北海道南西沖地震の時に泊まっていたお客さんが再泊
北海道南西沖地震の時にあしたの城で泊まっていたお客さんが、19年ぶりに泊まりに来てくれました。その時の話をお客さんがしてくれて、私も思いだしてきました。
当時私は娘がおなかの中にいたので、早めにプライベートルームに引き上げて静かに休んでいました。急にめまいがしたような気がしたのですが、それが南西沖地震の影響でした。でも居間でお酒を飲んで大いに盛り上がっていたお客さんたち(20代が中心)は、誰も地震があったことに気がつきません。おまけに確か、当時居間にはテレビも置いてなかったので、奥尻島が大変なことになっているなんて、誰も知りませんでした。
心配したお客さんの家族が何人か、安否を問う電話がかかってきたので、朝食の時、居間にいたお客さんに、「地震があって大変なことになっているから、大丈夫だよって家に電話したほうがいいよ」と言いました。それで、居間にいたお客さんは地震があったことを知ったようなものでした。
19年ぶりに来たそのお客さんは、電話をしようと思ったけど、玄関に置いてあった公衆電話には、ずらりとお客さんが並んでいたので、あとでいいやと思って電話するのが遅れたら、家では心配して大変な騒ぎになっていたらしく、電話した時には「もっと早く電話してこい!!」ってすごく怒られたそうです。
今ではいろんな通信手段があって、被災地では携帯がつながらなくても、周辺では瞬時に情報が伝わる時代、なんだか19年の時の差があるな~と、しみじみと思ったのでした。
キーワード
2012年6月30日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
珍しい夏のサンピラーと利尻の夕焼け
あれ、27日に「夕日」の更新をしたのにリンクを付け忘れているな、と気がついたので、改めて26日の珍しい夏のサンピラー現象をブログにも書こうと思います(^^ゞ
26日は、私はもちろん、宿主も見たことがないと言う不思議な現象が現れました。沈みゆく太陽から、光の筋が天空に上がっていたんです。太陽自体は下にあった低い雲の中に沈んだのですが、沈んだ後にまた太陽が浮かび上がったかのような、そしていつまでもそこに浮かんでいるように見えて、長いこと光線を出していました。
偶然名寄から来たお客さんもいて、「サンピラーだ」と言っていましたけど、サンピラーって、夏でも見えるのかな???と思っていました。その後新聞を読むと、道内各地でこのサンピラー(太陽柱)現象は見られたみたいです。
北海道新聞から引用すると「厳冬期の気象現象として知られる「サンピラー」(太陽柱)が26日夕、道内の広い範囲で観測された。サンピラーは、大気に含まれる氷の結晶が太陽光に反射して起きる現象で、冬場は地表近くで見られることが多い。26日は稚内や名寄、釧路、滝川、旭川などで観測。5千~1万メートルの高層にある氷結晶に光が当たり、その下層が晴れわたっていたため広範囲で見ることができたようだ。(中略)なよろ市立天文台は「真冬でも見られない見事なサンピラー。広域で同時に見られるのは珍しい」と話す。」とのこと。
こんな現象はきっと、そうそうあるもんじゃないだろうから、この先見れることはないかもしれません。利尻と一緒のサンピラー、実は27枚も撮ったんだけど、全部保存しちゃうことにしました。「夕日」にはそのうち3枚載せてます(^O^)/
キーワード
夏のサンピラー花壇に花苗を植える
前回、花苗売り場で気に入った花色の株の数が足りなくて、次世代の苗が育つのを待っておりました。2週間以上たったので、そろそろかなとバーベナを買いに行きました。ああだけど、色がわからないつぼみのほうが多くて、10株は買ったけど、残りの10株ほどは、また1週間後に買うことにしました。
第一世代の苗と3週間も差があるのを買うのですが、前回買った時から気温が低かったせいか、花壇ではそんなに苗が大きく育っていないし、今回買った苗のほうが大きいような気がします。きっと7月の終わりごろは、株の大きさに差は出てないかも。
キャットミントの色に合わせて、花壇もパステル調にしたんだけど、はたしてうまく育ってくれるかな~。今週に入ってようやく夏らしく気温が上がってきたので、一か月後が楽しみ。
キーワード
2012年6月28日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
風呂の残り湯を芝生にまく
先日の雨は焼け石に水といったところで、その後晴天続きですから、芝生の緑が回復する前にさらに茶色くなりつつあります。花壇にはさすがに水を毎日やりますので、花壇周りだけ芝生が青々としています。
最近は風呂の残り湯を芝生にまいています。毎日少しずつずらしてまいていて、やはりちょっとは効果があるようです。毎年雨の心配をしないように「人工芝にする」という案を言ってくれた人がいましたが(^o^)人工芝じゃあ宿主も会話のし甲斐がないかもしれません。なんといっても芝は宿主の数少ないお友達ですから!
これだけ毎日続くカラカラ天気にため息をついていますが、降りだしたら毎日うんざりするほど雨が続くんじゃないかと、それもまた心配です。…どっちに転んでも心配…物事はほどほどが良いですね~。
キーワード
昨日より10度以上気温が上がる
昨日の最高気温は15度、日差しは強いのに、空気は冷たくて外に出ると半袖では寒く感じるほどでした。普通内地では、家の外に出ると暑いのに、サロベツでは逆でした。それが一転して今日のお昼には26度まで上がっていました。最終的に何度まで上がったのかしりませんが、26度でこの夏最高の気温だそうです。ようやく夏が来たぞって感じです。夕日ツアーも寒くはありませんでした。その代り、蚊が出てきてますので、虫が苦手な方は、虫よけが必要かもしれません。
昨日撮った写真を「サロベツの景色」にUPしました。途中フェイスブックの「悩殺」コメントを読んでしまって笑殺!!笑ってしばらく仕事が中断してしまいましたけど!
キーワード
2012年6月26日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
エゾカンゾウの花色が悪いなあ
朝から快晴、利尻もばっちり、ということで8時前にはお客さんは全員出発しました。その浮き立つ気持ちは分かります!私も早くから仕事をはじめ、早くに終わらせて、サロベツ湿原センターや海岸に出かけました。
サロベツ原野もエゾカンゾウが咲いてきていますが、昨年ほどではありません。昨年のピークはまだあとに来ていたので、何とも言えませんが、花の量より、花の色が悪いのが気になります。白く干からびた感じです。なんかアップで撮る気がしません。雨が降らないのが影響しているのかもしれませんね。
利尻はとてもきれいで、海岸でも長く過ごしました。昼から出かける用事がなければ、もっと長くいたんですけどね…。
キーワード
エゾカンゾウ、サロベツ湿原センター2012年6月25日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
お客さんに合わせるのんた君
ふと気がつくと、お客さんが玄関に置いてあったリードをのんた君に付けて庭を歩いています。でもよく見ると、付け方がわからなかったのか、リードは首輪にゆるく巻きつけているだけなので、すぐにリードは外れてしまいます。だけどのんた君は尻尾を振りながら、まるでリードをちゃんとつけているみたいに、お客さんの歩く速度に合わせて、そばを歩いています。ああ、のんちゃん、あんたはホンマにええ子やなあ、と思わずにはいられませんでした。飼い主馬鹿ですなあ。
午後になって利尻がすごくきれいに見えてきました。湿原センターに偵察に行ってみると、エゾカンゾウも咲いてきてるんですが、カキツバタがいい感じです。明日も晴れたら、ゆっくり写真を撮りに行きたいなあ。
キーワード
これからはきっと例年並みの気温かな
朝には雨もやんでいて、宿主は「もうちょっと降ってもいいんだけどな~」と言いながら芝刈りをしました。芝生も雨不足で茶色くなっていたので、全然伸びていませんでした。雨で、緑の部分が少し元気になったような気がします。気温も例年並みの18度ぐらいまで上がってくれました。ガウラは少しばかり白い花が開いてきました。ガウラも乾燥に強いんだそうです。キャットミントに負けないぐらい、花を咲かして欲しいな~。
ヘルパーOBが4年ぶりに遊びに来てくれました。仕事を持って家庭をもつと、なかなかサロベツは遠くなってしまいますが、こうして久しぶりに会っても、なんか昨日の続き(?)のような感じです。どんどん偉くなって、自由に北海道出張を入れて、遊びに来てね~。
キーワード
2012年6月23日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
昼の気温は10度
お昼ご飯を食べながら、ふと外の温度計を見ると、10度しかないではありませんか。漠然と今日は寒いなあと思っておりましたが、「10度」という具体的な数字を見ると、ますます寒く感じてしまいました。
