キノコは見るが手は出ない…

原始砂丘林でののんた君きのこ…  夜から雨だと天気予報では言っていたけれど、朝ご飯を食べているときは雲一つない快晴でした。原生花園や、下沼のヒシクイの写真を撮りに行ってもいいなあ、と思うのだけど、そこだとのんた君は連れていけません。原始砂丘林へ連れて行くと、のんた君がすごく楽しそうにはしゃぐので、結局はのんた君のうれしい顔を見たくて、砂丘林へ行きました。

 今日も車で海岸からの出入り口から入りました。今まで未踏破だった部分を行き、これで砂丘林の中の遊歩道をほとんど歩きました。今年は遊歩道の整備をずいぶんしたようで、倒木が横に片づけられて、かなり歩きやすくなっていましたし、道もわかりやすくなっていました。長沼も水がたっぷりあって、相変わらずきれいでした。

 ところで歩いていると、キノコをいっぱい見ました。うちのシイタケが豊作だったように、猛暑の影響で今年はマツタケとかキノコ類が、例年の2~3倍でているんですってね。うちのシイタケは好きで、毎日食べても飽きないのですが、さすがにこういうところにあるキノコは、おっかなくて、写真で撮るだけにしました。

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2010年10月15日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

原始砂丘林へ行く

長沼シイタケを干す  風もなく澄んだ青空が広がり、白い雲が青空にアクセントをつけて漂っています。こんな日は、もう出かけるしかありません!海側から入る原始砂丘林へ行くことにしました。

 砂丘林への出入り口は、宿から遠いので、車で行きます。のんた君は尻尾を千切れんばかりに振って大喜び。でも車に自分で乗り込めないのです。本当は、飛び乗れるんだろうけど、車にはお尻を持ち上げて乗せてくれるものと思い込んでいます。ああ、なんて甘やかしちゃったんだろう。

 砂丘林の中には2時間ばかりいました。この模様は多分明日、「花と風景」にUPしますので、ここで詳しく書くのは省略しますが、本当に長沼はきれいでした。やっぱり写真を撮るには、お天気が良い日に限るし、それは住んでいる人の特権です。

 いつもは、帰りの舗装道路でバテテしまうのんた君ですが、今日は舗装道路の部分は車での行き帰りでしたので、じゅうぶん元気なまま家に帰ってきました。ベランダには、いっぺんに採れすぎて食べきれないシイタケを、宿主が干してありました。

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2010年10月7日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

コマドリ、カッコウ、フクロウの鳴き声

原始砂丘林の沼キビタキ??  今日も快晴で、空の青い色がなんともいえませんでした。もちろん利尻もきれいで、幌延ビジターセンターのあたりに行ってみようかなあ、と迷いはしたのだけど、結局、原始砂丘林北側へ行ってきました。

 「虫が出てくると、もう行けなくなる」と言うのが、原始砂丘林へ行った理由でしたけど、虫は出てきていました。蚊にも刺されて、次回行くときは軍手、虫除けスプレーが必要だなあ、と思いました。まだ、蚊に刺されまくり…、と言うほどではなかったです。

 鳥の鳴き声も盛んにして、偶然撮った写真、のどやお腹が黄色く輝いていたので、キビタキじゃないか??と思うのですが、どうなんでしょう。違っていたら、誰か教えてね。コマドリも盛んに鳴いていました。

 砂丘林を出て家に帰ってくる途中、カッコウの鳴き声も聞きました。カッコウが鳴くと、もう霜は降りないよ、農作物を地植えしていいよ、と言うサインです。先週は寒かったので、ようやくこれで暖かくなるのかと思うと、嬉しかったです。最近夜になると、ふくろうが来て鳴いています。昨夜も「ボウッボウッ」と大きな声で鳴いていました。

 今日のライブ中継は、疲れて庭にへたり込んでいたのんた君の中継です。利尻もきれいだったけど、どうもWEBカメラではきれいに捉えていないみたい。宿主がのんた君のボディチェックをしている様子も最初の方に写っています。

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2010年5月30日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |

久しぶりの外出先は原始砂丘林

倒木の下をくぐるのんた君利尻と芝生とビオラ  ギョーザの種はタップリあるのに皮がなくなってしまい、そのほかの仕入れもかねて宿主は稚内へ買い物に行くことにしました。その前に!午前中に砂丘林へ行きたいと私は言って、久しぶりにのんた君と遊びに出かけました。まだ葉っぱが出ていないので、林の中は明るく、水をタップリたたえた沼、湿地は、葦の芽が出てきていていました。

 先日お客さんが「ミズバショウやリュウキンカがいっぱい咲いていた」と言っていましたが、そんなでもありませんでした。それで、普段はそんなに魅力的でもないので、最近行かなくなってしまっていた別のコースをお客さんが行ったのだなあ、と思いました。魅力的じゃないと思ったコースも、1年に一度、今の時期だけ、ミズバショウやリュウキンカが華々しく咲いて、輝いているんですねえ。今日は時間がなくて行かなかったけど、じきにまた、そのコースへも行ってみたいと思います。

 砂丘林を歩いていると、色んな野鳥の声がこだましていて、歩きながら、「鳴き声だけのCDじゃなく、鳥の映像付きのDVDを買おう!」と決心しました。最近、DVD再生機を買ったので!帰ってきてさっそく通販で注文しました。

 「のんた君の部屋」も「花と風景」もUPし、ライブ中継をするためのパソコン(宿主の将棋パソコンです)の健康診断もし、ギョーザから一日だけ開放されて、今日はなかなか充実した日でした。

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2010年5月15日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

クマゲラの食痕めぐり

クマゲラの食痕 お客さんがクマゲラの食痕を見たいというので、仕事がひと段落した後、おにぎりを持って原始砂丘林へ行きました。こんなに早い時期に砂丘林へ入ったのは久しぶりです。雪解け水で湿地や沼の水位は高く、まさに湖水群をぬって行くと言う感じでした。

 2年だか3年前に見つけたクマゲラの食痕は、もう古びてしまっていましたが、その付近には、新しく出来た食痕があちらこちらの木にありました。今日は風も強くて寒くて、鳥の鳴き声も少なく、沼には水鳥が少しいる程度でした。でもこんなに食痕を見つけると、確かにこの付近はクマゲラが現れるんだろうな~、と想像すると、ワクワク感がありました。

 ぐるりと回って3時間程度、11時に出て2時に帰ってきました。お客さんが少ない時期なら、のんびり歩けるけど、まだゴールデンウィークで忙しい時期であれば、やはり2時には帰りたいと言う気持ちがあって、ちょっと早足で回りすぎて、お客さんにはせわしなかったかな?

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2010年5月3日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |

クマゲラを見た!

クマゲラ あれほど自信満々に「不具合の箇所はここだ!」と言っていた宿主、そこの部品を換えてもエンジンがかからず、今朝は奈落の底に落ち込んでいました。そんな宿主を尻目に、私はのんた君と原始砂丘林へ遊びに行きました。なんとなく今日は、サロベツ原野の方ではなく、原始砂丘林気分でした。

 こうして何気に出かけた砂丘林で、思いがけずクマゲラを見ました。前々から見たいとは思っていたものの、今日はクマゲラのことなんてまったく頭になかったので、無欲の勝利と言うヤツですね。コーンコーンとハンマーで叩いたような、よく通る音が響いたとき、これはひょっとして?!と思いました。

 ちょうど細長い湿地の左側を歩いていて、見渡すと、右側の林の中にひときわ目立つ、皮がはがれた木を見つけました。そこから、コーンコーンと音が響いてきています。双眼鏡は持っていなかったので、持っていた望遠レンズに付け替えてカメラをのぞくと、黒っぽい鳥がいます。「やっぱり、やっぱり、クマゲラだ!」とちょっと興奮しました。

 じりじりと近づいて、写真もいっぱい撮りました。クマゲラは、キョーンと鳴いて、いったん飛んで「キョロロロロ」ときれいな声で鳴いて、そばの木に移りましたが、また戻ってきて、熱心に木をつついていました。

 のんた君は、突然私が立ち止まって、カメラを構えだしたので、そばでじっとしてくれていました。写真を撮りだすと、のんた君はうろうろせずに、そばで待っていてくれるので、本当に助かります。

