皆様良いお年を
吹雪いて町に出られなかったときのために、買い物は昨日のうちにすませていて、夕方にJRで来るお客さんを迎えにいけるかしらん…、と心配しながら寝ましたが、朝起きると、良い天気ではありませんか。スノーシューを持ってきたお客さんは朝からサロベツの丘に出かけ、昼からは温泉に出かけて冬のサロベツを満喫していました。
大晦日から元旦は大荒れの天気、交通障害に注意!と、さんざんニュースで言っていたので、本当は大晦日に泊まる予定だった人が、除雪応援の仕事が来るかもしれないので、申し訳ないけどキャンセル…、と言うことになり、また、お父さんが倒れて手術することになった、とか、お母さんの術後の経過がよくないので…、とかで、飛行機のチケットを取っていたのに、残念ながらキャンセル、と言う人も何人か出て、年越し離脱者が続々とでました。
おまけに車の調子が悪くて車屋サンに行き、昼過ぎにまだ新得にいる、との連絡をしてきた人もあり、その人だって今日は来れるかどうか、分かりません。もう今年はお手上げ状態です。
しかしまあ、こんなトシもあるさ、来年こそは良いとしになりますようにということで、今晩は忙しくなさそうだし心置きなく飲めるように、早めにブログを書き終えることとします。皆様良いお年を!
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2009年12月31日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
ゲームで楽しめたかな?
3連泊したお父さんと小学1年生の子供さん、子供さんは1人でDSをしていたので、我が家の息子に「DSの対戦相手になってやりや」と言うと、息子は、「一緒にゲームしてあげてもいいよ」と言っていたのですが、息子から声をかけるのも気が引けたようで、昨日、3連泊の最後の夜になって、私が声をかけて初めて対戦したのでした。
子供さんはすっかり喜んで、今朝も息子とゲームをしていました。今の時代、オセロや将棋が良くて、ゲームはダメ、と言うこともないであろうし、ゲームの時間を決めて、楽しんでくれたのならそれでいいような気もします。
そのあとは、部屋の中に薪を入れる作業、最近は息子と宿主と二人でやっているので、その様子を珍しげにそばで見ていました。一緒に薪を運ぶか??と言っていましたが、薪小屋の薪が崩れて小さな子がケガをしても大変ですし。
そうこうして父子は旅立っていきました。子供さんは楽しんでくれたかしらん。今日の夜は久しぶりにお母さんに会えて、甘えているかな。
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天気が心配だ
最近は、とにかく天気予報が気になります。「31日と1日は猛吹雪」と言う予報を見て、宿主と私は暗い気分に。もしかして、31日に来るお客さんは全員来れなくて、30日から来ているお客さん1人だけの年越しになるんじゃなかろうか??
しかしいつも、猛吹雪と言われながら、なんとかいつも年越しのお客さんが来るので、今回もきっとそうだ、みんな来れる来れると思いながら、今日も宴会料理の下ごしらえに精を出すのでした。
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お正月の準備は着々と
今年も黒豆を煮る日がやってきました。軟らかくなるまで煮て、火を止めて休まして、砂糖を半分入れて煮て、また休ませて、残りの砂糖を入れて煮て、最後にしょうゆを入れるという、一日がかりです。
といっても、煮ている間中鍋の横で見ているわけではないので、その横で、今日は南蛮漬け、マリネ、鮭フレーク、今日の夜の寿司用に調味料に漬け込み、アラは塩焼き、と鮭を正月用に一本料理しました。それ以外にも、コーヒーゼリー、肉団子、などなど。
昨日は紅白なます、田作り、のしどり、栗きんとんを作りました。のしどりや、肉団子は、冷凍しました。こうして、年末年始の準備は、着々と進んでおります。あとは本当に、天気が安定して、お客さんがみんな無事に来てくれて、無事に帰ってくれることを祈るのみです。
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2009年12月28日 | テーマ:食べ物 | コメントは受け付けていません。 |
真夏よりも暑い!