ニュースを見ていると、和歌山では川の氾濫で、家屋や田んぼが浸水して大変な被害となっているようですね。雨が降って欲しいところにはなかなか降らないのに、世の中困ったもんです。サロベツは、しょぼしょぼと雨が降りました。茶色くなっていた芝生が、ほんの少し復活してきているような気がするのは、欲目でしょうか。
原野のエゾカンゾウも咲いてきているようです。この雨で、花の色も鮮やかになるかな。
キーワード
2012年6月22日 | テーマ:サロベツの風景 | コメントは受け付けていません。 |
ベニマシコを見た
雨はやんだものの強い風で、野鳥を見に行かずに居間にいたお客さんが「ベニマシコがいる!」と言いました。私は朝食の準備を放棄(!)すぐに飛んで行って、双眼鏡でのぞいてみました。すると居間の真正面キャットミント向こうのイタドリに、ベニマシコのオスがいました。すぐ横にはメスもいました。
ここのベニマシコは、色がとても赤いね!とお客さんは言っていました。私は初めて見るので、赤いのか薄いのかよく分かりません。先日宿主が私道でベニマシコを見たと言っていたので、そのうち私も見たいと思っておりました。でもお客さんが教えてくれないと、絶対に分からなかったと思います。いろんなお客さんが来て、私の世界を広げてくれるので、とってもありがたいことです(^O^)
キーワード
ベニマシコ2012年6月21日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
笑っていいのか泣いていいのか
昨日のサロベツは相変わらず天気が良かったのですが、本州のほうでは台風による豪雨や避難勧告などで大変だった方も多くおられると思います。そんな方々には申し訳ないと思いながら、雨が降らずに芝生が茶色く変色しているうちにとっては、台風の雨が恵みの雨になるかもしれないと、思わずにはいられませんでした。
ああしかし、世の中は残酷なものなのです。恵みの雨になるかも!と思った次の瞬間、電話が鳴って「台風でフェリーが欠航になり、旅行がキャンセルになってしまいました…」との電話が相次ぎ、飛行機やらフェリーの欠航やらで、この週末3日間で11人ものキャンセルが出てしまったんです。
もちろん、キャンセルをした人に罪はないし、その人たちを責めるための話ではないんですよ。恵みの雨なのか、残酷な雨なのか!夕方から降り出した雨を眺めながら、複雑な心境なのでした。ということで、泣く泣くキャンセルされた皆さん、次回お待ちしておりますよ…(ToT)/~~~
キーワード
フェイスブックページ始めてみました
世の中で話題のフェイスブックといふものを、私もしてみんとて、するなり…
ということで、いろんなものを利用して宿のHPを作るのは大事かなと思うし、このあしたの城のHPを、便利に見てもらえるのも重要かなと思ったので、フェイスブックページを作ってみました。なによりも、フェイスブックをやっている人なら、写真を自由に投稿してもらえるのがいいなあと思いました。個人のブログやHPには、スパムの問題があるし回線速度の問題もあるので、一般の人から画像を受け取って表示するのにはためらいがあります。でもフェイスブックなら、安心のようですから。
ああしかし、一体どれほどの人がフェイスブックをやっているのでしょうか…。その中でこんな宿のページのファンになってくれる人はどれほどいるんでしょう…。おまけに自分自身がフェイスブックの使い方も今一つ分かっていないし、方針も定まっていないし…。
ただ、宿のこのHPも、初めてやりだしたときは、トップと風景写真のあるページと、わずか2ページで始めました。フェイスブックも少しずつ充実していきたいと思います。フェイスブックやっていない人も、見られます。やっている人は、どうか「いいね!」を押して、ファンになってくださいね。カスタマイズ好きの血が騒いで、変化していく様子を見てください…でも今はさすがに忙しくて、ゆっくりカスタマイズできないの…((+_+))
キーワード
「何もない」は、ほめ言葉ですから!
