ旅で行こう」に書いてあるような発言をしました。
買い物に出かけた宿主が、歩いている記者を見つけて「車に乗っていくかい」と声をかけましたが、記者は「歩いていきます」と言いました。
以上が、「とほ旅に行こう」に書かれなかった事です。
豊富駅から宿まで、バスの便が少なくて、冬は特に不便なのは事実です。だけどその条件の悪さを出来るだけカバーしようと、迎えに行けるときは、迎えに行くようにしています。それなのに、以上のようなやり取りがまったく抜けている状態で、「とほ旅で行こう」を読んだら、あしたの城について知らない人は、どう思うでしょうか…。
「宿の人は迎えに行きますよと言ってくれていたけど、自分は公共の交通機関にこだわっていたので、歩くことにした」と一言書いてくれていれば、そのほかの文面に対しては、私たちは、いろいろ思うことはあっても、記者に抗議はしませんでした。
気持ちが落ち着いた今、書き直すと言っているし、ことさらブログ上で記者を責めるつもりはありません。ただブログ上では、「何が書かれなかったため、誤解を招くような状態になっているのか」他の皆さんに知ってもらえれば、それでいいです。
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ベランダでくつろぐ
朝ごはんを食べるときは原野に霧がかかっていて、ほとんど何も見えない状態でしたが、7時半を過ぎて霧が晴れてくると、本当に気持ちよく穏やかな日差しがさしてきました。
朝の日差しの中で咲いている花壇の花を撮ろうと、デジカメを持って庭をうろうろしていたら、お客さんも庭を散策したり、ベランダに出てくつろいでいました。そののんびり感が良くて、おもわず写真をパチリ。
のんた君もやってきて、お客さんたちと一緒にくつろいでおりました。その様子は多分、今月の、「のんた君の部屋」のネタになるな。
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楽しく飲んでますよ♪
ゴールデンウィーク前半はさっぱりだったお客さんも、後半に入ってようやく来てもらえるようになり、ピークは昨日、今日はもう少なくなりました。でもお客さんたちと今、すごく楽しく飲んでますよ。
怒ったり、気を静めたり、いろいろだったけど、夜の飲み会では、結局お客さんにそんな話はまったくしませんでした。だってせっかく旅行に来て楽しくやっている人たちに、グチグチこちらから言いたくないし!
今日は気温も上がって、昼間ベランダにいると、とても気持ちが良かったです。出窓で育てている箱入り娘たち(花の苗)も、昼間は外に出しました。
箱入り娘たちとベランダにいると、野鳥の鳴き声がして、双眼鏡を持って鳥を探そうとしましたが、どこにいるのか、よく分かりませんでした。まだまだ修行が足りない…。
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「とほ旅で行こう」書き直すそうです
記者だけでなく、とほネットワークの運営委員の人ともやり取りがあって、今のところ記事を一部書き直して、シールにして配布することになりました。
もう製本となって宿に配送され、書店にもコンビニにも、配送されている今となって、その先々の人に、シールを貼る手間をお願いしないといけないことを考えると非常に気が重く、またいろんな流通先で、シールを貼ってくれるという保証もなく、私はそういう事をしなくてもいいと言いました。
でもそうすることが、記者にとって考えられる、精一杯の謝罪の気持ちなのだそうです。
製本されて世間に流通してしまった今、書くべき事実が書かれていないので、あしたの城について、まるで違う印象を読者に与えてしまっていると、世間に言えるのは、宿のブログ上でしかありません。しかし、このブログと言うか、ネットの危うさと言うのも、理解できます。
ブログに、記者が泊まりに来る前の段階のやり取り、当日のやり取りを詳細に書くことは出来ますが、今回は書きません。記者が書く訂正の記事を見た上で(もちろん配布する前の原稿の状態で見せてもらいます)どうするか決めたいと思います。
けして宿を良く書いて欲しいと言うのではありません。事実を書いて欲しいだけです。
人生最大の自制心でこのブログを書きました。記者や記事について、ブログにあれこれ書かなかった私と宿主の気持ちを、察していただければ…と思います。
そして最後に、ゴールデンウィークの営業で忙しい中、いろいろ対処を考えてくださったとほネットワークの運営委員の方々にも、感謝したいと思います。
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「とほ旅で行こう」を書いた記者に抗議する
今年度の「とほ」が発売され、昨日宿に届きました。今日になって、新しい「とほ」をゆっくり読んでみて、びっくりしました。最初に出ている「とほ旅で行こう」で、うちの宿にとまりに来たことが載っているのですが、きちんと事実を書いていないので、何も知らないでというか、読む人は全員が前後のいきさつを知らないで読むと思うのですが、誤解を与えかねない記事なのです。
とほの事務局に連絡し、抗議したい内容の旨を言い、どのような手段をとったらいいのか聞きますと、事務局が記事を書いた記者に連絡し、記者から謝罪の電話が来ました。
今年の「とほ」は発売されたばかりで、読んでいない人がほとんどだと思うし、何が問題なのか、知りたい人も多いだろうと思うけど、今私は夕食のときにビールもどきを何本か飲んでしまってアルコールが入っています。今日の出来事だし、まだ怒りは収まっていません。感情的にブログを書いてしまうかもしれない。
きっと今だって感情的に書いていると思います。このまま書くと必要以上に記者の人を攻撃的に書いてしまうかもしれません。だから一晩寝て、もうちょっと落ち着いて、アルコールが入っていないときに、時間があるときに、きちんとこの事について書きたいと思います。