昨日は、ウルトラライトプレーンでサロベツ上空を飛ぶ飛行クラブの方たちの、年末総会&忘年会で貸切となり、寝るときは薪ストーブのそばで雑魚寝したい!と言うことで皆さん居間に寝ていました。一晩中薪ストーブに火が入っていたので、朝、居間に行くとものすごく暖か。
天気予報では吹雪くと言っていたのに、今日も天気が良くて(利尻は雲の中でしたが)、朝から居間に日差しが入っていました。なんだか暑いなあと思って温度計を見ると、室内の気温が29.8度になっていました。これは真夏のサロベツの気温より、はるかに気温が高い!外気温はマイナス3度ほどでしたが、部屋の中は汗ばむほどで、半そでTシャツでおられる方もいました。その後飛行クラブの方々は、原野上空を飛び収めをしていました。天気に恵まれて、本当に良かったですねえ。
吹雪くんなら、稚内空港に飛行機は無事着陸するだろうか?と思っていた今日のお客さんも無事到着され、本当に冬場は天気に一喜一憂するのでした。
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青空が目に沁みた
冬休みに入っていつもより遅く7時半ごろに起きると、朝日が差して樹氷がきらきらしており、思わず朝ごはんのしたくは娘に任せ、写真を撮りに外に出ました。
鼻がきゅんとなって、かなり気温が低いのが分かります。でも風がないので、それほど苦痛ではないのでした。利尻の見える方向は、霧が渦巻いていて、幻想的でした。そのときの気温はマイナス18度でした。
朝ごはんを食べた後、すぐにまた写真を撮りに出ると、霧は晴れていました。振り返ると屋根に積もった雪が落ちずにきれいに残っていて、青空の青さが目に沁みました。今の時期はだいたい曇っていて灰色の空が多いので、雪がいっぱい積もっている様子はよく見るけれど、青い空で写真を撮れるのは、そうそうないのです。
でもこの青空も、10時ごろには曇ってきて、どんよりしてきました。今日から毎日お客さんが来るので、これからひどい吹雪にならないで欲しいなあ、と思います。
今日撮った写真は、「花と風景」にUPしました。「花と風景」に載せた最後の家の写真、煙突から煙が出ていたら、最高だったのになあ。
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ダッチオーブンで初めて料理する
子規の三大随筆も残りの「墨汁一滴」を読みはじめ(時代が反対にさかのぼっているのは、墨汁一滴のほうが古い難しそうな書き方だったので、現代文章に近い読みやすそうな「病床六尺」から読み始めた)30年前の高校の教室の情景なども思い出していたのですが、それと同時に、僅か半年前のことも思い出しました。宿主が「安売りしていた!」と言ってダッチオーブンを買っていたことです。
ダッチオーブンをはじめて見た私は、「なんで鍋のようなものをオーブンて言うんだろうね」と言う感想を漏らし、宿主は「薪ストーブの上において調理すればいいんだ」と言って、薪ストーブが活躍する時期までしまいこんだきり、忘れていたのでした。
使用前の慣らしは宿主がていねいにやって、まずは、キャベツのベーコンのスープを作ってみました。普通の鍋でもできそうだけど、薪ストーブの上において煮炊きするのは、熱を逃がさないこのダッチオーブンがいいかもしれない。とろとろになったキャベツを食べながら、この冬はダッチオーブン料理を、極めてみようかなと思いました。
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2009年12月25日 | テーマ:食べ物 | コメントは受け付けていません。 |
クリスマスイブは唐揚げの日
子供が小さかった頃は、特別な一日であるクリスマスイブも、今は単にご馳走が食べたいと言うだけの日であります。ご馳走と言っても、唐揚げを作ってやるだけで喜んでくれるので、楽です。あとは宿主にビールを飲ませれば良い。
年賀状も出してしまい、本もほとんど読んで、クリスマスも終わると、いよいよ正月を迎える準備です。でも今年はお客さんは少なそう。雪があるときは吹雪の心配もあるし、カレンダーの並びが悪いときは、無理にお客さんに来てもらって、帰れなくなったら大変だし。せめて路線バスが朝夕の特急に合わせてあったらなあ、と思うけど、こういうところで営業をしているのだから仕方ないね。
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30年たって仰臥漫録を読む
今日は朝から晩まで、読書三昧でありました。というのも、「坂の上の雲」のドラマを見ていて、ふと、高校生のときに国語の先生が、正岡子規の話をして、病床で書いた日記の話をしていたのを思い出し、昨日図書館で三つの随筆を集めた本を借りてきたのでした。
授業で聞いたときは、さして読みたいとも思わず、その後30年間、まったく思い出さなかったのですが、「病床六尺」読み出すと止まらなくなり、今は「仰臥漫録」を読んでおります。先生が言っていた食べた献立をずっと書いてあるのは「仰臥漫録」の方だったのね。
子規の胸中や、献身的な母や妹の看護など、今読んであれこれ思うことは、高校のときに読んだのでは、思えなかっただろう。ああ、それにしても、脳の奥底に眠っている記憶が、ふあっと呼び戻されるときがあるんだなあ。
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野生の世界のドラマが?