バイクのお客さんが「失礼ですけど、本当に何もないところですね」と言いました。「そうですよ、日本中で一番何もないところです」と胸を張りました。便利で、商業施設がいっぱいあって、何でもあるところと張り合おうと思うほうが間違っています。うちは「不便で、商業施設が全然なくて、本当に何もないところ」に魅力を感じるお客さんを呼びたいです。
そんな何もない宿の庭には、ブルーキャットミントが咲いてきています。こんなに雨が降らなくて芝生も刈れるのではないかと思うぐらいなのに、キャットミントは水を全くやらなくても、元気な奴です。
キーワード
刈り終わるのはいつ?
お客さんがぼちぼち来出すと、裏庭の雑草を刈りたくても、集中して一気にやってしまうことができません。本人は、新しく買ったフォルダーの付け心地の良さに刈りたいみたいですけどね。
見ていて思うんだけど、刈りだしたときの雑草の高さよりも、残っている雑草はさらに2倍ぐらい丈が伸びているような気がします。明日はまた用事があって刈れないと思うんだけど、残りもいつか無事に刈り終わるのでしょうか?
私は除草剤を塗った笹を毎日見ていますが、どうも効果があるような気がしません…。もっと除草剤を濃くしないといけないのかな。もうちょっと様子を見ないといけないのかしらん…。
キーワード
2012年6月17日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
夕日ツアーに参加したわんちゃん
宿の建物の中には入れることはできないのですが(のんた君も、プライベートルームのみで、お客さんがいるエリアには入りません)駐車場の車の中に泊まってもらえるのなら、わんちゃんは連れてきてもOKなのです。
ということで、昨日から連泊しているわんちゃん、すっかり慣れてしまって宿の庭を走り回っています。もう車の中に入ろうと飼い主さんが言っても、いやだと言って踏ん張っています。なかなかかわいいです。今日は夕日ツアーにも参加していました。砂浜を走り回っていました。わんちゃんも、サロベツの大地で、のんびり、のびのびできたかな!
キーワード
2012年6月16日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
28年ぶりの再会
数日前から宿主はそわそわです。というのも、宿開業2年目、34年前にやってきたお客さんが、久しぶりにやってくるのです。東京で会って28年ぶりの再会なんだとか。私も年賀状では写真を拝見していましたが、お会いするのは初めてです。
ということで、昔のように駅から歩いてくる!と言ってやってきたお客さんは、宿主曰く、ちっとも変っていないそうです。思い出話に花が咲いて、「あしたの城物語」に出てくるエゾコバエスープを飲まされた生き証人だ!と言っていました。宿主が盲腸になってバンコクから帰ってきたときに、空港まで迎えに行った話もしていました。
就職して、家庭を持って、サロベツは遠いところになっても、こうして忘れずに来てくれるのはうれしいことですね。
キーワード
2012年6月15日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
30年は我慢しすぎ?!
ブッシュカッターの負担を肩や腰に分散させるフォルダーを買って使ってみた宿主、あまりの楽さに「こんなことなら30年も我慢しないでさっさと買っておけばよかった」と言っていました。30年!それは我慢しすぎやったなあ。
作業の合間にのんた君とくつろぐ宿主、普段の口の悪さとは対照的な仲の良さです。その宿主が寝転がっている芝生は、日照りで茶色く変色してきています。今は採草のシーズンですし、旅行者の手前、雨が欲しいとは言えないのですが、ちょっと一雨、夜にでも欲しいところです。
キーワード
2012年6月14日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
広大な面積の雑草刈り
昨日サロベツ湿原センターから帰ってくると、宿主が裏庭の雑草を刈っていました。もともとはお隣さんがかぼちゃ畑にしていたのですけど、もう作らなくなったので、その土地を好きなように使っていいと言われていたのです。好きに使っていいと言われても、都会なら家が何十軒も建つ面積で、使いようがありません。せめて雑草を刈って、広大な風景がますます広大に感じられるよう、ベンチからまったり利尻を見てくつろげるようにしたいと思います。
てなわけで、ブッシュカッターで一日刈っても3分の1ぐらいで肩が痛くなってリタイヤ、今日は肩だけに負担がかかるフォルダーではなく、腰と肩とで支えられるフォルダーを買いに行っていました。あと二日かかれば刈り取れるかなあ。頑張れ宿主、労働の後のビールはうまいぞ。…私は足を切りそうなので、刃物類には手を出さないようにします(^^ゞ
キーワード
シマアオジを独り占め
利尻があまりにもきれかったので、サロベツ湿原センターに行きました。風がとても強かったからか、野鳥撮影の人は珍しく誰もいませんでした。でも!シマアオジはいました。全く鳥に興味のなさそうな観光客が二組いただけで、私は長いことベンチに座って、一人でシマアオジの鳴き声を楽しんでいました。ちょっと贅沢。一緒に撮った花の写真とを、「サロベツの景色」にUPしました。
午後から林の中のササの新芽に除草剤を塗りました。中腰になっていたので、とても腰が痛くなりました。本当は今日はいっぱいいろんなことがあったので、書くことはあるのですが、また今度ということで、もう寝ます…。
キーワード
シマアオジ居間は夏バージョン
朝の天気予報を見ていたら、なんと今日の最高気温は9度になっているではありませんか。6月も半ばでそれはないよ、と思っておりましたら、昼前には晴れてきて、気温も2ケタになりました。しかし風がとっても冷たかったです。
髪を切りに行って家に帰ってきたら、居間はすっかり夏バージョンになっていました。小さな屑薪を置いて寒いときはちょろちょろ燃していました。もうそういうのはきれいさっぱり片づけていました。海岸では、エゾカンゾウやスカシユリが、0.5部咲きぐらいに咲いてきていますから、もう寒さともおさらばしたいです。
キーワード
2012年6月11日 | テーマ:薪ストーブ | コメントは受け付けていません。 |
ビニールハウスの骨組みの中で露地栽培
花壇には先日近所の人にトラクターでおこしてもらった畑の土を、軽トラ3杯分宿主に入れてもらいました。軽トラで運ぶとはいえ、かなりの重労働です。どうもありがとう。宿主の愛の力?! いや、泡吹くものを先にド~ンと目の前に12本置いたのです。恐るべきはビールの力です。
この土の向こうにあるのが、ビニールハウスです。ビニールを取っていても、雪の重みで見事にへしゃげてしまいました。今年はビニールをかけずに、この骨組みの中で野菜を露地栽培するそうです。きゅうりなんて、ビニールをかけずに育つんだろうか??果たしてどうなることやら。
キーワード
2012年6月10日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
花苗をほぼ植える
丸い花壇に花苗を8割がた植えました。バーベナの気に入った花色の数が足りなかったのでどうしようかと思っていたら、1~2週間後にまた苗が育つというので、残りはそれまで待つことにしたのでした。最初は先に植えた株と差がついてしまうけど、ひと月もしたら、そう変わらないでしょう♪
81本も植えることになる丸い花壇、まだみんな小さな苗だし、白妙菊やブルーサルビアもたくさん植わっているので、まだまだ華やかさに欠けるけど、7月や8月が楽しみです。あ~これで季節に追われる仕事が終わりました。
キーワード
お互い苗を植える
あれもこれもしたいと思うのに、なんだかんだと時間ばかりが過ぎてさっぱり進まずです。今年はたっぷりあるはずだった冬の時間がなかったからなんでしょうか。
カッコウの鳴き声にせかされて、ようやく花壇の土台作りが終わり、今日は少しばかり花の苗を植えました。衝動買いしていしまったガウラ、サロベツの風に耐えられるんでしょうか…。
宿主も野菜苗を植えていました。ビニールハウスの骨組みが雪の重みで壊れたので、今年の野菜は露地栽培にするそうです。はたして露地で育つんでしょうか。シカに食べられそうな予感…。
あれもこれも…、と思いながら、今日稚内へ行ったついでに本を借りてきてしまいました。やっぱり寝る前は本を読む時間を作らないと。
キーワード
2012年6月8日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
稼ぎ頭はのんた君
昨日犬が苦手なお客さんがいたので、今日来たお客さんに「犬は大丈夫ですか」と聞くと、「私たち獣医学部ですから、大丈夫です!」とのこと。そりゃあ犬が苦手だったら大変ですね。「のんた君に会いに来るのを楽しみにしていたんです」とも言っていました。先日、うちだけに二泊しに来たお客さんも、宿泊の決め手は「のんた君!」と言っていました。いまや宿主よりものんた君のほうが稼ぎ頭かもしれません。
キーワード
2012年6月7日 | テーマ:黒ラブのんた君 | コメントは受け付けていません。 |
上を見上げるどころでなかった人
金星の太陽面通過がありましたが、みなさんのところでは見られたんでしょうか。サロベツは雨が降りそうな曇天で、全く太陽の位置は分かりませんでした。岩盤を軽トラに積んで運び出して、そのあとに畑の土を入れてと、今日は宿主にもいっぱい手伝ってもらって花壇の作業をしましたので、上を見上げるより地面ばかり見ていました。
もう一人、きっと上を見上げるどころではなかったと思われるのが、歩いてきたお客さんです。宗谷岬から沖縄まで歩くそうで、今日はまだ二日目。もう足がボロボロで、本当につらそうでした。豊富駅まで迎えに行ってあげて、明日はまた豊富駅まで送って行ってあげてスタートです。
「こんなに大変だとは思わなかった」というお客さんに、宿主はさっそく「やめたら!!」と言っていました。普通の宿のオーナーなら、励ましたり、歩くコツを教えたりするんでしょうけど、もう「そんなしんどいことはやめて、JRで回ったら」などといい、一緒にいたお客さんまで、「四国のお遍路さんをして終わりにしたら」「東京から沖縄行きの船もあるよ」と面白がって言っていました。
もちろん、お客さんのキャラを見極めたうえでの発言です。1週間も歩けば、体ができて今日ほどしんどくはなくなるから、とフォローもしつつ、「自転車を買って自転車で回ったほうが楽だぞ~、お尻は痛くなるけど」などと、言うのでした。私は、明日は幌延まで行かずに豊富温泉にしたほうがいいんじゃない?、とアドバイスしました。はたして彼は沖縄まで行けるんでしょうか。宿主のチャチャ入れに負けずに頑張れ♪
キーワード
天然BGMを聞きながら頑張りました
花壇の下にある岩盤を取り続けて2週間、やっと今日終わりました。宿主は最初に一日だけやって、きりがないと言ってやめました。あとは私が一人で執念で取りました。
毎年やらなければならないのなら大変だけど、一回やっておけばもうやらなくて済むし、ずっと岩盤があるから花の育ちが悪いのかなと思わなくて済みます。
岩盤を掘っている間、頭上では鳥の鳴き声が響いていました。キビタキは一度覚えてしまうと、一番頭上で鳴いている声でした。昨日は久しぶりに目の前に出てきました。うちに来る鳥で、一番きれいですね。カワラヒワや、アカゲラ、アオバト、ツツドリ、カッコーなど、天然BGMを聞きながら頑張りました。
そういえば宿主は、私道でベニマシコを見たそうです。お客さんも見たと言っていましたので、私も見てみたいです。
キーワード
2012年6月5日 | テーマ:畑と花壇 | コメントは受け付けていません。 |
月食はとても迫力がありました
今日は月食が見られました。ちょうど居間からサロベツ原野に上がってくる月を見ることができました。上がってくるときにはすでに欠けている状態ではありますが、月がものすごく大きく見えて、迫力がありました。夕日ツアーに行って帰ってきてみんなで牛乳鍋を食べましたが、食べながら時折月を眺めていい晩餐でした。
キーワード
スウェーデン語が堪能なお客さんがいたとはね
ホームステイしているフィンランド人O君を連れて、ご家族が泊りに来ました。O君は息子と一つ違いの高校生とは思えないぐらい、とっても大人びて見えます。でもやることは…、やはり高校生のあどけなさです。日本に来て10か月の間に、最初は全く日本語ができなかったのが、もう今では普通に会話しています。若いって、吸収力が早いんですね。
母国語のほかに、日本語、そしてスウェーデン語、英語の4か国語ができる!というので、すご~い!!となったのですが、たまたま泊まっていたもう一組のお客さんが、外大の出身、そして一人はスウェーデン語専攻でおまけにスウェーデンに留学までしていたというので、じゃあ二人でスウェーデン語で話をして!ということになりました。お客さんがスウェーデン語で話しかけると、O君はしばらく沈黙した後、「内容はわかるんだけど、もう言葉が出てこない」と日本語で答えました。
もうみんな大笑いで、じゃあ英語で話して!というと、O君は「英語は少しだけ」とまた日本語で答えて、じゃあ結局話せるのは、日本語だけかい!!と大騒ぎです。まさか語学が堪能な人と泊まり合わせるなんて、思ってもみなかったでしょうね。
ワイワイおちょくられてはいたけど、日本に来て日本語ばかりの中で一生懸命日本語を覚えていたら、スウェーデン語も英語もとっさに出てこなくなるのは仕方ないことだと思います。きっと環境が変われば、すぐにまたしゃべれるようになるんでしょうね。北海道弁のほかに関西弁も、しゃべられないけど言ってることは分かる、という我が家の子供たちとはレベルが違います。笑顔がチャーミングだったO君は7月にフィンランドに帰るそうですが、それまで北海道の暮らしを楽しんでください(^O^)
キーワード
2012年6月3日 | テーマ:民宿での出来事 | コメントは受け付けていません。 |
シマアオジがサロベツに今年もやってきた
利尻富士がとってもきれいだったので、雲が出ないうちに写真を撮ろうと朝の8時半ごろにサロベツ湿原センターへ行きました。そのときは、もうこんな時間だし、シマアオジを見ようなんて全く思っていなかったのです。
ところが野鳥を見に来たご夫婦がいて、シマアオジがいたんだ、と、とてもうれしそうに言っていましたので、見たいなと欲は出しつつ、ミツガシワの写真を撮っていたら、奥さんが「あっ、あそこにいる!」と教えてくれました。結構遠いところで、双眼鏡では見えるけど、自分のカメラで写真を撮るのは無理でした。
団体さんが来て、ちょっとうるさかったので、もう帰ろうかなあと思っていたら、また奥さんが「こっちこっち!」と手招きしてくれて、行くと比較的近くのブッシュで別のシマアオジがオオジュリンと並んでさえずっていました。今日は奥さんがいなかったらシマアオジは見なかったかもしれません。札幌から来たご夫婦だそうですが、どうもありがとうございました(^O^)/
稚内から来たという人もいて、その人も詳しかったです。まだ目立つ花が咲いていないのでカメラマンはあまりいませんでした。でも鳥だけ見たい人なら、今の時期は葉が茂っていないので、とても見やすいです。
キーワード
サロベツ湿原センター、シマアオジ2012年6月2日 | テーマ:野鳥や動物 | コメントは受け付けていません。 |
貝柱以外(!)のホタテが70キロ
近所の人から「ホタテをもらったんだけど、どうしようもないから引き取って」と言われた時は、てっきりホタテの稚貝が大量にあるのかと思ったのです。それだともらっても、すぐに小分けして冷凍して、食べる時に冷凍したまま酒蒸しにすればいいので楽ちんです。「もらうもらう!」と二つ返事で引き受けたんですが、軽トラで運ばれたものを見てびっくり。稚貝ではなくて、大人のホタテの、貝柱以外(!!)がなんと70キロ、3人がかりで運んできました。
貝柱以外でどうすんの??と知らない人は思うでしょうけど、ホタテの卵がついていて、それを外して食べなさいってことです。もちろんホタテのひももついてあるのですが、もう茹でてあるし、砂をかんでいるので、もったいないなと思いつつ、ひもは処分することにしました。
ということで、宿主と3時間かけて卵を外し、洗って砂を落とし、水を切って小分けして冷凍しました。70キロは正味20キロほどになりましたが、それでも大変な量です(右の写真はその一部)。今年の家庭料理メニューは、ホタテ卵の生姜煮が一品として付きますよ。