 家に帰って写真を見ると、使えそうなのは、この1枚きりです。やっぱりそばに寄れないし、クマゲラにピントを合わせているつもりでも、手前の木にあっていたり、枝が邪魔したり、クマゲラがカンカン木をつつくので、ぶれていたり…。野鳥の写真を撮る人が、すごい望遠レンズを持っていたりするのも、分かる気がするなあ。

 図鑑を見ると、メスなんだろうと思う。もっと赤い範囲が広いと言う、オスも見てみたいな。鳴き声も覚えたし、きっとこれで、砂丘林の中で声を聞いても分かるな。

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2010年3月11日 | テーマ:野鳥や動物 | コメント(2) |

底抜けにびっくりした

ミズナラのトンネル沼  夏のシーズンの間は、昼間は出来るだけ電話番のために家にいる私ですが、もう当日予約も先の予約の電話も入らなくなった今は、糸の切れたタコ状態。今日は、ずいぶん前から行きたいと思っていた、海岸から入るコースで原始砂丘林へ行きました。

 入り口は、9月に調査に訪れた人たちから聞いていました。のんた君が機嫌よく歩けるのは3時間ぐらいなので、1時間半ぐらい歩いたら、海岸入り口まで戻ろうと思っていました。私にしては、北の奥地の原始砂丘林、用心しての出発となりましたが、今までで一番人の気配がした原始砂丘林でした。

 背丈の低いミズナラの風衝林を歩くのは初めてだったので、ミズナラのトンネルのようなところを通り抜けるとき、葉っぱがもっとおおい茂ったときに来たかったなあと思いました。砂丘林に入ってすぐの長沼は、とても感動的でした。普段、道々106号線をビュンビュン飛ばして稚内へ行きますが、そのすぐ横に、こんなにきれいな長沼があるなんて、どれほどの人が知っていると言うのでしょうか。

 しかし今回びっくりしたのは、人でした。今まで、砂丘林に入っても人に会わなかったのですが、今回、ついに会ってしまいました。5人ほどのグループの方でした。向こうは向こうで、のんた君が喜んで走りよったときに、一瞬「熊か?!」と思ったそうですから、向こうもかなりびっくりしたかも。

 また、まったくノー天気に歩いていたら、いきなりバッシャッと音がして、光り輝いたときは、心底びっくりしました。赤外線か何かで自動でシャッターが下りるカメラが、木に取り付けられていたのです。その後、そういったカメラは、3台ぐらい見ました。カメラを見て、そういえば、カメラが備え付けられていると聞いていたなあ、と思いました。

 のんた君とだけで原始砂丘林に入りますので、どれだけ長くいても、1時までには砂丘林から帰るようにしております。今日は、9月に沼の底の土を取って調査すると言っていた人たちが、調査したのはここかなあ…、と思う沼まで行って、そこでおにぎりを食べて、引き返しました。

 途中、クマゲラが開けた大きな食痕も見て、クマゲラの実物も見てみたいなあ!と思いました。この模様は、3日連続!「花と風景」にUPしました。

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2009年10月26日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

快晴無風で沼が美しかった

沼で遊ぶのんた君沼には異次元の世界がある?

  ぴかぴかの快晴で、おまけにまったく風がない、けちのつけようがないお天気でした。こういう日は、もちろん出かけないと。朝9時には家を出て、原始砂丘林の北側に入りました。先週息子と行ったのが、初心者コースなら、今日は中級コース、家から歩いて出て帰ってくるまでちょうど3時間のコースです。

 木々の紅葉は1週間前のほうが良かったけど、いかんせん今日は天気が良すぎで、沼のほとりに出ると、木々が沼に映ってそれが微動だにしません。水が大好きなのんた君が、ばしゃばしゃやって、乱してしまうぐらい。そう言う沼に映った風景を見ていると、沼の中に異次元の空間があると言うか、別世界がある感じがしますね。

 「花と風景」に、沼の風景を中心に原始砂丘林の様子をUPしました。

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2009年10月24日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

息子と原始砂丘林へ行く

原始砂丘林遊歩道ドロドロのんた君  下沼の葦原も気になる、でも昨日、砂丘林の紅葉を車から見てしまったからには、やはり優先順位は砂丘林、明日からしばらく雨が続くみたいだし…、と言うことで、今日は家でゴロゴロしている息子を引っ張り出して一緒に砂丘林へ行ってきました。