昨日、朝ごはんを食べているとき、外の気温はマイナス13度、今日はマイナス3度でしたので、今日は10度も暖かくなった!と思いました。夜のうちにテンがやってきて、ベランダから家の中を覗き込んだようです。足跡がついていました。この前見たテンなのかしらん。
宿主と稚内に行って、帰ってくると、テンの足跡の横に、ネズミの足跡が増えていました。小さな足跡に、尻尾を引きずっている細い線もついています。そして、勝手口の近くに雪が掘れた跡と、赤い血の跡のようなものがついているのを見つけました。
のんた君は別にどこも怪我をしていないし、稚内へ行っている間に、野性の世界のドラマがあったのかな。家の中で留守番をしていたのんた君に、何か事件がなかったか聞いても答えてくれません。騒動があっても気がつかずに、のんきに寝ていたんじゃないかしらん。ウサギの足跡も家の周りについていて、夏よりも野生動物を身近に感じられるのでした。
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2009年12月22日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
雪は降り続く
19日は左の写真のように風もなかったので木立に雪がいっぱい積もっていましたが、昨日は風が出てきたので雪が落ち、地面に積もっていた雪も風紋ができて微妙なうねりができていました。毎年、お正月に雪はあるんだろうか?と雪の少なさを心配するところですが、今年は雪景色を楽しめるぐらいはありそうです。
朝のうち天気が良かったので、そろそろ正月の買出しに稚内へ行こうかという話もあったのですが、せっかく稚内に行くのに図書館の休館日では面白くないので、明日行くことにしました。明日も天気が安定していればいいけどな~。
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2009年12月21日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
サロベツ道北観光地図リニューアル
2~3年前から考えてはいた「サロベツ道北観光地図」を、ようやくリニューアルし、ついでに「大規模草地」「牧場の風景」「冬のサロベツ原野」「道北の温泉」「抜海港のアザラシ」も一挙にUPしました。
何年も前から写真だけは撮っておいたのを、秋になって暇になってきてから、観光案内を作ったり、作りかけでほったらかしたりで、ようやく最近仕上げたので、一挙にUPとなりました。
思い返してみれば、入門書を見ながらトップページと景色の1ページだけの、僅か2ページだけのHPから、あれこれコーナーを作って、よくぞここまで来たもんだ。もちろん、いっぱいページを作ることによって、ネットにあしたの城のクモの巣を張り、お客さんを絡めとろうと言う魂胆であるのですが♪
それにしても、天塩温泉のページがまだないのです。写真をまったく撮っていないので。子供たちが小学校低学年ぐらいのときは、冬になると毎週のように家族で行って、温泉につかってアイスクリームを食べて帰るというのが、冬の娯楽であったのになあ。そのうち行って写真を撮ろうと思っても、近すぎるから、かえってなかなか行かないのね。
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まるでクリスマスケーキの家みたい
夜のうちに雪がずいぶん降ったようでした。風が強いところなので、普段は風が建物に当たって渦巻き、建物のすぐ周りは地面が見えるぐらい雪がなくて、その周りに雪が壁のように積もったり、吹き溜まりができたりします。でも今日は、風もなく積もったので、木々にも地面にも、均等に雪が積もっていました。
のんた君の小屋は、まるでクリスマスケーキにのせるお菓子の家みたいです。のんた君の小屋といっても、もちろんのんた君は、それが自分用に作られた小屋だとは思っていないでしょう。のんた君は、どんなに吹雪いていても、雪が積もっても、私たちと同じ部屋で、のんびり寝ていますからね。
今日は宿主が、自分の除雪機で私道を除雪しました。のんた君は、いつも大喜びで、宿主の横について歩きます。一緒に2往復です。背中が雪で真っ白になって一緒についてくるのんた君ですから、宿主は自分が作った小屋にのんた君が寝なくても、文句は言いますまい。
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2009年12月19日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |
テンが庭先にやってきた
朝ごはんのお皿を片付けようと立ち上がったら、今まで見えていなかった窓の外が見えて、そこを小さな動物が歩いているのを見ました。最初は「ネコ?」と思ったけど、ネコじゃない。「テンだ、テン!」と思わず叫んでしまいました。
雪の上についた足跡は、時々見るのだけど、テン自体を間近に見たのは数年ぶりです。特にのんた君が来てからは、見ていませんでした。テンは、勢いよく走って出窓やベランダの前を横切り、自転車小屋の裏に消えていきました。
