今年もヒナは育ちませんでした
17日に生まれたアカエリカイツブリのヒナは19日に死んでしまい、20日に最後のヒナが生まれたと聞きました。しかしその後見に行ったお客さんは、ヒナには会えていません。気になったので今朝、行ってきました。
巣のそばには、放棄した卵らしきものが一個あります。親鳥たちは沖合を泳いでいました。双眼鏡でのぞいても、ヒナらしきものはいません。結局今年もヒナは、生まれて2~3日で死んでしまったようでした。ヒナをはっきり見れた人は、18日に訪れた人たちだけじゃないでしょうか。なかなか自然って残酷ですね。そして木道を占拠していたカメラマンたちも、だれ一人いませんでした。
つい先週まで大勢の人でにぎわっていた木道に、ポツンと一人立っていると、ここが本当に同じ場所かと思います。アカエリカイツブリの夫婦は、淡々と泳いでいましたが、もう誰も見ていません。ヤマドリゼンマイの茂みの中でオオジュリンが子育てしているようで、青虫をくわえていました。タチギボウシはいっぱい花芽を伸ばしてきています。こうして自然はめぐっていくのでした。
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アカエリカイツブリ2011年7月25日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
嬉しいような悲しいような
抱卵中だったアカエリカイツブリにヒナが生まれたという情報を聞き、さっそく見に行ってきました。3個の卵のうち、一個はダメになって、一個はヒナがかえり、残りの一個はまだあたためている最中だそうです。
ヒナは草の陰に隠れていて、ほとんど見えませんでした。餌をとりに行っている親鳥が帰ってきて、ヒナにえさを与えているとき、バタバタしているのを見ました。背中の上に乗っけて、泳いでいるところは見なかったです。
木道にはカメラマンがずらりと構えていました。気を使って通り抜けできるようにしようとしてくれる人もあり、ど真ん中に簡易椅子を置いて、ふさいでいる人もあり…でした。私が見ていたのは5分ほどで、通り抜けして沼の横をずっと歩き、ヤマドリゼンマイの独特の光沢の世界、これから咲くタチギボウシの花芽、そしてぐんぐん背を伸ばしてきているサワギキョウを見ていました。
アカエリカイツブリのヒナが元気に育ってほしいです。これからも見たいような、でも横で見ていていいもんなんだか…、複雑な気分。
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アカエリカイツブリ2011年7月19日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
アカエリカイツブリ
久々快晴の朝でした。ず~っとガスがかかったような、どんよりしている曇り空だったので、このすがすがしい爽やかな朝はとても嬉しかったですよ。ベランダでくつろぐお客さんに混じって、のんた君も、のんびりまったりしている様子がおかしかったです。
もちろん今日はカメラを持って出かけました。片づけが終わってからなので出発したのは11時過ぎ、もう太陽の光は真上からで、写真を撮るには良くないんでしょうけど、仕方ありません。
海岸で1時間ばかりいて、それから幌延ビジターセンターに行きました。木の枝に鳥がいたので、望遠ズームに取り替えているうちに、鳥はどこかへ…。自分でもおかしくなりながら、望遠ズームをつけたまま、ぶらぶら歩いていると、沼で水鳥が一羽、バチャバチャやっています。
図鑑でも見ていたので、これがみんなが見たがっているアカエリカイツブリだなあ!と思いました。アカエリカイツブリは、水にもぐって餌をとったり、羽ばたいたり、のんきに泳いでいました。
もっと見るのが大変な鳥というイメージを勝手に持っていたけど…。きっと今までも幌延ビジターセンターに来ていたとき見てたんだろうけど、自分が見ていて気に留めていなかっただけなんだろうなあ。
15枚ぐらい写して、何とか撮れているのは3枚ほどです。たしか連写も出来るはずだけど、設定の仕方をまだぜんぜん分かっていない私でした…。
「花と風景」更新しました。
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アカエリカイツブリ、幌延ビジターセンター2009年7月12日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |