お盆を過ぎると夏は終わりに近く、湿原も秋の気配が漂ってきます

サロベツ原野と利尻富士

8月24日 サロベツ原生花園にて

内地では猛暑が話題になっていますが、サロベツでは反対に冷夏でした。札幌や旭川など30度を越す気温でも、 サロベツはたいして気温は上がらず、今日は蒸し暑いな~と感じたのは、お盆の4日間ぐらいだったでしょうか。

サワギキョウ

8月24日 サロベツ原生花園にて

久しぶりに快晴の今日、原生花園に行ってみると、季節は秋に向かって進んでいました。

ウメバチソウ

8月24日 サロベツ原生花園にて

サワギキョウは道々の水路脇に多く咲いていて、原生花園ではレストハウスそばに咲いています。木道をぐるりと歩くと、 ウメバチソウのつぼみがあちこちあって、花も咲いていました。

コガネギク

8月24日 サロベツ原生花園にて

ひょろひょろと茎を伸ばしているコガネギクも、これから咲き出すものが多いようです。

ネジバナ

8月24日 サロベツ原生花園にて

かわいらしいピンク色のネジバナも、あちこちにありました。 これは今が盛りで、少々くたびれた花も目に付きます。

ホロムイリンドウ

8月24日 サロベツ原生花園にて

ホロムイリンドウ、気の早いのがレストハウスのそばに出て来ています。

サロベツ湿原

8月24日 サロベツ原生花園にて

湿原の色も、かなり赤っぽくなってきました。

葦

8月24日 サロベツ原生花園にて

背丈を伸ばしてきている葦も、逆光の中、キラキラ輝いています。花が咲いていなくても、秋のサロベツが一番好きな私は、 これからの景色の移り変わりが楽しみなのでした。

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