片づけをした後、なんとなく気になって外を見ていると、またもやテンが私道のところにいるのを見つけました。テンは駐車場や林の中をちょろちょろしました。その後のんた君の活動時間になって、のんた君が外に出た後は、もう姿を現しませんでした。のんた君は、テンが付けた足跡の上をにおいを嗅ぎながら歩き回ったので、テンの足跡はなくなってしまいました。
近所の奥さんたちの話だと、サロベツにはアライグマもいるそうで、物置に保管してあるとうもろこしや、かぼちゃを食い荒らされるときがあるそうです。食べ方に特徴があるので、すぐに分かるんだとか。野生のアライグマも見てみたいな。気性が荒いと聞くけれど。
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2009年12月18日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
除雪の話
風がやんだ分、マイナス5度の気温でも今日は暖かく感じられました。雪は深々と降り積もって、朝7時前ぐらいに、隣のIさんがロータリーをトラクターに付けて、除雪しに来てくれました。
この場所に移ってから除雪は隣のIさんが好意でしてくれていて、ここ数年は息子のY君がしてくれていました。でも忙しいときにわざわざ来てくれるのはY君に気の毒なので、宿主はできるだけ自分で除雪しようとしておりました。
5月にY君が亡くなって、宿主は「これを機に自立して、自分の除雪機で除雪をするから」と言ったのですが、Iさんは、「自分の家だって除雪しないといけないんだし、ついでにしてやるから気にするな!」と言ってくれていたのでした。
じぶんちの小さな除雪機でやると2時間、トラクターですると10分ほどです。どっぷり降ってしまった日なんて大変で、そんな日にトラクターのロータリーで勇ましく雪を跳ね飛ばしながら来てくれると、本当に助かるし、子供たちはズボズボ雪に埋まりながらスクールバスに乗りに行かなくてすみます。
昼前の列車に乗るお客さんを送りに行く前に、自分の除雪機で除雪しようと思っていた宿主は、しみじみと、本当にありがたくて、申し訳ないなあ、と言っていました。
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2009年12月17日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
吹雪で家から出ず
今日は稚内でランチ、そしてお天気屋でお茶のコースかな!と遊びに行く予定をたてたのだけど、あいにく天気はビュービューの吹雪き、二日前よりも天気は悪かったので、どこへも出かけず、家の中にこもっていることにしました。
薪が真っ赤に燃えて、ヤカンがシュンシュン音をたてている暖かな部屋の中で、雪がどんどん積もっていく様子を眺めているのは、お客さんには珍しくて楽しいもののようです。パソコンをしたり、年賀状を書いたり、「のだめカンタービレ」の再放送を見たりで、平和に一日は過ぎていきました。
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2009年12月16日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
時間がタップリある人にならいい
ヘルパーOBも来た事だし、かねてから行ってみたいと思っていた兜沼にあるミセスロビンソンに昼ごはんを食べに行きました。農家を改造したレストランです。食材にこだわって、ピザやスパゲティなどのイタリアンが美味しいとは聞いておりましたが、別の話…実際そこで食べたうちのお客さんが何組もいるのですが、料理が出てくるのが半端でなく遅い、2~3時間待つ…というのを聞いていたので、躊躇していたのでした。
今日は話が決まって10時半に、ピザ2種、スパゲティ、オムライス、全部大盛り(ジャンボサイズ)とメニューを電話で指定して、12時なら待たなくていいと言うので、その時間に4人で行きました。(息子は学級閉鎖でお休みしていました)
2階の個室に通されて、待つこと45分でオムライス以外の3品がでました。(45分は、待つうちに入らないんだろうか)みんなで取り分けて、うまいうまいとわずか10分で完食。そこから5分ほど待って、オムライスが出されると、それも5分でたちまちに食べてしまいました。なんだかガツガツしていて、私たちって本当に上品さに欠けるかも…。
それにしても、予約して待つんだから、予約しないで行くと、本当に2時間以上待つのかな。他に何も用事がなければ、個室にあったテレビを見ながら待てるけど(何故か部屋にあったベッド二つは、そこで寝て待っててもいいってことかな?)あれこれ観光したいお客さんが、じっと料理が出てくる時間を待つのは、つらいかもなあ。料理はとても美味しかったので、せめて予約した時間に料理が出てくるのなら、お客さんにもっと勧められるのに…。
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吹雪を楽しんでください…!