 人が風景の中に入っている写真を撮りたかったのだけど、インドア派の息子はぶつぶつ文句言うこと。やっぱり飛び跳ねて嬉しそうについてくる、のんた君だけが相棒のほうがいいなあ。ちなみに左側の写真の中に、森の妖精のような小さな息子の姿が写っています。

 南側の、私の中では初心者コースに息子と行きました。のんた君はいつも通り、沼の中に入ってばしゃばしゃやって、幸せそうでした。沼に入らなければドロドロにならなくてすんで、こちらも楽なんだけど、沼遊びがのんた君の一番の楽しみなんだから仕方ないな。

 「花と風景」に、原始砂丘林の紅葉の様子をUPしました。

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2009年10月17日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |

クマゲラの食痕

クマゲラの食痕 なんだか最近当日予約がまったく入らないし、お客さんも少ないな~、なんてため息モードになりつつありますが、お客さんが少なくて9時までに片づけが終わってしまう今こそ(!!)原始砂丘林へ行こうと、おにぎりを持って出かけました。

 先日お客さんと原始砂丘林へ行ったときは、時間の制約があったけど、今日は昼過ぎに帰ってきてもいいので、気が楽でした。防虫スプレーも持って、虫に対しては厳戒体勢で臨みましたが、意外と前回より少なく、今の時期でもけっこう原始砂丘林に入れるのだなあと思いました。

 今日は私が一番好きな周回コースを行きました。前回お客さんに見せてあげたいと思ったクマゲラの食痕も、無事見つけました。前回あと10分ばかり歩けば、見られたのですけどね~。

 そのクマゲラの食痕、同じ木の下の部分に、また開けられた痕が増えていました。新しいので、おそらく今年の春に開けられたものじゃないかなあ。木の根元には、木屑がいっぱい落ちていました。同じ木を、つつきに来るんですね。

 歩いていると、ドラミングの音が聞こえてきました。低音で、いつも庭で聞くドラミングの音より、かなり大きな音です。いつもは気にしないのんた君でさえ、立ち止まってドラミングが聞こえてくる方向を見ていました。

 もしかしてクマゲラのドラミングだったのかな??林の中を一生懸命見てみましたが、どこにいるのだか、さっぱり分かりませんでした。

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2009年6月18日 | テーマ:野鳥や動物 | コメント(2) |

原始砂丘林をお客さんと歩く

原始砂丘林何か飛んでるかな~?

 毎年鳥を見に来ているお客さんが、クマゲラの食痕を見たいと言うので、探鳥のお客さん二人とのんた君とで原始砂丘林へ行きました。私もこの機会に、いろいろ鳥を教えてもらおうと思いました。

 12時には息子を迎えに学校へ行かねばならなかったのですが、3時間あれば十分帰ってこれると思っていたところ、鳥の声を聞いたり探したりしながら歩く人と、普段自分が写真を撮りながら歩く速度は、まったく違うことを今回知りました。あともう少しでクマゲラの食痕があるところに着くんだけどな~、と思いながら、時間がなくなったので途中で引き返しました。

 天気が悪く、雨上がりのわずかな時間に行ったので、いつもより鳥の鳴き声は少なかったし、姿もあまり見かけませんでした。それでも、これがコマドリ、これはキビタキ、これはシジュウカラか、ヤマガラか…、と教えてもらいながら歩いて、とても勉強になりました。

 今の時期は蚊が多そうでどうしても敬遠していました。今日も蚊は出ていましたが、これくらいならまだ許容範囲、それよりも新緑に水をたっぷりたたえて、木立の合間に光る数々の沼が美しく、今度晴れたらもう一度、原始砂丘林に来てみようと思いました。

 以前原始砂丘林でのんた君がばててしまったことをブログで知っていたお客さんは、「のんた君大丈夫??」と声をかけておりましたが、のんた君は、お客さんも一緒で大喜び、泥だらけになりながら元気いっぱい走り回っていました。

 この模様は「花と風景」にUPしました。

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2009年6月13日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |



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