昨日吹雪く予定だったのが、今日に繰り越されたようでした。久々ビュービュー吹き荒れていて、今まで雪が少なかったけど、これから本格的に降りますよ!って感じ。
11時の列車で来るお客さんを迎えに行ったときが、一番吹雪いていたようでした。今日は迎えに行けたけど、もし迎えにいけなくても、昼過ぎのバスで来てもらえるから、11時の列車で来てもらえると、こちらも安心です。路線バスは大きくて少々の吹雪でも運行するし、いよいよとなれば、町の除雪車がバスの前を走るし、それでも駄目なときは、道路は通行止めになるので、あきらめるしかないと言う吹雪であります。
今日のお客さんは、ヘルパーOB、前に冬に来ようとしたとき、吹雪いて稚内空港に飛行機が降りられず、結局宿に来れなかった経歴の持ち主なので、吹雪には少々縁のあるお方のようです。お客さんは、「吹雪いていたら吹雪いていたで、年賀状を書いてるからいいも~ん」と言っていました。雪景色を見ながら、暖かい薪ストーブの前で、ダラダラ過ごすのも、また冬の楽しみ方なのであります。
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2009年12月14日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
年賀状に取り掛かる
週間天気予報では猛吹雪との予報でしたが、結局そうでもなくて、わりと穏やかな天気でした。宿主は展示台を居間に持ち込んで、オイルフィニッシュを塗っていました。おかげで居間がオイル臭い…。
私は、ついに年賀状を作ろうと決心し、この1年の写真を見ていました。今年は2種類のカメラで撮っているので、サイズがずんぐり型と横長型があって、色目も少し違う。そこがちょっと悩ましいところです。のんた君の写真はいっぱいあるのに、私の写真は一枚もないので、娘に年賀状用の写真を撮ってもらいました。
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なつかしの北アルプス
昼から「坂の上の雲」を見たのだけど、前回に引き続いて、タイトルバックに出てくる山が、とても懐かしいような、歩いたような気がして、気になってネットで調べてみました。北アルプスの小蓮華岳だそうです。
私は20年とプラスα年前に、白馬大雪渓から白馬岳、そして鹿島槍のほうへ縦走したので、小蓮華岳へは行っていないのです。でもあの稜線は、北アルプスの白馬岳周辺の稜線かなあ??と思っていたのがあたったので、すごく嬉しいような気がしました。
北アルプスだって、南アルプスだって、もう行ける事はないだろうけど、それだけにあの頃のことを思い出して、しみじみとしてしまいました。
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坂の上の雲久しぶりに快晴!
朝ごはんを作っていると、東の空が赤くなってきたので、例のごとく部屋の中から写真を撮ってみました。これで薪ストーブに火が入っていればよかったんだけど、まだ宿主は火をおこしていなかったので、ちょっと残念。まあ、これからもいろんなパターンを狙ってみます。
曇りがちだった昨日に比べ、今日は快晴でした。9時半ごろに原生花園に行くと、木道に積もった雪の上を、人が歩いた跡がついていました。私がいた30分の間にも、すでに来ている人や、調査できた人、パトロール中のおまわりさんまでがパトカーからちょっと降りて、利尻の写真を撮っていました。平日だけど、今日は本当に天気が良かったし、利尻もきれいだったものね。
このときの写真は、久しぶりに「花と風景」でUPしました。
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2009年12月11日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
晴れているときに稚内へ遊びに行く
10時前になって利尻が見えてきました。最近青空がのぞくことがあっても、利尻は雲の中が多かったので、久しぶりでした。
天気は安定していそうだったので、これまた久しぶりに稚内に遊びに行きました。稚内へ行くと言っても、行くところは、本屋、図書館、お天気屋です。前回行った時、息子が授業で習った「枕草子」に興味を持ち、もっと読みたいと言ったので、かなり前から読んでみたいと思っていた“桃尻語訳”を借りてきたら、息子に「かえって意味が分からん!」と怒られ、今回は普通の現代語訳を借りてきました。
桃尻語訳のほうは、私が現在読んでいる最中で、過激な注が面白かったりする。それにしても、「講師はイケメンに限る、よそ見しないでまじめに話を聞くから」なんて、千年たっても同じだな。「方丈記」「徒然草」も借りてきたので、週末天気が荒れるというし、薪ストーブの前でゴロゴロしながら古典を読んで過ごそう。あ~本当は、年賀状も書かないとダメなんだけど。
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稚内2009年12月10日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
今度は展示台製作中
小さな座卓はひとまず終わりで、現在は大物に挑戦していると聞いたので、作業小屋へのぞきに行って見ました。作業小屋は、ドアの前に雪が積もっていますので、今は横にある窓から作業小屋の中に出入りします。
額縁だの時計だの、売り物だと分かるような展示台を作っているのだそうです。夏場、薪ストーブの横に、薪を片付けたときに設置するんだとか。なんだか分からないけど、今は脚について悩んでいる最中だそうで、椅子に座って考えているほうが長そうでした。
のんた君は一緒についてきたのだけど、さすがに窓から中に入れないので、一人だけ仲間はずれにされて、窓の外に黙って座っていました。ワンワン吠えないところが、のんた君らしい。のんた君と庭でひとしきり遊んで、一緒に家に帰りました。
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2009年12月9日 | テーマ:手作り | コメントは受け付けていません。 |
サツマイモのジャム
たくさんサツマイモをもらったので、最近サツマイモの料理をよくします。我が家の定番は、息子が大好きなさつま汁、そして田舎煮です。今日は晩御飯にサツマイモのクリームシチュー、そしてサツマイモのジャムも作ってみました。
サツマイモのジャムは、ゆでたサツマイモをつぶし、砂糖と牛乳とラム酒を入れました。ネットでレシピを見ていると、レモンを入れるのがほとんどでしたが、レモンは我が家になかったので、代わりにあったラム酒を香り漬けにチョロッと入れました。サツマイモはつぶしただけで裏ごししていないし、砂糖の分量もいい加減なものでしたが、サツマイモ本来の甘みがあるので、ほんわり上品な味になりました。
晩御飯に作ったシチューは、サツマイモの黄色、にんじんの赤、そしてブロッコリーの緑がホワイトシチューの中で映えてとてもきれいでした。味もジャガイモのときと違ってほんのり甘くて、子供向きでした。
まだまだサツマイモはあるので、今度は久しぶりに薪ストーブで焼き芋を作ろうかしらん。びっくりするほど、甘くなるんだよね…!
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2009年12月8日 | テーマ:食べ物 | コメントは受け付けていません。 |
暴風波浪警報
昨日の夜、家族全員でドラマを見ていたら(「坂の上の雲」は土曜日に見ることにして、今は「仁ーJIN]のほうを、一台しかない一階のテレビで見ているんだよね…)宗谷地方に暴風波浪警報が出たとのこと。しばらく風のない天気が続いていたんで、一晩中風のうなり声が余計にすごく感じられました。
朝起きると、またもやあたりは真っ白になっていました。湿った雪でしたが吹雪模様。換気扇の蓋は風にあおられてバコンバコン言うし、ゴーゴービュービュー、風の音も相変わらず鳴り響いていました。
夕方になっても風は収まらず、のんた君は一日座布団の上で、トイレに行く以外は部屋の中でした。
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2009年12月7日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
雨でも嬉しいお客さん…
雨の音で目が覚めました。今の時期、雪ではなくて雨だと、今日は暖かいのだなあと思います。そして、釣りに来たお客さんは、「氷が解ける」と嬉しそうでした。そしていそいそと出発していきました。完全に氷が張ってしまうまで、今がイトウ釣りのベストシーズン、今週は暖かい日が続くと言うので、今度の日曜日もまだイトウ釣りが楽しめるかな。
雨が一日中降って、午後にはほとんど雪が解けてしまいました。めまぐるしく変わる風景です。今日は宿主にモデルになってもらいました。自分が作った座卓でお茶を飲みながら、原野を眺めている図です♪
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2009年12月6日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
窓越しに見る夕暮れの風景
最近凝っているのは、薪ストーブと窓の外の風景を一緒に写すことです。今日の一枚は、夕暮れの、雪が青く見える時分の頃に撮りました。うちのウリは宿からのこの風景なので、もっと雪がタップリあるときとか、新緑のときとか、広報用にいいのを四季折々、撮っておきたいなと思っているのでした。
今日のお客さんは、釣りに来たお客さんです。川が凍る寸前の頃が、イトウを釣るのにベストシーズンなんだそうです。でも朝はマイナス9度だったそうで、川は3センチばかりの氷が張っているのだとか。
明日の天気予報は、昼間雨になっていました。「雨だと氷が解けて、釣りができる」とお客さんは喜んでいました。あ~私には、とてもじゃないけどこんな冷たい雨に降られて、喜んで釣りはできないなあ。
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わずか2時間であたりは真っ白
サロベツの水位調査も無事終わり、次の調査地点へお客さんは旅立っていきました。連泊していた間、風はほとんどなかったし、雪もないし、雪が降ると言ってもはらはらと落ちる程度で、本当に調査が楽だったと言っていました。
宿主が作業小屋にこもっている様子を写真に撮りに行ったとき、庭には雪がない状態でした。のんた君も、芝生の上にいます。左側が11時40分ごろの写真です。それが、12時を過ぎる頃、雪が降り出しました。居間の出窓から外を眺めていると、見る見る間に雪が積もって白くなっていきます。
わずか2時間もしないうちに、あたりは真っ白になってしまいました。右側が2時ごろの写真です。昼前に花壇のパンジーの様子を見たのに、今はもう、真っ白な雪の下に埋もれてしまっています。劇的な変化であります。
天気予報を見ていると、日曜、月曜あたりはかなり荒れるようです。今まで風もなく過ごしやすかったので、きっと寒く感じるだろうな。調査の人たちも、次の場所ではきっと苦労するだろうなあ。
「のんた君の部屋」更新しました。
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2009年12月4日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
宿主、無視される
お昼に地区の婦人部役員会に行くと、気分転換に出た話題はドラマのロケの話です。私以外はみんな酪農家の奥さんで、農協婦人部で行った炊き出しの話しや、自分の土地をロケに提供した話など、いろいろ聞きました。
そこで夕食のときに、娘に「やっぱり阿部寛は、すごく背が高くて、テレビで見るより細くて、とても顔が小さかったんだって」と報告していると、横で宿主が「えっ、それって俺みたいじゃない。すらりとして、顔が小さいんでしょ」と口を突っ込んできます。しかし、私も娘もまったく宿主の言うことを無視。
「○○サンのお父さんもね、エキストラに出たんだって!」「そうかあ、もしかして、画面の端っこに出るかもねえ」と母娘で会話を続ける横で、宿主はなおも「背が高くって、細くて、小顔って、俺も阿部寛に負けていないな」とぶつぶつ1人で言っていました・・・。
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2009年12月3日 | テーマ:暮らしの中で | コメントは受け付けていません。 |
光のカーテン
厚い雲に覆われて、薄暗い一日でした。宿主は作業小屋にこもり、お客さんは調査に出かけていますから、昼間の居間は、私のものなんであります。
薪ストーブの前でゴロゴロ怠惰な時間を楽しんで、原野と空と眺めていると、厚い雲の隙間から日差しが光のカーテンのように原野にさしていました。なんだか光のカーテンを開けて、巨人が顔を覗かせそうな、ちょっと神秘的な感じでした。
都会のビルばかりの中では、巨人も妖精も存在しにくいでしょうが、サロベツにはまだまだそう言う不思議な世界が存在していそうです。
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2009年12月2日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
日差しが気持ちよい12月の入り
放射冷却というのか、今朝はマイナス5度まで気温が下がりました。でも風が全然なかったので、そんなに体感温度は低くはありませんでした。日差しが部屋の中に入って、のんた君は気持ちよく昼寝していました。
のんた君は宿主にくっついて作業小屋に入ることはあるのですが、削り屑は舞うは、機械の音はうるさいわで、のんた君はすぐに自分の部屋(つまり母屋の2階、プライベートルームですね)に帰りたがります。そりゃあこんな景色の良い広々とした部屋で昼寝できるのなら、それに越したことはありません。
昨日から水位調査でお客さんが連泊しています。世の中には、いろんな調査があって、それを仕事としている人がいるんだなあと、思うのでありました。
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2009年12月1日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |